市民社会川柳(2008)  
                   「笑い」「風刺」は昔から市民の武器でした。
                 市民社会のあれこれを、市民が楽しく詠んでいきます。
                                             過去の市民社会川柳 05年 06年 07年
                                 2008年市民社会川柳ベスト10(時事川柳の部・暮らし川柳の部)
349 演歌にはなぜか碁は出ず将棋出る(作 坂東行和 顧問)2008.12.31
      年忘れ・思い出の演歌を聞きながら。

348 怪しいと思わないからかかる詐欺(作 吉武三和子 市民研究員)2008.12.30
     少しでも怪しいと思ったら絶対振り込まない、などと言うのを聞きますが、そういう気を起こさせないの
     が詐欺の手口というもの。その悪知恵は脱帽ものです。

347 5時からが旬のスーパー鮨売場(作 坂東行和 顧問)2008.12.29
      1割引き、3割引きと、だんだん値段が下がり始める夕方。多くもない収入で暮らす庶民にとっては
      「買い時」という旬を迎えます。閉店前には半額になることが多いので、最もねらい目でしょう。

346 包丁研ぎに夫よ娑婆までちょっとだけ(作 吉武三和子 市民研究員)2008.12.28
     年末の料理づくりに、切れなくなった包丁はストレスです。こんなとき、亡夫はすぐ研いでくれたこと
     を思い出します。

345 ぎゅうぎゅうに締めてくしゃみで飛ぶボタン(作 吉武三和子 市民研究員)2008.12.27
     無理はいずれ破綻するもの。

344 百年に一度の不況にバカ政治(作 坂東行和 顧問)2008.12.26
      麻生首相がしきりに言う「百年に一度の不況」。まちに失業者があふれるこんな時に、よりもよって
      「百年の不作」の政治では、国民(在住外国人も)はたまりません。

343 盗まれた上に不注意叱られる(作 吉武三和子 市民研究員)2008.12.25
     振り込め詐欺にやられて。叱られるくらいならまだいいのですが、犯罪にあって、そのせいで普段の
     素行まであれこれ言われるのはよくあることで、二次被害のほうが深刻なケースもあります。

342 キャベツ切る嬉しや蟲の這い出づる(作 坂東行和 顧問)2008.12.24
      「青虫も人も食べたい無農薬」(2007年市民社会川柳ベスト10)。同じものを食べて生きる生物同士。

341 落選へ選者を恨む自信作(作 吉武三和子 市民研究員)2008.12.23
     @選者の力不足 A自信過剰、いずれかは判断が難しい。

340 お互いに年金歳暮はやめにする(作 吉武三和子 市民研究員)2008.12.22
     年末大売出しも盛り上がりません。

339 居眠りを予測前列避ける席(作 吉武三和子 市民研究員)2008.12.21
     前の席がいつも空くものですが、恥ずかしがりだからというばかりでもないのです。

338 姦通といえば浮気も暗くなる(作 坂東行和 顧問)2008.12.20
      日本では戦前あった「姦通罪」が韓国では生きています。離婚協議中の女優オク・ソリさんが、夫以外
      の男性と浮気したとして、
姦通罪で起訴された事件で、オクさんは姦通罪の違憲性を憲法裁に訴えま
      したが、08年10月に合憲判決、
12月17日、姦通罪(懲役8月、執行猶予2年)の判決が下りました。
    
 (聯合通信=時事) 儒教それともカトリックの伝統でしょうか?

337 クリスマス病棟静かに盛り上がる(作 松井真理子 代表)2008.12.19
     精神科の専門病院に勤めている息子の話。病棟にクリスマスの飾りつけをしたら、長年入院していて、
     ほとんど黙っているような患者さんでも、うれしそうな顔をして静かに喜んでいると。今は家族もいなく
     て誰も見舞に来ないけど、昔家族と一緒に過ごした楽しい思い出があるみたいだと話していました。

336 クビ切った人事課長もクビになる(作 坂東行和 顧問)2008.12.18
      派遣社員や外国人の首切りから始まり、次は正規雇用者へ。さぞ辛い立場だと思われる人事課長
      ですが、明日はわが身かもしれません。

335 パチンコもガラガラ世相を体感す(作 金 憲裕 副代表)2008.12.17
      久しぶりにパチンコに行ったら、いつもなら満員なのに、3割程度しか人が入っていないのでビックリ。
      対策として1円パチンコ(通常は1玉4円)も導入されていますが、とにかく景気が悪いそうです。

334 銃よりも怒りを見せて投げる靴(作 吉武三和子 市民研究員)2008.12.16
     イラクを訪問したブッシュ大統領が記者会見中に、イラク人のテレビ記者から「夫を失った女性や孤
     児、イラクで命を失ったすべての人たちのためだ」と靴を投げつけられたそうです。銃で撃つよりも深く、
     イラク人の怒りと悲しみがうかがえます。

333 刃物店菜切りへ住所氏名聞く(作 吉武三和子 市民研究員)2008.12.15
     刃物店に包丁を研いでもらいに行き、ついでに菜切り包丁を買いました。たかが菜切りなのですが、
     住所氏名を書かされました。包丁での殺傷事件も多い中、危険な物品として管理するらしいです。

332 賞与月封切りゃ解雇と書いてある(作 坂東行和 顧問)2008.12.14
      これほど先行き不安な年の瀬も、これまでなかったように思います。

331 一番のしあわせ布団に入る時(作 松井真理子 代表)2008.12.13
     大学生に「あなたが一番しあわせを感じるのはどんな時?」と聞くと、こんな答えが返ってきました。
     これは健康な証拠。高齢者などの中には「不眠症なのでちゃんと寝られるか不安」という人もいます。

330 派遣切り涙も血も出る人だもの(作 坂東行和 顧問)2008.12.12
     いすず自動車は派遣社員など1400人もの契約を打ち切り、ソニーはこれから1万6千人ものリストラを
     するそうです。

329 栽培の汗は知らずにみかん狩り(作 吉武三和子 市民研究員)2008.12.11
     できがよければいいほど、その裏にはうかがい知れない苦労があるものです。

328 腰かけて聞くお説教高齢化(作 吉武三和子 市民研究員)2008.12.10
     若い人は洋間、高齢者は和室と言われたものですが、高齢化もより進むと、足腰が弱って正座が耐え
     られなくなってきます。最近は和室の宴会も、椅子式でやるところが出てきています。

327 「鬱」の字が迷わず書ける変わり者(作 吉武三和子 市民研究員)2008.12.9
     活字で見ても、字画が多すぎて黒くつぶれて見えるのに・・・

326 当たったら殺されぬうちみんな寄付(作 吉武三和子 市民研究員)2008.12.8
     ある統計によると、宝くじで1等が当たるのは、交通事故で死ぬより確率が低いそうです。交通事故
     より、殺されるほうがもっと確率が高そうですから、いっそ全額寄付しては。

325 手術よりショック入歯を外される(作 吉武三和子 市民研究員)2008.12.7
     おしゃれな高齢者にとって、総入歯を外すほど嫌なことはないようです(顔の相が激変するので)。手術
     のときは、嫌でも外すことを命じられるので、手術よりそのほうがショックのようです。

324 小うるさいくらいは我慢パラサイト(作 吉武三和子 市民研究員)2008.12.6
     最近の大学生は、親元から離れてのびのび暮らすより、少しくらい干渉されてもいいから、食事、洗濯
     などを母親に世話してもらう暮らしのほうがいいと考える傾向が強くなっているようです。

323 クリスマス飾りつ予約す初詣(作 坂東行和 顧問)2008.12.5
     日本の師走の「宗教共生社会」。

322 冗談の中に小骨が混ぜてある(作 吉武三和子 市民研究員)2008.12.4
     市民社会川柳は小骨だらけです。

321 流行語だけが成果の前首相(作 松井真理子 代表)2008.12.3
     2008年の流行語大賞が発表されました。福田前首相の「あなたとは違うんです」がベスト10に入って
     います。本人は受賞を辞退されたそうですが、前首相の実績というと、この言葉しか思い浮かびません。

320 肩を抱き思い出語り「あんた誰?」(作 坂東行和 顧問)2008.12.2
     古希を迎えた同窓会の老友との交歓風景。

319 どの町もチェンジ飛び交う選挙戦(作 ポケヨン 市民研究員)2008.12.1
     十一月の晦日、県内では首長選やそれに関連した県議選等が有 りました。 閉塞感がただよう今、
     候補者の「チェンジ(または「変える」「変革」)」のスローガンが、どの町でもたくさん見られました。

318 シャンプー台どこが痒いと言われても(作 吉武三和子 市民研究員)2008.11.30
     「どこか痒いところはございませんか?」と言われるのですが、泡だらけの頭に指でも突っ込まない限り、
     特定の場所は指示できません。

317 名を入れぬポスターつくる選挙戦(作 松井真理子 代表)2008.11.29
     選挙運動ができるのは、市長選挙だと告示日から7日間だけ。それより前は、事前運動として禁止さ
     れています。このため、名前を入れないポスターやのぼりなど、脱法行為による事実上の事前運動が、
     日本の奇妙な選挙運動として定着しています。選挙運動が堂々とやれるよう、法改正が望まれます。

316 一畳の湯船至福の日を終える(作 吉武三和子 市民研究員)2008.11.28
      今のマンション暮らしになって一番よかったのは、お風呂が大きいことです。一日の終わり、一畳サイズ
      の湯船に手足を伸ばしてゆったり浸かるのは、至福のときです。

315 銀杏の翡翠の彩に臭い過去(作 吉武三和子 市民研究員)2008.11.27
      過去を知らない若い人も増えてきているようですが。

314 言い過ぎた昨夜の酒を悔いる朝(作 清嶋慶二 市民モニター)2008.11.26
      秋の夜の酒は静かに飲むべかりけり・・・

313 栗拾い解禁日にはイガばかり(作 清嶋慶二 市民モニター)2008.11.25
      これもまた市民社会の実態。珍しい山野草の情報は、一般には秘密にしておくともいいます。

312 常識を嗤う首相の非常識(作 坂東行和 顧問)2008.11.24
      「常識を欠く医者多い」との首相発言。「あんたに言われたくない」との声多し。

311 制服は論文総理はマンガ読み(作 松井真理子 代表)2008.11.23
      文民統制を逸脱していると批判の強い田母神氏の行動ですが、彼らはまがりなりにも論文を書いたり読ん
      だりしているのに対し、文民統制の最高司令官である内閣総理大臣がマンガを読んでいるようでは、制服
      組にバカにされてもしかたがないようにも思います。

310 踏襲はダメでも御名御璽は読め(作 吉武三和子 市民研究員)2008.11.22
      麻生総理が漢字が読めないと盛んに報道されています。「踏襲」を「ふしゅう」と読んだのを始め、 「未曾
      有」「頻繁」など間違ったそうですが、所信表明演説では、冒頭で「御名御璽」と難しい漢字を使いました。

309 川柳のネタ多すぎる麻生さん(作 坂東行和 顧問)2008.11.21
      定額給付金で火だるまになっていたかと思えば、KY(漢字読めない)首相と言われ、今度は医師の社会
      的常識不足発言などをめぐる大混乱など、次から次へと川柳ネタを提供してくれる麻生首相です。

308 宰相になるからバレた漢字力(作 松井真理子 代表)2008.11.20
     麻生総理が簡単な漢字も読めず、格好のマスコミの餌食になっています。総理大臣にさえならなければ、
     こんな恥をかくこともなかったでしょうに・・・。

307 すさむ世に年金テロまで現れる(作 奥村卓哉 市民モニター)2008.11.19
     年金に携わった元厚生事務次官夫妻が刺殺され、 別の元次官の妻が刺されるという一報が夕方飛び
      込んできました。 いろいろ事件が多い中、年金への不満が卑劣なテロまで生む国に日本はなったのか?

305 通販は届いてみればスゴくない(作 坂東行和 顧問)2008.11.18
      大げさなコマーシャルについ惹かれて買ってみると・・・(後悔)

304 早稲田では人・稲・麻も育ており(作 ポケヨン 市民研究員)2008.11.17
      大麻草が多くの大学キャンバス内まで拡大し、早稲田の杜まで汚 染しているようです。大隈 重信侯も
      あの世で嘆かれているのでは?

303 バラマキは結局税金忘れるな(作 奥村卓哉 市民モニター)2008.11.16
     世紀の愚策ともいえるバラマキ政策も、目先の現金をみれば喜ぶ人がいるから思いつくのでしょう。
     
302 ヘンな金受けとりゃ後が恐ろしい(作 坂東行和 顧問)2008.11.15
      二兆円ものバラまきは問題ですが、その後に控えている増税で簡単にカバーできる金額でもあります。

301 光あれ命もかけた変革(change)に(作 ポケヨン 市民研究員)2008.11.14
      暗殺が珍しくないアメリカで、身命を賭して「change(変革)」を訴えて大統領に立候補し、戦い抜いた、
      オバマ氏と家族に、それを支えたアメリカ国民や世界の人々に、 「光あれ」と願わずにはおれません。

300 二兆円で拉致被害者を還したい(作 金 憲裕 副代表)2008.11.13
      迷走している二兆円の定額給付金。バラまいて庶民のおかず代になるより、北朝鮮にとって二兆円
      は結構な額でしょうから、これをそっくり渡して拉致被害者を還してもらえないか、などと思う次第です。

299 歯がみんな抜けて生まれた日に戻る(作 吉武三和子 市民研究員)2008.11.12
      寝てばかりいたのが座り、次は立ち、何もなかった口に歯が生えてくるのが赤ちゃんの成育ですが、
      これと全く逆のコースを高齢者はたどっています。
    
298 長者から拘置所へ行く身の格差(作 坂東行和 顧問)2008.11.11
      小室哲哉氏。普通なら、たくさんのヒット曲で一生食いはぐれのない生活ができたでしょうに・・・。

297 不眠症会議の時は寝ています(作 吉武三和子 市民研究員)2008.11.10
     寝られないという人がいますが、心配することはありません。

296 マイカーで集う「鉄道守る会」(作 坂東行和 顧問)2008.11.9
      だから鉄道が守られないのです・・・。このような会場でカーボンオフセット募金をするといいかも。

295 自衛隊武器よりペンで自爆する(作 松井真理子 代表)2008.11.8
     田母神前航空幕僚長の「ぬれぎぬ論文」で、参議院が参考人招致を決めるなど波紋が広がっています。90
     人を超える自衛官の論文応募があったそうで、武器が使えないのでペンで欲求不満の解消を図っているよう
     に見えます。しかし今日の世界情勢の中で、このような主張は国益にも反し、自爆に終わるしかないでしょう。

294 オバマ氏で燃えるアフリカ若狭湾(作 坂東行和 顧問)2008.11.7
     アメリカの次期大統領に、アフリカ系黒人のオバマ氏が決まったことで、お父さんの出身国・ケニアでは沸き
     立っているとか。もちろん日本の小浜市も大喜び。世界の人々が平和に生きられる政治をお願いしたいです。

293 世界中に勇気をくれたYes We Can(作 松井真理子 代表)2008.11.6
     オバマさんが初の黒人アメリカ大統領に当選。政治を変え、社会を変えのは、結局一人ひとりの市民であり、
     市民の選挙権の行使であることを思います。それにしても、アメリカの自由な選挙を見ていると、主権者たる
     市民が主権者として登場できる選挙運動を異常に縛っている公職選挙法を、まず変えるべきだと思います。

292 捨てきれぬプライド余生を狭く生き(作 吉武三和子 市民研究員)2008.11.5
     どんなに会社の中で地位が高くても、地域の中ではタダの人。それがどうしても割り切れない人は、
     新しい世界を広げるチャンスを自分から失ってしまっています。

291 侵略は濡れ衣だよと退職金(作 奥村卓哉 市民モニター)2008.11.4
     また繰り返された歴史観に関する制服組トップの不適切な発言。 更迭されてもなお、自身の発言の正当
     性を主張し、防衛省は更迭=定年退職だと。発言内容を全く否定されることなく、退職金が出されます。

290 ひらめいた深夜の名句朝の駄句(作 吉武三和子 市民研究員)2008.11.3
     ありがちな話ではありますが・・・

289 うまし国「何食わせるの?」と新人類(作 坂東行和 顧問)2008.11.2
     野呂知事の目玉施策の「美(うま)し国・三重」。カタカナ語もわからないが、「美し国」「常若」などの漢字
     スローガンも?。三重県議会が58年ぶりに「美し国」予算を減額したそうで、波紋が広がっています。

288 「婆ちゃんの歌だね」あれはわらべ歌(作 坂東行和 顧問)2008.11.1
     今時のわらべは横文字入りの歌がお好きです。

287 痛み知る人のみが知るわが闘争(作 松井真理子 代表)2008.10.31
     四日市NPOセクター会議からの政策協定について、いろいろな意見が聞かれますが、従来のマニフェ
     ストが立候補者から一方的に与えられるものであるのに対し、市民の側から立候補者に政策提言して、
     実現させようという今回の行動の画期的な意味を、正しく理解した意見は少ないです。日々、社会の壁
     と闘っている人々には、何とかしてその壁を破ろうとする闘争を、理解していただけるように思います。

286 言いまわし所によって一時雨(作 吉武三和子 市民研究員)2008.10.30
     結局、傘を用意しておけということかと思います。

285 資産より見たい昔の通知表(作 吉武三和子 市民研究員)2008.10.29
     最近は安倍さんや麻生さんなど、首相といってもどうも知的な面で信頼できません。閣僚の資産公開
     が行われていますが、そんなものより、勉強がちゃんとできていたのかの方が知りたいです。

284 株式に縁なく猫と日向ぼこ(作 坂東行和 顧問)2008.10.28
     株式が2003年4月のバブル後最安値を更新、「歴史的な安値」と大騒ぎです。確かに大変なことなの
     でしょうが、株に縁のない者にとっては、別段どうということもなく、今のところは穏やかに暮らせます。

283 日本語を教えて自分がまず学び(作 奥村卓哉 市民モニター)2008.10.27
     SSK主催の日本語ボランティア養成講座に参加しています。 まだ2回を終えたところですが、日本語を
     教えることになって、改めて自分自身の怪しい 日本語を正さなければと思う次第です。

282 はいはいの行く先々にある不思議(作 吉武三和子 市民研究員)2008.10.26
     赤ちゃんの頃は、見るもの触るものがめずらしく、口をきき出したら、今度は「どうして?」の連続です。
     人はこんなに好奇心旺盛なのに、いつとはなく好奇心を失い、何を見ても無感動になってしまいます。

281 無医村をまず東京からなくしたい(作 坂東行和 顧問)2008.10.25
     東京の妊婦受け入れ拒否事件で、医師の絶対的不足が明るみに。あれだけ人がいる東京が無医村
     状態であることに驚かされますが、厚労相と都知事との批判合戦もいただけません。

280 居眠りが聞き耳立てる裏話(作 吉武三和子 市民研究員)2008.10.24
     2つのパターンがあります。@本題のときは寝ているくせに、裏話となるとちゃんと聞いているパターン。
     A居眠りしているふりをして、人の裏話は耳をダンボ(言い回しが古い!)にして聞いているパターン。

279 ワークより傾くライフ趣味の数(作 吉武三和子 市民研究員)2008.10.23
     最近は「ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)」が重要政策となり、働きすぎの労働環境の改善
     が求められていますが、中にはライフのみ熱心な人もいます。(例:釣りバカ日誌の浜ちゃん)

278 カニコーで初めて知った近代史(作 坂東行和 顧問)2008.10.22
     最近小林多喜二の「蟹工船」がブーム。若者たちが、自分たちの境遇と重ね合わせ、「カニコー」を合言葉
     に連帯しているそうです。日本史の教科書にはあっても、近代史はろくに教えられていないので新鮮か?

277 亡き夫に感謝一人という自由(作 吉武三和子 市民研究員)2008.10.21
     昔から「女やもめに花が咲き、男やもめにウジがわく」といいます。

276 メタミドジクロみんな化学に強くなる(作 吉武三和子 市民研究員)2008.10.20
     最近、ジクロルボス(有機リン系殺虫剤、冷凍餃子に混入)、メタミドホス(有機リン系殺虫剤、事故米に
     混入)、メラミン(中国製ミルクに混入)など、聞きなれない化学物質名が盛んに語られるようになりました。

275 校長の白い手袋御名御璽(作 吉武三和子 市民研究員)2008.10.19
     戦前の学校の式典では、校長先生が白手袋でうやうやしく教育勅語を朗読しました。それは、教育勅語
     が天皇が国民に語りかける文書であり、校長は戦前の神格化された天皇の代読者であったからでしょう。
     そういえば麻生総理の国会冒頭演説は、「かしこくも御名御璽をいただき」と異例の文言で始まりました。

274 十八は大人に入れぬ日本人(作 吉武三和子 市民研究員)2008.10.18
     内閣府が行った調査によると、日本人は大人になることの条件として、「自分自身で判断する能力を
     身につけること 71.1%」「精神的に成熟すること 70.7%」としていますが、いまの18、19歳の現状は、
     それぞれ20.2%、11.9%と考えており、18歳ではとても大人とはいえないというのが大勢のようです。

273 クラゲでも役立つ「骨太」影薄し(作 坂東行和 顧問)2008.10.17
     グニャグニャのクラゲでも、ノーベル化学賞の対象となるほど、科学技術の発展に寄与しています。
     一方、「骨太」などと銘打った財政運営・構造改革政策は、一向にその成果がみえません。

272 新人類真珠湾とは伊勢ですか(作 吉武三和子 市民研究員)2008.10.16
     アメリカでは今でもパールハーバーをテーマにした映画が作られていますが、日本では遠い過去の話。
     若者は真珠湾攻撃と聞いて、真珠の養殖をしている伊勢に、北朝鮮が攻めてきたのかと聞くそうです。

271 ロス疑惑主役が消えてまた疑惑(作 奥村卓哉 市民モニター)2008.10.15
     ロス疑惑の三浦元社長が自殺。アメリカ司法の手で疑惑解明に一筋の 光明が見えた矢先の出来事。
     予徴のなかった自殺自体も「疑惑」のこの事件、主役の死でとうとう迷宮入りなのか……。

270 苦心したワープロ誠意ないなどと(作 吉武三和子 市民研究員)2008.10.14
     「ワープロ文字は冷たい。手書きの文字こそ温かみがある。」などと言うのを聞きますが、表面的過ぎる
     と思います。何度も書き直してできたワープロの文章には、書き手の誠意がたっぷりこもっています。

269 国産のアボカド欲しく種を埋め(作 吉武三和子 市民研究員)2008.10.13
     外国産の食品はどうも安心できないので、国産(国内のものも怪しいですが)のものに限って買うよう
     にしています。アボカドのようになかなか国産がないものは、自家栽培にトライしています。

268 販売機怒ったような音で落ち(作 吉武三和子 市民研究員)2008.10.12
     コインを入れると、ガタッという音とともに激しく落ちてくる飲み物・・・

267 秋茄子を食べていいから嫁来たれ(作 坂東行和 顧問)2008.10.11
     昨今の若い人は知らないのではないかと思われる「秋茄子は嫁に食わすな」。
     こんなことを言えたのも今は昔。いまどきの農家は嫁不足が深刻で、そもそも嫁がいない状態です。

266 国会をあほらしくする快挙(作 吉武三和子 市民研究員)2008.10.10
     テレビや新聞はノーベル賞受賞者のニュースでもちきり。今も国会をやっているのでしょうが、すっかり
     その情報は飛んでいます。しかし、つまらない政府与党の話を聞くよりこっちのほうがずっといいです。

265 ダイナマイト4連発のノーベル賞(作 ポケヨン 市民研究員)2008.10.9
     ダイナマイトの発明者ノーベル由来のノー ベル賞に、三人の日本人が物理学賞を独占すると発表され、
     翌日には化学賞の発表が続きました。久々のいいニュースに国民の喜びもダイナマイト級です。

264 金持ちだから救済されるおかしな世(作 坂東行和 顧問)2008.10.8
     一度は否決されて注目を浴びたアメリカの緊急経済安定化法案も結局は可決。アメリカ国民が「金持ち
     をどうして助けるの」と抗議していましたが、誰も救ってくれない貧しい者の気持ちは世界共通です。

263 悪いこと隠せと総理が言える国(作 松井真理子 代表)2008.10.7
     各省庁に野党やマスコミから資料要求があったときは、見せずに「自民党に事前相談」するよう指示が
     あったとか。麻生総理は議院内閣制の下では何ら問題はないと回答。「なぜ事後の報告ではいけない
     のか」という質問に、「事後がいいのなら事前でもいい」という総理の国会発言に恐怖を覚えました。

262 楽隠居など老人の落ちこぼれ(作 吉武三和子 市民研究員)2008.10.6
     老人もどんどん新しいことに挑戦して、若い人たちと一緒に人生を楽しみましょう。

261 まずそうに見えるタラコの無着色(作 吉武三和子 市民研究員)2008.10.5
     食の安全・安心といいますが、根本的には消費者の姿勢が問われています。鮮やかに赤く着色された
     タラコを、美味しそうと思って選ぶことなど、消費者としての見る目や舌を養う必要があります。

260 チラと見せ警察手帳さえ怪し(作 吉武三和子 市民研究員)2008.10.4
     近所で事件があったのか、警察の人がやってきました。しかし、警察手帳をチラッとしか見せないので、
     この人が本当に警察官かと疑いました。マンションの管理人などが同行していないと安心できません。

259 子のおむつ取れると親に要るおむつ(作 吉武三和子 市民研究員)2008.10.3
     晩婚化で30代後半〜40代の初産もめずらしくない時代ですので、ますます現実味を帯びてきました。
     問題は、お世話がすべて女性の肩にかかることにあります。

258 のぼり旗秋の新作おにぎり屋(作 吉武三和子 市民研究員)2008.10.2
     秋の新作というと、おしゃれなファッションのイメージですが、四日市のおにぎり屋さんも負けてはいま
     せん。キノコや栗が入った「作品」でしょうか?

257 お布施額「お志」を試される(作 坂東行和 顧問)2008.10.1
    昨日の句に触発されて。受け取った側からすれば、「枚数で『お志』のタカが知れ」。

256 期待した寸志開けば文字通り(作 吉武三和子 市民研究員)2008.9.30
     ただし、2000円程度だと「寄付するわ」と言う人も、5000円以上だとポケットにしまう傾向があります。
     (SSK金事務局長の観察による)

255 中山氏やっと妻より有名に(作 松井真理子 代表)2008.9.29
     時代錯誤の無知な暴言連発で辞任に追い込まれた中山成彬氏。今までは、拉致問題で名をあげた
     中山恭子さんの夫としてしか知らなかった国民も、これで強烈な印象を植えつけられたはずです。


254 船長が真っ先逃げ出す日本丸(作 坂東行和 顧問)2008.9.28
    二代続けて首相の座を放り出したかと思えば、その前の首相は「やる気を失くした」とさっさと引退。
    最新の船は、船出する前から失言連発で閣僚辞任(たぶん)の大騒動。全くトホホの日本丸です。

253 靖国へ毎日どうぞ小泉氏(作 吉武三和子 市民研究員)2008.9.27
     小泉元首相の突然の引退表明。首相当時、あれほど靖国にこだわって、周辺諸国との関係を悪化
     させてまで、「人間、小泉純一郎」として参拝したのですから、これからは誰に気兼ねすることなく、
     一人の人間として、毎日でも、二度とこのような戦争をしないために参拝していただきたいものです。

252 給油支援インド洋よりわが漁船(作 坂東行和 顧問)2008.9.26
    アメリカは、インド洋での海上自衛隊の給油支援の継続に向け、麻生新内閣に対して強く働き掛けて
    いくとのこと。アメリカなどに無償で給油するお金があるなら、国内の漁船を支援してほしいものです。

251 国産に頼れば財布破綻する(作 吉武三和子 市民研究員)2008.9.25
     食の安全・安心はガタ落ちの昨今。とりあえず原産地が日本ならいいと考えて買うようにしていますが、
     国産は割高です。食の安全まで収入に影響される(「貧乏人は毒を食え」?)のでは困るのですが・・・

250 ゴルゴ好き総裁的をどう狙う(作 ポケヨン 市民研究員)2008.9.24
     狙った的を外さない名狙撃手「ゴルゴ13」が大好きな麻生さんが、予定通り自民党総裁に。小沢さん
    との戦いに勝って真の「天命・総裁」とか。 三人目の「短命・総裁」にならないか、お手並み拝見です。

249 勉強もせずにカタカナアレルギー(作 吉武三和子 市民研究員)2008.9.23
     高齢者にはカタカナ用語を見ただけで反発する人がいます。しかし新しい言葉はカタカナでしか表現
     できないもの(*)が多く、自分が新しいことを勉強する努力をしないで居直っているのは問題です。
       *デジタル、ジェンダー、ファシリテーター、ユニバーサルデザイン、ヒップホップ、カーボンオフセットなど

248 卵焼でんぷん入れた?と聞く子ども(作 松井真理子 代表)2008.9.22
     学校給食のオムレツや卵焼きに入っているでんぷんが汚染米だったとか。事故米の流通の広がり
     にも驚かされますが、それ以前に、学校給食の卵焼きにでんぷんが入っていることにびっくり。この
     ニュースを聞いた子どもたちは、卵焼きにはでんぷんを入れるものと思うのではと心配です。
    

247 責任をとって辞任の無責任(作 坂東行和 顧問)2008.9.21
     事故米不正転売問題で、農水省の大臣と事務次官が「責任をとって」辞任。しかし流通先の実名が
     出た業者さんにしてみれば、「彼らは逃げれば済むが、私たちは逃げられない」と怒り心頭です。

246 結局はジタバタ辞める農水相(作 松井真理子 代表)2008.9.20
     「消費者がやかましいから」「じたばた騒がない」と、数々の無神経な発言をしてきた大田農水相が
     遂に辞任。もっとも、彼が辞めても何ら問題解決にはならず、居ても居なくても、誰も喜びません。

245 逆風の中満員を呼ぶ国技(作 吉武三和子 市民研究員)2008.9.19
     大麻問題をはじめ数々の不祥事にまみれた大相撲ですが、武蔵川新理事長による謝罪挨拶でスタ
     ートした秋場所は、初日から満員。「わかりやすくスピーディ」な相撲の魅力が廃れては惜しいです。

244 何となく気軽になれた前総理(作 吉武三和子 市民研究員)2008.9.18
     「辞め方で歴史に残る安部首相」(市民社会川柳 2007.9.13)でしたが、次の総理も突然投げ出して
     くれたので、仲間ができて少し居心地がよくなったかもしれません。

243 老人の糊口に供す汚染米(作 吉武三和子 市民研究員)2008.9.17
     糊口=口に糊する(=粥をすする)=ほそぼそと生計を立てる。汚染米は工業用として、主として糊
     の原料だそうです。高齢者施設の老人は、文字通り糊になるべき米を食べさせられていたわけです。

242 思いやり余さず食べてなるメタボ(作 吉武三和子 市民研究員)2008.9.16
     心をこめて作った人のことを思うと、少し多めでも残すことは抵抗があります。また、出されたものは
     残さず食べるのがエチケットと教えられてきたので、その結果、今日のメタボに至っています。

241 酒あられ食品でない米の味(作 吉武三和子 市民研究員 + 松井真理子 代表)2008.9.15
     工業用の米が酒や焼酎、あられになっていたそうです。輸入米やくず米はともかく、食べ物でないもの
     を食べさせられているとは・・・。それにしても総裁選に浮かれた自民党や農水大臣の対応はひどい。


240 下げパンで見せる下着を買う男(作 松井真理子 代表)2008.9.14
     ズボンをお尻が見えるまで下げてはく(=下げパン)男子学生は、今も私の大学では健在。ただパンツ
     丸見えでも、そのパンツは見せることを前提に、おしゃれなのを買うのだと、当事者から聞きました。


239 汚染米ここでも登場四日市(作 金憲裕 副代表 + 松井真理子 代表)2008.9.13
     農薬メタミドホスに汚染された米の食用転売問題には、なんと四日市の業者もからんでいました
     猛毒ホスゲンの無届製造やフェロシルトによる土壌汚染で、石原産業がすっかり四日市の名をあげて
     くれましたが、毒や汚染の領域にまたも四日市が登場するのは、地元住民からすると情けないです。

238 見る書類行く日知らせてやる監査(作 松井真理子 代表)2008.9.12
     米穀加工販売会社「三笠フーズ」が事故米を食用に転用していた事件。農水省は、過去5年間で計
     96回の立ち入り調査をしたのに、事前に日程を伝えていたため不正を見抜けなかったそうです。役所
     の監査は一般にこのような方法で行われており、精神が伴わない、アリバイ的な仕事になっています。


237 結局は自己都合だけじにん党(作 ポケヨン 市民研究員)2008.9.11
     自民党の総裁選がスタート。にぎやかな候補者のマスコミ報道を見ていると、嘆かわしい、情けない、
     恥ずかしい、福田総理の投げ出し辞任は、結局、総選挙をにらんだ自民党の延命対策だったのだと
     思い当たります。 「貴方とは違うんです」の捨て台詞も、 「その国の政治レベルはその国民のレベル」
     と言われますから愕然とします。 「市民が育つ」をテーマとするSSKの意味を改めて重く 想いました。

236 一杯のごはんが欲しいフルコース(作 吉武三和子 市民研究員)2008.9.10
     残暑と言えど食欲の秋。豪華なフルコースもいいですが、最後にはごはんが欲しくなるのは、日本に
     生まれ育った者の性といえましょう。

235 謝った顔にならない北の湖(作 松井真理子 代表)2008.9.9
     自分の部屋から大麻疑惑者が出ては、数々の不祥事に耐えてきた北の湖理事長も、遂に辞任を余儀
     なくされました。ただ勝負士らしい不敵な面構えのせいで、謝っても憎たらしく見えるのは気の毒です。

234 見本とはモデルが違う美容室(作 吉武三和子 市民研究員)2008.9.8
     素敵なスタイルと思って注文したのに、仕上がりはずいぶんイメージが違って不満・・・。
     美容師さんの腕の問題じゃないと、自分以外の人は思っています。

233 今思えば三角大福重かった(作 金憲裕 副代表 + 松井真理子 代表)2008.9.7
     自民党の総裁選が始まっていますが、立候補者がみんな軽量級で総理の器とは思えない・・・。よき
     につけ悪しきにつけ、かつて三角大福が競っていた頃のことを思うと、自民党の凋落は著しいです。

232 胃も腎も取られて軽くなる人生(作 吉武三和子 市民研究員)2008.9.6
     80歳を超えた兄が、腎臓がんの手術を終えました。かなり前に胃を取っているのですが、転移もなく
     存外に元気にしています。病気しながら長生きすることは、だんだん軽くなって生きることのようです。

231 生きるとは楽しひ孫の歯が生える(作 吉武三和子 市民研究員)2008.9.5
     2月に生まれたひ孫に歯が生え始めました。最近は子どものことを「次世代」といいますが、すくすくと
    育つ子どもは、未来を感じさせてくれます。

230 末期なり後期いじめた政権党(作 坂東行和 顧問)2008.9.4
     二代にわたる政権の投げ出しで、与党自民党の政権担当能力はすっかり地に落ちました。後期高齢
    者医療制度で全国の高齢者の怒りを買いましたが、党自身が後期どころか末期になっているようです。

229 入れ替えて乾パンの朝二、三日(作 吉武三和子 市民研究員)2008.9.3
     福田総理の辞任ですっかり報道が吹き飛んでしまいましたが、9月1日は防災の日でした。乾パンの
    缶詰も入れ替え、古いのは朝食に登場。防災グッズの点検もし、備えあれば憂いなしです。

228 すぐ辞める新卒者から総理まで(作 松井真理子 代表)2008.9.2
     福田首相が辞任。仕事に就いてもすぐ辞めてしまう若者が問題になっていますが、国のトップが、1年
     やらないうちに次々辞めてしまうのですから、すぐ辞めるのは日本の「文化」となりつつあるようです。

227 ゲリラ豪雨去って日本の秋あかね(作 吉武三和子 市民研究員)2008.9.1
     家の中で溺死者が出るという猛烈な豪雨でしたが、雨が上がるとカラッとした空気になりました。
     7月以来の暑かった夏がやっと終わって、いよいよ秋の訪れが来たようです。

226 あこがれたスター小さく死亡記事(作 吉武三和子 市民研究員)2008.8.31
     新聞に小さく載っている死亡記事。かつての美男美女だった頃の隆盛はなく、一介の高齢者として、
    そんな人もいたなという程度の取り扱い。華やかな世界だけに、一層無常を感じます。

225 大部屋で競い合ってる手術跡(作 坂東行和 顧問)2008.8.30
     入院患者の間では、病気の重さがステータスとなるようです。

224 ムショ入りで善人よりもいい暮らし(作 吉武三和子 市民研究員)2008.8.29
     先日79歳の女性が人を刺す事件があり、「お金がなかった。事件を起こせば警察が何とかしてくれると
    思った」と供述しているとか。刑務所には寝床も食事もあり、病気のときは診療も受けられますから・・・

223 露地野菜玄米イワシを食うセレブ(作 坂東行和 顧問)2008.8.28
     26日の「麦ご飯」の句に寄せて。かつては貧しい者の食事が、今や「豊かな食」と言われています。
     イワシも最近は漁獲高が減って、かつての下魚の地位を返上しました。

222 咳払いトイレの中の意思表示(作 吉武三和子 市民研究員)2008.8.27
     コミュニケーションの手段は言葉だけではありません。

221 生活にゆとりができて麦ごはん(作 吉武三和子 市民研究員)2008.8.26
     麦飯といえば、かつては貧しさの代名詞でした。生活が豊かになった今は、健康食として再登場です。

220 猛者たちも餃子は残す選手村(作 坂東行和 顧問)2008.8.25
     オリンピックも無事終わりました。今回の選手村の食事は大変美味しかったそうですが、人並み外れた
     運動能力をもつ猛者たちも、毒入りのイメージがあるギョーザには手が出なかった(?)

219 赤ちゃんには得体の知れぬ離乳食(作 吉武三和子 市民研究員)2008.8.24
     見た目には正体不明のドロドロの離乳食ですが、赤ちゃんは文句も言わず口をあけてくれます。

218 アジアの声やかましいけど参拝す(作 坂東行和 顧問)2008.8.23
     「消費者がやかましいから」食の安全に力を入れると発言した大田農水相。その一方で、近隣諸国の
    声がいくらやかましくても、靖国神社には、「反対があるから敢えて参拝する」そうです。

217 校長になれず退職敬われ(作 吉武三和子 市民研究員)2008.8.20
     校長に昇進するために、金と口利きがあったという大分県教育委員会。その一方で、青臭い理想に
     燃えた先生は、エリートコースから外されるというのも、昔からよく言われる話です。

216 銅メダル嬉し悲しの立場あり(作 坂東行和 顧問)2008.8.19
     金メダルが一番とはいえ、銅メダルだって世界3位。とにかくメダルがとれれば大喜びという人もいれば、
     金が当たり前で銅ではショックという人もおり(例えばヤワラちゃん)、選手の立場もさまざまです。

215 師は米寿下心なくお中元(作 吉武三和子 市民研究員)2008.8.18
     贈り物は、見返りを期待するのではなく、純粋に相手への思いを形にあらわすもの。恩師が在職中は、
     気を遣って何もしませんでしたが、退職されてからは、心おきなく感謝の気持ちを贈ります。

214 甲子園五輪野球をかっ飛ばす(作 坂東行和 顧問)2008.8.17
     星野ジャパンだとか、ダルビッシュが丸刈りしたとか、いろいろ話題にはなっているようですが、オリン
     ピックの野球はなぜかつまらない。同じテレビ観戦なら、やっぱり甲子園に軍配を上げます。

213 蟹工船ブームの世相に泣く多喜二(作 坂東行和 顧問)2008.8.16
     昭和4年発刊のプロレタリア文学「蟹工船」がブームになっているとか。オホーツク海で酷使される「蟹
     工船」の労働者に、ワーキングプアの現代人が共感するそうで、著者小林多喜二も複雑な心境では?

212 失われた命がくれた平和主義(作 松井真理子 代表)2008.8.15
     きょうは終戦記念日。たくさんの命が消えた戦争でしたが、そのおかげで日本は平和憲法を獲得しま
     した。戦後の憲法はアメリカの「押し付け」と言われますが、ほとんどの日本人が9条を大切に思い、
     「悲惨な戦争は二度としたくない」と考えています。失われた命は無駄ではなかったと思います。

211 キムチ屋の誠意包装十重二十重(作 吉武三和子 市民研究員)2008.8.14
     大阪の鶴橋で買ったキムチはさすが!という美味しさですが、その包装の厳重なこと。でもそこに、食卓
     まで運ぶ人のことを考えた思いやりを感じます。

210 チベットとギョーザが聖火に水をさす(作 坂東行和 顧問)2008.8.13
     昨日の報道によると、開会式で行われた小さな女の子の歌は、声は別人のものだったとか、足跡型の花
    火が、北京市内を遠くから次第に開会式会場に近づいたのは、本物の花火ではなくコンピューターグラフィ
     ックによるものだったとか。真実とは違うものを真実のように発表する体質があるようです。

209 圧縮袋に人を押し込むスピード社(作 吉武三和子 市民研究員)2008.8.12
     北島選手は結局スピード社の水着を着たのでしょうか。一人では着られないなど、批判もある水着ですが、
     世界新記録と金メダルという結果には、やはり敬意を払わざるを得ません。

208 詫びながら長崎消して北京見る(作 坂東行和 顧問)2008.8.11
     8月8日に北京オリンピックが開幕し、9日には柔道などの競技が始まりました。悪いと思いつつも、チャン
     ネルは長崎の原爆慰霊祭ではなく北京に。福田首相が8日には北京、9日には長崎に現れたのはさすが。

207 偽ものの自然に牙をむく自然(作 吉武三和子 市民研究員)2008.8.10
     7月末、神戸市内の川が突然増水し、4人が亡くなられた事故がありました。自然の川の流れを人為的
     に調整し、親水護岸をつくっても、本物の自然は一瞬に牙をむくことがわかりました。

206 スポーツかテロか五輪のフタが開く(作 吉武三和子 市民研究員)2008.8.9
     さすが人海戦術の国中国の、圧倒的なオリンピック開会式が行われ、いよいよスポーツの祭典の
     始まりです。民族紛争のテロに巻き込まれることなく、無事に終わることを祈りたいです。

205 億の金払い食べない臭い飯(作 吉武三和子 市民研究員)2008.8.8
     ネタは少し古くなりましたが、ホリエモンの保釈金6億円。ポンと払えるのがずごいです。ちなみに、
     保釈金の過去最高額は、ハンナン牛肉偽装事件の浅田氏の20億円。逃走させないためのお金なの
     で、本人が捨てては惜しいと思う金額が基準だそうです。有罪になっても逃げなければ戻ってきます。

204 かみあわぬ世にリフトまで逆走す(作 吉武三和子 市民研究員)2008.8.7
     東京ビッグサイトの事件。しかし映像を見ていると、助けに行く人、全く無視して行く人、さまざまです。

203 原発はエコの時代の原爆忌(作 松井真理子 代表)2008.8.6
     きょうは広島の原爆記念日。唯一の被爆国・日本で開催された洞爺湖サミットでは、日本の首相が
     議長となって、地球温暖化対策として、原発をクリーンエネルギーとして推進することを決めました。

202 親の留守孫の名入れて子守唄(作 吉武三和子 市民研究員)2008.8.5
     ○○ちゃんはよい子だ ねんねしな・・・

201 探し物出て数日の鬱が晴れ(作 吉武三和子 市民研究員)2008.8.4
     確かにあったはずの場所になく、どこを探してもなくて、こんなにボケたかと落ち込んでいた時に出て
     きた探し物は、いっぺんに幸せな気持ちにしてくれます。

200 自由化が不自由の元何処かヘン(作 坂東行和 顧問)2008.8.3
     自由平等の旗印の元に始まった資本主義は、貧困という不自由の根源となり、社会主義や福祉国家
     を生みました。近年盛んな 「新自由主義」は、格差社会という新たな不自由を発生させています。

199 猫のひたいから立ち上がるノッポビル(作 吉武三和子 市民研究員)2008.8.2
     高齢化に伴い、中心市街地への回帰が増えているのか、まちなかの高層マンションやビルの建設が
     目立ちます。駅に近いところがいいせいか、わずかな敷地に、容積率いっぱいに建てているようです。

198 政権党あんたは末期わしゃ後期(作 坂東行和 顧問)2008.8.1
     内閣改造をやるそうですが、喜ぶのは大臣になる人だけ。国民は今の政治に不信感をもっています。

197 もぎたてのトマト無残に煮るレシピ(作 吉武三和子 市民研究員)2008.7.31
     今は夏野菜の旬。真っ赤に熟れたトマトは、そのみずみずしさをそのまま食卓に出すのが一番かも
     しれませんが、洋風のレシピで新しい美味しさを発見するのも、トマトにとっては幸せかも。

196 ご研究タヌキナマズと平和主義(作 吉武三和子 市民研究員)2008.7.30
     天皇は、皇居内に生息するタヌキの「ためフン」を調べ、論文を発表されたとか。以前はハゼの研究で
     した。皇室の研究テーマは、ナマズ(秋篠宮)、鳥(清子内親王)と動物ばかりですが、政治につながり
     そうな研究は、やりたくてもやらせてもらえないのでしょう。

195 人災と競う天災世はねじれ(作 吉武三和子 市民研究員)2008.7.29
     突風が吹いたり、突然の川の増水に流されたりと、今までなかったような天災が続きます。「誰でも
     よかった」と人を刺すような、今までなかったような事件の頻発と競っているかのような嫌な感じです。

194 メダルより無事な帰りを待つ選手(作 吉武三和子 市民研究員)2008.7.28
     中国で、少数民族の独立を主張するテロが頻発しています。オリンピックで世界の注目が集まっている
     ことも要因かと思われ、大気汚染、食料汚染も含め、記録より選手の身の安全が心配な大会です。

193 炎天下犬に同情する毛皮(作 吉武三和子 市民研究員)2008.7.27
     今年は一段と暑くてサウナに入ったよう。毛皮を脱げず、冷房のない動物たちは地獄の苦しみでは?

192 運び出すウミの入ったダンボール(作 吉武三和子 市民研究員)2008.7.26
     大分県教育委員会の警察の捜索風景。たまったウミを出すなどと言いますが、ウミは社会全体に広が
     っているので、ちょっと出したくらいでは公正ないい世の中になりそうもありません。

191 むしゃくしゃとして若者は人を刺す
  むしゃくしゃとして弁護士は露出する
(作 吉武三和子 市民研究員)2008.7.25
     むしゃくしゃして、「誰でもよかった」と刺し殺したり、突然父親を刺し殺す若者が続出。一方、ストレス
     がたまって、電車内で座っている女性の前に立って下半身を露出した弁護士も。

190 ルノアールのモデル独りの風呂上り(作 吉武三和子 市民研究員)2008.7.24
     独りでいれば人目を気にせずヌードにも。下半身がどっしりして脂肪いっぱいの下腹部など、まるで
     晩年のルノアールの絵のモデルのようだと自分で思う次第です。

189 ステテコで出勤したいクールビズ(作 坂東 行和 顧問)2008.7.23
     梅雨が明けたと思ったら、連日の猛暑。SSKの事務局長は暑さのあまり頭がボーッとして、朝ズボン
     をはくのを忘れて出勤しかかったそうです。代表の昔の職場では、夕方5時以降は冷房が切れるの
     で、女子職員が帰ったあとの残業では、本当にステテコになる人もいたと聞いています。

188 朝青龍ほんとに怪我と三角巾(作 吉武三和子 市民研究員)2008.7.22
     朝青龍が左ひじの怪我で休場だそうです。以前、仮病の噂が高かったこともあって、今度の三角巾
     が、ほんとに怪我をしていることをしっかりアピールしているように見えます。

187 冷奴丼にして昼ごはん(作 吉武三和子 市民研究員)2008.7.21
     連続の猛暑日。昼間は暑くて何もできません。冷奴もご飯の上に乗せて、簡易なお昼を済ませます。

186 冷奴ネギはベランダエコ暮らし(作 吉武三和子 市民研究員)2008.7.20
     ベランダ菜園もなかなかよく育ちます。でも、昔はみんな裏の畑で野菜をつくっていたのですが・・・

185 隣との仲が白ける島一つ(作 吉武三和子 市民研究員)2008.7.19
     韓国との関係が悪化している竹島問題ですが、日本人は、人も住んでいない小島にそれほど関心が
     あるのでしょうか。島や漁業水域を両国の共同管理にするなどして、何とかならないものでしょうか。

184 凶器にもダガーと百円ショップの差(作 吉武三和子 市民研究員)2008.7.18
     14歳のバスジャックには驚かされましたが、凶器のナイフは100円ショップで買ったものだそう。
     秋葉原の通り魔事件がダガーナイフだったのと比べると、いかにも幼さが現れています。

183 校長が模範を垂れる不道徳(作 坂東 行和 顧問)2008.7.17
     現職の校長が汚職で逮捕された大分県。道徳教育が叫ばれる昨今、不道徳をしたら容赦ない制裁
     があることも、身をもって子どもに示していただきたいものです。

182 口利きを頼まれるほど出世する(作 吉武三和子 市民研究員)2008.7.16
     口利きが問題になっていますが、世間では口利きすることがステータスシンボルとなるらしく、むしろ
     積極的にやりたがる人もいます。これを活用することを「人的ネットワーク」と呼ぶ場合もあります。

181 反面教師ではすまぬこと教育者(作 吉武三和子 市民研究員)2008.7.15
     賄賂と口利きによる教育関係者の不正は、純真な子どもの心に大きな傷を負わせたことでしょう。

180 冷房の喫茶で論じる温暖化(作 坂東 行和 顧問)2008.7.14
     二酸化炭素を出しながら温暖化を語る姿は、人間の矛盾そのもの。環境問題を論じる会議に、車で
     やってくるのもこのパターン。サイクリング施設を、車でなければ行けない山の中につくるのもそうです。

179 口利きも生きる力と師が教え(作 松井真理子 代表)2008.7.13
     「生きる力」とは、文部科学省が掲げる子どもの教育目標で、「変化の激しいこれからの社会を主体的
    に生きる力」を指します。大分県の教員汚職事件は、先生自ら、「現実を生きる力」を見せてくれました。

178 芋虫の昔もあって揚羽蝶(作 吉武三和子 市民研究員)2008.7.12
     揚羽蝶になれる未来が約束されているだけ、芋虫は幸せといえるかもしれません。

177 ベビー服手の平ほどへこの値段(作 吉武三和子 市民研究員)2008.7.11
     ベビー服にもブランド品があります。デパートにけっこう広い売り場があるところを見ると、それなりに
     売れているのでしょう。

176 清潔なトイレ無言で客を呼ぶ(作 吉武三和子 市民研究員)2008.7.10
     そういえば、カー用品の販売会社イエローハットの創業者は、自らトイレ掃除をするので有名でした。
     今やイエローハットに事務局を置く「日本を美しくする会 掃除に学ぶ会」というのもできています。

175 枇杷の実の巨大な種を悪びれず(作 吉武三和子 市民研究員)2008.7.9
     枇杷は美味しいのですが、ほとんどが大きな種。食べる者にすれば種は邪魔な存在なのですが、
     種は種として自然体のままでいるしかないようです。

174 ずる休み検査入院三日ほど(作 吉武三和子 市民研究員)2008.7.8
     ちょっと仕事をお休みするとき、旅行とはなかなか言えないので、検査入院という言い方もあるようです。
     これなら身体の具合が別に悪くなくても大丈夫です。

173 マイレージゼロベランダのミニトマト(作 吉武三和子 市民研究員)2008.7.7
     フードマイレージといって、食べ物を海外や遠隔地から運んでくるトラックや航空機が出すCO2が問題
     にされています。地産地消、中でもベランダのミニトマトなら、数歩歩くだけですのでCO2は出ません。

172 飽食の国とは見えぬ自給率(作 吉武三和子 市民研究員)2008.7.6
     グルメ志向が強く、メタボ体策に熱心なこの国の食物自給率はわずか39%。繁栄の土台は脆いです。

171 試食品皿にまんじゅうみじん切り(作 吉武三和子 市民研究員)2008.7.5
     普通ならやらないことも、試食品ならOK。いろいろなまんじゅうを一度に食べることもできます。

170 関取衆をただで見てくる名古屋駅(作 吉武三和子 市民研究員)2008.7.3
     少し日があきましたが、名古屋場所を2週間後に控えた6月末、力士ら約250人が、相撲列車で名古
     屋駅に到着したニュース。大きな力士が200人もいたら壮観でしょう。

169 悪の枢軸ときょうは手を取る風の向き(作 吉武三和子 市民研究員)2008.7.2
     イラクでは、フセイン大統領を殺して「イラクの民主主義に大きな成果」と賛美したブッシュ大統領ですが、
     悪の枢軸と名指しした北朝鮮には、とても民主主義国とはいえないのに、寛大な対処をするものです。

168 輸入したうなぎ勝手に帰化させる(作 松井真理子 代表)2008.7.1
     人間の場合は、本人の申告が必要で、またいろいろ厳しい制約がある日本国籍の取得。うなぎ業界
     では、本人(うなぎ)の知らないところで、中国籍が勝手に日本国籍になっているようです。

167 パソコンで日々新しい孫と会い(作 吉武三和子 市民研究員)2008.6.30
     本当はひ孫。今年2月に出産した孫は、ヤフーの写真コーナーに、毎日のようにひ孫の写真を掲載して
     くれます。写真を実物大に拡大もできるので、離れていてもそこにいるよう。パソコンさまさまです。

166 骨太がむさぼる民の細いスネ(作 吉武三和子 市民研究員)2008.6.29
     「骨太の方針2008」が閣議決定されました。歳出削減の一環として後期高齢者医療制度も出てきた
    わけですし、ガソリンや食料の値上げの中で、結局一般市民は細る一方のように思います。

165 安部さんを復活させる北朝鮮(作 松井真理子 代表)2008.6.28
     アメリカの北朝鮮のテロ支援国家指定解除のニュースに、拉致問題を抱える日本国民は怒っています。
     それに乗じて、退場したはずの安部さんが意気軒昂になっているようです。拉致問題も含めて無責任
     に政権を投げ出した人に、そんな資格はないと思いますが・・・。

164 乳児室もう比べてる親心(作 松井真理子 代表)2008.6.27
     一人ひとりの人間は個性が大切といいますが、まだ乳児の頃から、うちの子の方がかわいい、人より
     早く寝返りをした、言葉が早いなどと、親の競争心は抑えようもありません。
    
163 お茶くみへ一矢報いたおーいお茶(作 吉武三和子 市民研究員)2008.6.26
     最近の会議は、机上にお茶のペットボトルが置いてあることがほとんどです。急須でお茶を飲まなく
     なった弊害はあるものの、お茶くみを強いられてきた女性にとっては、ありがたい存在です。

162 死に方はあり生き方はないサイト(作 吉武三和子 市民研究員)2008.6.25
     今週の「市民社会クイズ」でご紹介したように、自殺者が後を絶ちません。硫化水素など自殺の仕方
     を教えたり、自殺志願者が集まるサイトがあるようですが、生き方を教えるサイトこそ必要です。

161 トマトまで糖度で格差つけている(作 吉武三和子 +松井真理子 代表)2008.6.24
     今頃はフルーツトマトとかで、トマトも甘さを競う時代。糖度が数値化され、選別されていきます。
     格差社会はトマトにまで及び、勝ち組、負け組が生まれているのでしょう。

160 犯罪をとどめる人の温かさ(作 吉武三和子 市民研究員)2008.6.23
     秋葉原の無差別殺傷事件の犯人は、もし楽しい家庭があって、自分を可愛がってくれる親のことを
     思えば、こんな事件は起こさなかったでしょう。「誰かに止めてほしかった」のは真実に聞こえます。

159 消費期限午前零時をもって切れ(作 吉武三和子 市民研究員)2008.6.21
     消費期限とは、その日までに食べなければ衛生上の危害が発生する危険があるということだそうです。
     でも、日付が変わったら突如危険になるわけではないでしょうから、自分の舌や鼻も信頼したいです。

158 父の日がひっそりとある梅雨最中(つゆさなか)(作 吉武三和子 市民研究員)2008.6.20
     そういえば、先週日曜日は父の日でした。父の日は1909年にアメリカで始まり、1972年には国民の
    祝日になったそうですが、日本ではなぜか母の日ほど定着しないようです。

157 冷遇に後期高齢湧く闘志(作 吉武三和子 市民研究員)2008.6.19
     後期高齢者などと、あまりにも露骨な扱いに、自分も含め後期高齢世代は怒っています。同世代の
     友人からは、「長生きしてこの世の岩になってやる」という手紙が届きました。

156 髪だけが若返って出る美容院(作 吉武三和子 市民研究員)2008.6.18
     染めたりセットしたりして、髪は若返っていますが、顔や姿は変わってないといつも思います。

155 忘れないうちに天災押しかける(作 吉武三和子 市民研究員)2008.6.17
     ミャンマー、中国と大きな天災があった後、今度は岩手・宮城内陸地震。「天災は忘れた頃にやっ
     てくる」という言い伝えが嘘のようです。野放図な人間社会への神と地球の怒りでしょうか。

154 作り置きの点滴します患者様(作 吉武三和子 +松井真理子 代表)2008.6.16
     今は閉鎖されていますが、問題の谷本整形のホームページには、「当院の基本理念は、患者様に
     『谷本整形に行けば何とかなる』という安心感と信頼感をもってもらうこと(略)」とあります。「患者
     様」と言う前に、安全な処方を第一に心がけることが、真に患者を大切にすることのはずですが・・・。

153 手を引かれ長靴うれし梅雨の道(作 吉武三和子 市民研究員)2008.6.15
     小さな子どもには、初めての長靴はうれしいもの。手を引かれて歩く姿は、見るほうも楽しいです。

152 高かろうが嫌われようが吸うタバコ(作 吉武三和子 市民研究員)2008.6.14
     たばこ1箱1000円を目指す超党派の「たばこと健康を考える議員連盟」が立ち上がりました。代表
    の中川秀直氏は、1日2〜3箱のたばこを吸う愛煙家だそうですが、高額の税を払っても、タバコを
    止める気はないようです。

151 トイレ出て体重測るもう一度(作 吉武三和子 市民研究員)2008.6.13
    メタボ対策で、バナナダイエットに取り組んでいます。ダイエットを始めると、どれだけ体重が減ったか
    楽しみで、少しでも減った可能性がある場合は、何度も体重計に乗ります。

150 バリウムはやはりバリウム甘くとも(作 吉武三和子 市民研究員)2008.6.12
    人間ドックの中でも特にイヤなのが、バリウムを飲まなければならない胃の検査。コップになみなみ
    と注がれたミルク様の液体は、甘くしてはありますが、飲み物とはとてもいえない飲み心地です。

149 父の日を訪ねて母と話し込む(作 吉武三和子 市民研究員)2008.6.11
    父とは話が続かない・・・。でも、父の日に娘が来てくれる、その気持ちだけでお父さんは嬉しい。

148 愛されたい犯行メールが叫んでる(作 松井真理子 代表)2008.6.10
    秋葉原の通り魔事件の犯人が、これまでたくさん書いてきたメールが報道されていますが、孤独の
    絶望的な深さがにじみ出ています。人に好かれたい、愛されたいという心の叫びが聞こえるようです。

147 食料を食い物にする投機マネー(作 松井真理子 代表)2008.6.9
    最近の食料と石油高騰の背景に、サブプライムローン問題に発して、投機マネーが食料とエネルギー
    への流出が指摘されています。人が飢えようと、自分が儲かればいいという人々にはあきれます。

146 ホステスはおりませんがと運転手(作 吉武三和子 市民研究員)2008.6.8
    びっくり仰天の「居酒屋タクシー」。乗るほうは自分のお金じゃなく、役所のタクシーチケット(これも
    税金)を使うのですから丸もうけです。いろいろな馴れ合い関係があるものです。

145 誕生日思い浮かべる父母の恩(作 清嶋慶二 市民モニター)2008.6.7
    誕生日は、自分のことを考えるのではなく、自分を生んでくれた親のことを思う日ではないでしょうか。

144 残り物知らぬが仏次の客(作 清嶋慶二 市民モニター)2008.6.6
    鮎ばかりでなく、刺身のツマの大根やわさび、チャーハンのご飯など、疑惑の目で見てしまうこの頃。
    「使い回し」事件を知らなかった頃のほうが幸せでした。

143 若葉萌え季節を謳歌ホームレス(作 吉武三和子 市民研究員)2008.6.5
    公園を散歩すると、木々の緑の息吹を感じさせてくれて気分がいいですが、その下に青いビニール
    シートのテントがたくさん。寒いときは大変ですが、今の時期は気持ちがいいだろうなと思います。

142 カラスの巣リサイクルする人のゴミ(作 吉武三和子 市民研究員)2008.6.4
    人間と近いところで暮らすカラスは、巣づくりに、クリーニング店のハンガー、針金、ひも、紙くず、プラス
    チックなどをうまく使うそうです。この針金が電線に接触して停電になることもあるようです。

141 検査前に怒って高血圧になり(作 松井真理子 代表)2008.6.3
    血圧測定検査の直前、仕事上の不愉快な連絡が入ったためカッとなり、猛烈に怒りました。その結果、
    これまでずっと低血圧ぎみ(最高110)だったのに、一挙に高血圧(最高165)の仲間入りとなりました。

140 病欠が増える中高年の会(作 松井真理子 代表)2008.6.2
    中高年の会は最初は元気なのですが、長く続けるにつれて、腰痛、手足のしびれ、糖尿病、脳梗塞、
    白内障など、だんだん病気が理由の欠席が増えてきます。若い人の集まりにはない特徴だと思います。

139 日記読む母が嫌いと大きな字(作 吉武三和子 市民研究員)2008.6.1
    読むことを「読まれていた」ことにドキッ。

138 模擬強盗もしやと思う名演技(作 吉武三和子 市民研究員)2008.5.31
    銀行などで行われる訓練をテレビで見ると、本物の強盗かと思う迫真の演技。裁判システムの勉強の
    ための模擬裁判の被疑者や被告人役には、専門の俳優がなることもあるようです。
    
137 記事よりも広告で売る週刊誌(作 吉武三和子 市民研究員)2008.5.30
    新聞や電車内の広告などで、派手な記事のタイトルにつられて買ってみると、中身はほとんどないこと
    が、週刊誌にはよくあります。

136 レジ袋減ったがたまるエコバッグ(作 吉武三和子 市民研究員)2008.5.28
    最近はエコバッグをPRグッズとして作っている団体が多いので。

135 薬みなやめて病気と縁が切れ(作 吉武三和子 市民研究員)2008.5.27
    後期高齢者は医療費がかかるといいますが、薬の出しすぎなど、その具体的な中身をもっと精査する
    必要もあるのでは?

134 大鼾(いびき)テレビを消すと「まだ見てる」(作 吉武三和子 市民研究員)2008.5.26
    なぜかこういう人は多いようです。リラックスできる家庭ならでは。

133 手におもちゃママのおっぱいモーツァルト(作 吉武三和子 市民研究員)2008.5.25
    「目に青葉山ホトトギス初鰹」をもじっています。大切に育てられている赤ちゃんの至福のとき。

132 言わずとも顔が証明する親子(作 吉武三和子 市民研究員)2008.5.24
    テレビを見ていると、一目で親子とわかる人が多いです。DNA恐るべし。

131 問題は児童たちより親の私語(作 吉武三和子 市民研究員)2008.5.23
    授業参観に行くと、教室の後ろで、親同士がおしゃべりしていることがよくありました。一般の会議でも、
    隣同士が私語をする光景がよく見られ、大人のマナーは、とても子どもを教育する水準にはありません。

130 駅弁を開く気まずさ一人旅(作 吉武三和子 市民研究員)2008.5.22
    電車の中の楽しい駅弁タイムも一緒に食べる人がいてこそ。一人旅だと、見知らぬ周囲をうかがって、
    こそこそ音を立てないように包装紙を開け、人目を避けて食べる気分になってしまいます。

129 携帯で残せたダイイングメッセージ(作 松井真理子 代表)2008.5.21
    中国の四川大地震で、救出された男の赤ちゃんを抱きかかえるように死んでいた母親が、携帯電話に
    「かわいい坊や。もしあなたが生き延びたら、私があなたを愛していたことを絶対に忘れないでね」と、
    最後のメッセージを残していたそうです。携帯の時代だからこそ、必死の思いが残せたのだと思います。

128 キレルとは昔職場のほめ言葉(作 吉武三和子 市民研究員)2008.5.20
    昔のキレルは「カミソリ」などとも言われましたが・・・。今は「シャープ」のほうが通りがいいかも。

127 トラックの巨大タイヤが横走る(作 吉武三和子 市民研究員)2008.5.19
    バスの事故があってから、あのタイヤが外れてこちらに向かってくる恐怖を覚えます。

126 ふりかけの原料も入れ三十種(作 吉武三和子 市民研究員)2008.5.18
    1985年に旧厚生省が「栄養のバランスをとるため1日30品目食べよう」と呼びかけて以来、「30品目」
    は結構定着しました。しかし毎日30品目摂るのは容易ではなく、「30品目ふりかけ」まで登場しました。
    2000年からは「30品目」は消え、「主食、主菜、副菜を基本に食事のバランス」と書いてあるだけです。

125 その上に天災までも五輪の灯(作 吉武三和子 市民研究員)2008.5.17
    チベット問題で世界中で聖火リレーの妨害騒動があり、せっかくの中国初のオリンピック開催に影を
    落としているのに、今度は何万人も死者が出る大地震。オリンピックは大丈夫なのでしょうか。

124 柄パンツ見えぬところにするおしゃれ(作 吉武三和子 市民研究員)2008.5.16
    若い世代だと、見せることを想定した「勝負下着」なるものもあるようですが。

123 エチケット余さず食べてなるメタボ(作 吉武三和子 市民研究員)2008.5.15
    メタボ対策に、1/3は残せといいますが、出されたものを残すことに抵抗がある人は多いのです。

122 長生きをすればするほど非国民(作 坂東 行和 顧問)2008.5.14
    長年の自民党支持者でも怒っている後期高齢者医療制度。高齢になれば医療費がかかるのはあた
    りまえなのに、この制度は「死んでください国のため」といわんばかりです。

121 掃除機の先で移動を迫られる(作 吉武三和子 市民研究員)2008.5.13
    アメリカの調査によると、専業主婦の家事の価値は、外注すると1200万円だそうですから、移動に
    協力するくらい当然でしょう。

120 近づいて道聞く人に身構える(作 吉武三和子 市民研究員)2008.5.12
    路上で突然切りつけられる事件も起きている昨今・・・

119 大枚をはたき中古の鮎を食べ(作 吉武三和子 市民研究員)2008.5.11
    船場吉兆の料理の使い回し事件。高い料亭料理の実態がこれではお客は怒ります。

118 地元では乞食酔いどれ山頭火(作 吉武三和子 市民研究員)2008.5.9
    「放浪の俳人」などといわれる種田山頭火は、私の地元の人ですが、地元では、生前を知っている人
    が「あれは乞食だった」などと悪口を言います。著名人でも、地元では冷遇される例が多いようです。

117 押し売りも友も遠のくセキュリティー(作 吉武三和子 市民研究員)2008.5.8
    マンションは入るのに暗証番号が必要で、外部の人が簡単には入れないようになっています。
    防犯上は安全でいいのですが、知り合いがちょっと立ち寄るにはバリアが大きいように思います。

116 唇に触れんばかりに診る眼医者(作 吉武三和子 市民研究員)2008.5.7
    眼医者さんも別に近づきたいわけではないでしょうが。

115 赤ちゃんが笑い家中皆笑う(作 吉武三和子 市民研究員)2008.5.5
    きょうは子どもの日。赤ちゃんが笑うと、誰もが楽しく、幸せな気持ちになります。
    赤ちゃんが笑う動画を集めたサイトもあります。

114 言い訳は無用風船突きつける(作 吉武三和子 市民研究員)2008.5.3
    行楽シーズンです。飲酒運転にはくれぐれもご注意を。

113 プールヨガエステと今日も日が暮れる(作 吉武三和子 市民研究員)2008.5.2
    若い方も中高年も、女性はおしゃれと健康に熱心で、スポーツクラブやエステに通う話をよく聞きます。
    それはいいのですが、関心が自分のことだけで、社会のことに向かない人が多いのが気になります。

112 孫こける杖を忘れて走り寄り(作 吉武三和子 市民研究員)2008.5.1
    火事場の馬鹿力に近いものがあります。

112 禍を転じ赤福羽根が生え(作 吉武三和子 市民研究員)2008.4.30
    「禍転じて福となす」といいますが、さすが「赤福」、復活後は以前より知名度も上がり、羽が生えたよ
    うに売れているようです。

111 暫定を暫定的に止めただけ(作 吉武三和子 市民研究員)2008.4.29
    ガソリン税の暫定税率復活の法案が30日に衆議院で再可決される見通しとなり、せっかくの値下げも
    1ヶ月だけのことに。また1リットル30円も値上がりするらしく、暫定税率の高さを実感させられます。

110 人権もある赤ちゃんの裸撮る(作 吉武三和子 市民研究員)2008.4.28
    生まれた時はやせていた赤ちゃんが、その後丸々してくると、足やおなかやお尻をむき出した写真を
    撮ります。撮るだけでなく、あちこちに配って見せていることは、当の赤ちゃんは知らぬが仏です。

109 着るあてはないがと仕舞う衣替え(作 吉武三和子 市民研究員)2008.4.27
    サイズが合わない、デザインが気に入らないなど、結局一度も着ていないのに捨てきれないでいます。

108 拝啓も敬具も省きEメール(作 吉武三和子 市民研究員)2008.4.26
    昔気質の者にはうっすらと罪悪感のあるメール。正式な手紙文の書き方など、知る人はいなくなる
    時代が来るかも知れません。(英語圏では、「敬具」に近いものはメールでも使われているようです。)

107 後期でも高齢社会の大票田(作 松井真理子 代表)2008.4.25
    山口県の補欠選挙では、後期高齢者医療制度が争点のようです。高齢者は票をもっているので、
    怒らせると大変です。後期高齢者は今でも有権者の約1割いますが、2050年には25%になります。

106 晩成はなく定年が来た大器(作 吉武三和子 市民研究員)2008.4.24
    「眠れる獅子」のまま終わった方もそうでない方も、第二の人生を社会貢献活動へ! 
    こちらで輝いている人もたくさんいます。

105 保険証老眼鏡から顕微鏡(作 吉武三和子 市民研究員)2008.4.23
    後期高齢者医療制度の問題点の一つは新しい保険証。従来の保険証は、葉書よりやや小さい三つ
    折でしたが、今度のは小さな紙のカードに文字がびっしり。高齢者への思いやりがない証拠です。

104 塗り箸は苦手と麺がすりぬける(作 吉武三和子 市民研究員)2008.4.22
    寒いときはうどん、暑いときはそうめんと、日本には美味しい麺類がありますが、大切なのは箸。
    塗り箸はきれいですが、麺類にはやっぱり天然木の割り箸が向いています。

103 官僚の試験に「思いやり」はなし(作 松井真理子 代表)2008.4.21
    ネーミングからして無神経だと攻撃されている後期高齢者医療制度。厚労省の誰一人として、これが
    後に問題になるとは思わなかったとすれば、公務員試験や、それ以前の教育に欠陥があるのでは?

102 うす味にしたが味噌汁二杯飲み(作 吉武三和子 市民研究員)2008.4.20
    高血圧には塩分の取りすぎはよくないというので、すべて薄味にするように指示を受けていても、
    その味噌汁を二杯飲んでは、結局摂取する塩分は変わらないのではないかと思います。

101 体重が落ちてやる気も消えていく(作 吉武三和子 市民研究員)2008.4.18
    メタボ対策も大切ですが、あまり体重を落とすと気力も落ちるので要注意。
    適度な体重はやはり必要です。

100 自治会長顔知らないまま交代す(作 吉武三和子 + 松井真理子)2008.4.17
    役員の改選時期ですが、自治会長の負担が重く、1年で交代する自治会が増えているようです。
    マンションの自治会など、1年間とうとう会長の顔も知らないまま、また次の会長に交代しています。

99 お局が裏の研修新入社(作 吉武三和子 市民研究員)2008.4.16
    この頃はお局は「派遣」だったりするご時世。裏の研修の方が、面白く何かと役に立ちます。

98 入浴中妻にメールをチェックされ(作 吉武三和子 市民研究員)2008.4.15
    携帯を持って風呂に入るわけにもいかず、ロックすればなお怪しまれます。もっとも妻も「こっそり見た」
    とは言えず、心にしまうだけでしょうが。

97 じいちゃんだけ早寝早起き朝ごはん(作 吉武三和子 市民研究員)2008.4.14
    役所が「早寝早起き朝ごはん」のキャンペーンをしていますが、子どもは相変わらず夜も塾に通ってい
    ます。このような現実を放置したまま、表面的なキャンペーンに膨大な予算を使うことに疑問を感じます。

96 尊敬をするわけでない患者様(作 吉武三和子 市民研究員)2008.4.13
    病院が使う「患者様」は、言われても全然うれしくないことばです。職員の人たちは、言われたから使っ
    ているだけで、別に患者を尊敬しているわけでないことは、態度を見れば一目瞭然だからです。

95 イージス艦75日のありがたさ(作 吉武三和子 市民研究員)2008.4.12
    年金やら後期高齢者医療制度やら、升添厚生労働大臣の受難の日々が続いています。一方、「人の
    噂も75日」、イージス艦問題で窮地に立っていた石破防衛大臣のあのお顔を、最近は忘れがちです。

94 新聞の記事寄せ集めする式辞(作 吉武三和子 市民研究員)2008.4.11
    式辞が一般に評判が悪いので、される方も何とか新味を出そうと努力されるようです。新聞は素材を
    集めるのに手っ取り早いようで、読んだことのある話を断片的に聞くこともあります。

93 尚のあとさらにと式辞はまだ続く(作 吉武三和子 市民研究員)2008.4.10
    入学式、入社式と式辞のシーズンです。式辞は短いほどよいといいますが、長々しゃべりたい人もいて
    うんざりです。そろそろ終わりそうだと喜んでいるとき、「なお」とか「さらに」と言われると落胆します。

92 じいちゃんは訓練校に入学す(作 吉武三和子 市民研究員)2008.4.9
    幼稚園から大学まで、若々しい子どもたちの入学シーズンです。退職したじいちゃんも、訓練校に入学
    して第二の人生の扉をひらきます。熟年大学(もちろん本物の大学もあり)に入学する例もあります。

91 作るなら高速道より自転車道(作 吉武三和子 市民研究員)2008.4.7
    道路特定財源に関心が集まっていますが、道路だけ特別扱いするのは最早無理ではないでしょうか。
    環境と暮らしの観点から見直すなら、高速道路ではなく、自転車道の整備をしてほしいです。

90 キャッチャーの股間まさぐり出すサイン(作 吉武三和子 市民研究員)2008.4.6
    高校野球からプロ野球へと、テレビ番組も移ろっています。それにしてもあのサインは・・・

89 列島の雪だるまから花だより(作 吉武三和子 市民研究員)2008.4.5
    きょうあたりが四日市は桜のピークでしょう。とはいえ、長い日本列島ですので、まだ雪だるまの印が
    出るところもあれば、3月に満開になったところもあります。国土は狭くても多様性のある国といえます。

88 お日様に干してたたんだ布おむつ(作 吉武三和子 市民研究員)2008.4.4
    時代は知らない間に変わっていて、今やおむつといえば紙おむつが全盛です。かつては汚れを落とし、
    洗濯して干し、夕方には取り込んで畳んで積んでいたものですが・・・。便利になりました。
    
87 談笑の中に採否を試験官(作 吉武三和子 市民研究員)2008.4.3
    面接の会話は楽しそうでも厳しくチェックされています。「うちのおかんが」などと言わないように。ただ、
    受かる人はいくつも受かり、落ちる人はみんな落ちるので、人を見るポイントは誰も大体同じようです。

86 つれづれに一人で試す惚けテスト(作 吉武三和子 市民研究員)2008.4.2
    一応念のために。

85 熱心な順に前から席に着く(作 吉武三和子 市民研究員)2008.4.1
    一番前で寝ている人もいますが・・・・

84 工夫した包み無雑作に開かれる(作 吉武三和子 市民研究員)2008.3.31
    最近は、包装ではなくラッピングといって、袋やリボンなど工夫を凝らした包みにする贈り物もあります。
    しかし、受け手が無関心だと、包み方など注意も払わず無雑作に開けてしまって、全く猫に小判です。

83 ひいき目でなくてかわいいうちの孫(作 吉武三和子 市民研究員)2008.3.30
    これをジジババ馬鹿といいます。

82 外人の首をかしげる熨斗袋(のしぶくろ)(作 吉武三和子 市民研究員)2008.3.29
    イギリスに調査に行って、インタビューの謝礼として、遊び心で日本の紅白の熨斗袋に50ポンド札を
    入れて渡したらびっくりされました。お祝いや香典として現金を渡す風習がないので、当然熨斗袋は
    見たことがない。袋の表右上の小さい折紙様のものは何かと聞かれましたが、答えられませんでした。

81 チャイルドシート50センチを固定する(作 吉武三和子 市民研究員)2008.3.28
    今の法律では、車に乗る場合は、新生児でもチャイルドシートに座らせてシートベルトで固定すること
    になっています。退院後すぐの里帰りで、わずか50センチの赤ちゃんを固定しました。

80 赤ちゃんに暴走族も音を下げ(作 吉武三和子 市民研究員)2008.3.27
    生後1ヶ月の赤ちゃんを抱いて外出した孫からのメール。「横断歩道に、バイクに二人乗りした柄の
    悪い男たちがいたの。ステレオを積んで大音量で音楽をかけてて、うるさいな、って思ったんだけど、
    私があかちゃんをつれてるのを見たら音楽のボリュームを下げてくれた。」赤ちゃんには人をやさしく
    させる力があるようです。

79 出すものは皆出してから乗る秤(はかり)(作 吉武三和子 市民研究員)2008.3.26
    さらに誰も見てなければ、「脱げるもの皆脱いでから」乗ります。(最近はそもそも怖くて乗らない・・・)

78 がんばった成果をさらっていく役所(作 松井真理子 代表)2008.3.25
    流行のアウトソーシングは、行政にはまことに都合がいいシステムです。安いお金で市民は一生懸命
    やってくれて、しかもその成果は役所のものになります。また、役所と関係なく市民ががんばっていて
    も、がんばる市民を作り出した役所が偉いということになり、結局成果は役所のものになるようです。

77 弱小の部署は束ねて一本化(作 松井真理子 代表)2008.3.24
    役所の機構改革の話がいろいろ聞こえてきます。SSKが関係している部署は、弱小なところが多い
    ようで、別の課と束ねて一つの課になったり、4つの財団を統合してその一部門になったり・・・

76 国の名は知らず来る鳥帰る鳥(作 吉武三和子 市民研究員)2008.3.23
    渡り鳥は、居心地のいい所に行くだけ。国境に縛られるのは、それをつくった人間だけです。

75 わき道にそれた議論でもりあがる(作 松井真理子 代表)2008.3.22
    会議の目的からずれた意見でも、わかりやすかったりすると、またすぐそれにとびつく人がいます。
    関係ないところで数名が盛り上がってそのまま終わる会議は空しい。これは司会者の責任です。

74 おろそかにできぬ母乳になる食事(作 吉武三和子 市民研究員)2008.3.21
    赤ちゃんがアレルギー(たとえば卵、小麦粉)だと、お母さんの食事の成分が即母乳に出て、赤ちゃ
    んに深刻な影響を及ぼすそうです。アレルギーに限らず、安全な食べ物の大切さがわかります。

73 ひと月で4割肥える新生児(作 松井真理子 代表)2008.3.20
    3キロちょっとで生まれ、産後少し減って2.9キロで退院した孫が、1ヶ月後には4.1キロ。日に増し
    目に見えてむくむく大きくなるこの物理的成長度は、人生でもピークなのではないでしょうか。

72 新入社タメ口という軽いノリ(作 吉武三和子 市民研究員)2008.3.19
    若い方は、新入社員でも目上の人に気安くものを言います。アメリカでも非常識な人がかなりいるよう
    で、「面接中に携帯電話を受け、プライベートな内容だからと面接官に部屋から出るよう頼む」、「面接
    終了後に家まで車で送ってくれるよう面接官に頼む」、「経理職に応募して、数字よりも人と接するほう
    が得意と言う」、「前職を解雇になった理由に、上司を殴ったことを挙げる」などの例があるそうです。

71 言い方もあろうに後期高齢者(作 吉武三和子 市民研究員)2008.3.18
    統計上は75歳以上を後期高齢者というらしいのですが、当事者の立場になってみると、高齢者のうち
    でも後半にまわったという言い回しは、いかにも最終段階というニュアンスで、いい気はしないものです。

70 エコノミーメタボ押し込む座の狭さ(作 松井真理子 代表)2008.3.17
    ロンドンのヒースロー空港で見ていると、半数以上は肥満体です(本日更新の市民社会クイズを参照)。
    それにしては、大多数の人が乗るエコノミークラスの座席はあまりにも狭いように思います。

69 黄砂では詩にもならない春霞(作 吉武三和子 市民研究員)2008.3.16
    最近、黄砂の数や量が増加しているようです。中国大陸で、昔は草木があった土地が荒れ地になり、
    乾燥地の範囲が広がっているのが原因だそうで、風流な春霞とはほど遠い、環境問題のようです。

68 議事録を削除させては切る啖呵(作 吉武三和子 市民研究員)2008.3.15
    大阪の橋下知事はいろいろ言いますが、後から議事録の削除を求めるのだそうです。後に残って
    は困るようないいかげんな啖呵なんて、政治家の言葉の重みも何もあったものじゃありません。

67 子も孫も帰り省略昼ごはん(作 吉武三和子 市民研究員)2008.3.8
    食べてくれる人がいなくなると、どっとやる気が失せて・・・

66 まちかどに億万長者くじ売り場(作 吉武三和子 市民研究員)2008.3.8
    何年も前の、1等当選者が出たという大きな文字が躍る宝くじ売り場。
    殺風景なまちかどで、億万長者の夢を売ります。

65 ハイテクの囲炉裏が燃えるショーケース(作 吉武三和子 市民研究員)2008.3.7
    デパートの食品売り場を歩いていると、ガラスケースの中に火が燃えていて驚かされました。
    (もちろん本物の火ではないです.)こんなハイテクがかえって笑いを誘います。

64 ベビーバス極悪人にもあった過去(作 吉武三和子+金 憲裕 事務局長)2008.3.6
    生まれて間もない赤ちゃんをベビーバスで洗ってやると、まことに小さく愛らしいものです。
    どんな極悪人にもこんな時期があったのに、と思ってしまいます。

63 桐箱に親子の絆がひからびる(作 吉武三和子 市民研究員)2008.3.5
    産院でいただくへその緒。はじめは蓋をあけて乾かす必要がありますが、そのうちミイラ状態に。
    即物的な親子の絆はひからびていきますが、独立した人間としての絆は一生続きます。

62 子と夫ベンチに預けショッピング(作 吉武三和子 市民研究員)2008.3.4
    「早く行こうよ」とか「いつまで見てる」など、一緒だとおちおち買い物もできません。

61 無我夢中ポリシーなんかない育児(作 吉武三和子 市民研究員)2008.3.3
    初めての子をもつと、何もかもが初めての体験。理屈より何より、ただ無我夢中で育てるのみです。

60 好きな絵が一つ満足美術館(作 吉武三和子 市民研究員)2008.3.2
    なかなかゆっくり美術館にいく暇もないのですが・・・。気に入った絵が一つでもあると行った甲斐が
    あります。この中でもし一つ買うとしたら、と思いながら絵を見るのもいいようです。

59 新鮮なもやしも種は中国産(作 吉武三和子 市民研究員)2008.3.1
    安全性が不安なので中国産の食品は買わないようにしています。新鮮なもやしなら大丈夫と思って
    いたのですが、最近その種は中国から来ていると知り、純粋な国産がないことに驚いています。

58 天皇もやはり人間骨粗鬆(作 吉武三和子 市民研究員)2008.2.29
    天皇が治療の副作用で骨粗鬆症になる可能性があるとか。それにしても、前立腺がんだの骨粗鬆
    症だの、めまいだの出血だの、個人情報をいちいち報道されて、天皇・皇后もイヤじゃないでしょうか。

57 あれほどの痛み安産ですという(作 吉武三和子 市民研究員)2008.2.28
    お産の痛みは、昔は青竹を割るとか障子の桟が見えなくなるなどと言ったものです。あんなに痛い
    のに、あくまでも生理的なもの。生まれてしまえば、次の子のことを考えることができるのです。

56 ロス疑惑イージス艦へ助け舟(作 吉武三和子 + 金 憲裕 事務局長)2008.2.27
    27年も前の事件がなぜ今頃?とわけがわからないロス疑惑事件ですが、もしかすると日本の軍事
    政策への批判の目をかわそうという、アメリカの差し金かも?と思ってしまう2人の作品です。

55 するよりもされる辛さの下の世話(作 吉武三和子 市民研究員)2008.2.26
    下の世話は大変ですが、自分のことが自分でできなくなったら、御本人はどんなに辛いことでしょう。

54 通販に頼る素面で買えぬもの(作 吉武三和子 市民研究員)2008.2.25
    最近は忙しい人が増え、何でも通販の対象となっていますが、やはり通販の強みは店頭では買いに
    くいもの。アダルト関連商品、下半身や美容に関連する医薬品・器具などは、通販ならではです。

53 出産待つ整形ママの落ち着かず(作 吉武三和子 市民研究員)2008.2.24
    お母さんに似ていたら美形のはずですが・・・。真実を知るのは本人のみ。

52 しとやかなB面見せる電話口(作 吉武三和子 市民研究員)2008.2.23
    きつい口調で話す職場の女性が、電話では声が裏返っておしとやかになる例は多いもの。
    家庭でも、内向けの声と外向けの声が全然違う人は多いのでは。

51 アメリカは見るが小舟は目に入らず(作 吉武三和子 市民研究員)2008.2.21
    イージス艦と漁船の衝突事故。イージス艦は「優れた探知能力と情報処理能力によって、極めて高度
    な対空戦闘能力を備えている」そうですが、そもそも国民のためにあるのか、改めて問われています。

50 雪の朝こたつで見てる転ぶ人(作 吉武三和子 市民研究員)2008.2.20
    ことしは2月になってから雪の日が続きます。仕事があれば雪でも外に出なければならないでしょうが、
    高齢者の特権は家でのんびりできること。ぬくぬくこたつに入って、テレビで外の様子を見ています。

49 品格がないのが売りの知事もいる(作 松井真理子 代表)2008.2.19
    国家の品格、女性の品格など「品格」ブームです。一方、マスコミ相手にすぐ切れ、ついこの前つくっ
    た自分のマニフェストを「机上の空論」と平気で言える、品格とは無縁の知事がそれなりの人気です。

48 絵手紙の不可思議下手の方がよい(作 吉武三和子 市民研究員)2008.2.18
    絵手紙ブーム。稚拙な文字だと味があるように見え、あまり達筆だとむしろ興ざめなところが人気か?

47 ご注意を防犯カメラ作動中(作 吉武三和子 市民研究員)2008.2.17
    最近はあちこちに防犯カメラが設置してあります。一人だと思ってエレベーターの中で体操したりして
    いると、上のカメラに気づいてハッとします。外ではあまり馬鹿なことをしないに限ります。

46 二人目は消毒しない哺乳瓶(作 吉武三和子+松井真理子)2008.2.16
    初めての子どものときは、壊れ物のように大切にして、哺乳瓶も毎回蒸し器で高熱殺菌していたの
    ですが、二人目になると面倒になって水で洗うだけでした。それでもちゃんと育っています。

45 娘は脱毛父は育毛する努力(作 吉武三和子 市民研究員)2008.2.15
    最近は息子も脱毛(体毛、眉毛等)するのが流行しています。

44 住職がクレームつける千の風(作 吉武三和子 市民研究員)2008.2.14
    「私のお墓の前で泣かないでください そこに私はいません (略) 千の風になって あの大きな空を
    吹きわたっています」という歌詞で一世を風靡している歌「千の風になって」。死生観が変わったという
    人もいますが、お墓を守り供養をしている住職さんにしてみると、やっぱりお墓に来てほしいのでは?

43 中国産除けば空になる売り場(作 吉武三和子 市民研究員)2008.2.13
    冷凍ギョウザ事件以来、にわかに中国産食品に目が行くようになりました。食品だけでなく、衣料、お
    もちゃなど、中国製品は世界を席巻しています。チャイナ・フリーにすれば売り場は空になりそうです。

42 それもいじめノーにはやらぬ交付金(作 吉武三和子 市民研究員)2008.2.12
    岩国市長選で米空母艦載機の移転容認派が勝ちました。2006年の住民投票では反対が9割近くに
    上ったにもかかわらず(民意を聞くこと自体が間違いという、橋下府知事のような人もいますが)・・・。
    今回の市長選は、騒音や治安悪化を懸念して市が移転に反対していることを理由に、国が新庁舎建
    設の補助金約35億円の交付を打ち切ったことにあります。国は子どものいじめ対策などと言いますが、
    いうことをきかなければ金をやらないというのは、国による露骨ないじめ以外の何者でもないでしょう。

41 餅つきや爺の自慢は力もち(作 不亡 市民モニター)2008.2.11
    寒餅をつきました。子供たちより昔をしのんで大人がハッスルしていまし た。 (きな粉・あんこ・菜餅・
    磯辺・おろし・あおさと各人得意のメニューで)。 これからは元気な高齢者が社会を支えます!

40 好きだとは誰も言わない歳になり(作 吉武三和子 市民研究員)2008.2.10
    「いい人」「素敵な人」とは言われても、「好き」とは言われなくなる年代は確実にやってくるようです。

39 絵に描いた餅さえなくて国不安(作 不忙 市民モニター)2008.2.9
    最近の政治をみていると理念が感じられません。たとえ絵に描いた餅になっても、理念がないよりまだ
    ましだと思います。 *不忙のペンネーム:「スケジュールはいっぱいだが忙しくはない」の意味。

38 安産へイエスも釈迦もなく祈る(作 吉武三和子 市民研究員)2008.2.7
    孫が臨月に入り、無神論者の私でも、ただ安産を祈るばかりです。ちなみに「1枚の写真」のお腹は、
    孫が自分で撮って送ってきたものです。

37 足の裏踏む子もおらず足もみ機(作 吉武三和子 市民研究員)2008.2.6
    小さな子どもがいる間は、足の裏を踏んで、背中に乗ってと、適度な体重をうまく使っていたのですが、
    子どもたちが巣立ってしまい、手近に揉んでくれる人もいないとなると、機械に頼るしかありません。

36 検査値に問診の嘘あばかれる(作 吉武三和子 市民研究員)2008.2.5
    酒はあまり飲んでない、カロリー制限を守っているなどと言ったって、検査値は正直です。

35 頭より鼻の白髪に知る悲哀(作 吉武三和子 市民研究員)2008.2.4
    若いときは、白髪というのは頭だけだと思っていました。しかしそのうち、頭だけでなく、鼻毛やひげなど
    他の部位にも生えることを体験的に知ることになります。高齢者の白眉は、いわゆる「白眉」ではない・・・

34 DVで訴えられている牧師(作 吉武三和子 市民研究員)2008.2.3
    知人から聞いた実話です。人に説教する牧師が家に帰れば暴力亭主。人はみかけによらないものです。
    昨日の新聞によると、DV防止法に反対する団体からの圧力に屈する自治体があるそうで残念です。

33 作る所思ったこともないギョーザ(作 吉武三和子 市民研究員)2008.2.2
    毒ギョーザ事件その2。テレビでこのギョーザを作っている中国の「天洋食品」の工場を映していました。
    日本人の好物を、あんな所で見知らぬ中国の方が作っていると、今まで考えたこともありませんでした。

32 厚労省年金薬害次ギョーザ(作 吉武三和子 市民研究員)2008.2.1
    中国産の「毒ギョーザ」事件は、被害者が当初10人といっていたのがきょうは500人近いという数字。
    舛添厚労相のきびしいお顔をテレビで拝見する機会が続きます。

31 お茶会の着物脱ぎ捨て飲む番茶(作 吉武三和子 市民研究員)2008.1.31
    ハレの場も大切ですが、やっぱり気取りのない日常の暮らしが一番です。

30 ダイエット勝手に規制緩和する(作 吉武三和子 市民研究員)2008.1.30
    SSKの事務局長を思い浮かべて作った句です。医者から体重を落とすよう言われて、カロリー制限を
    していても、お腹がすくと「低血糖予防のため」と勝手に自己判断し、お菓子やバナナを食べてはダメ。

29 オバマ勝ちゴルゴ呼ばれる夢をみる(作 松井真理子 +金 憲裕)2008.1.29
    26日のサウスカロライナ州の予備選挙ではオバマ氏が圧勝し、アメリカ初の黒人大統領誕生に現実
    味が出てきました。実現すれば快挙だと私たちは思うのですが、しかし黒人差別が根強く、キング牧師
    などの例もある国ですから、今後彼の身辺警護は超一級の厳しさが求められるのではないでしょうか。

28 講演会枯木になって頭数(作 吉武三和子 市民研究員)2008.1.28
    あまり興味がわかない講演会など、やっぱり人がなかなか集まらないらしく、行ってくれと頼まれること
    があります。「枯木も山のにぎわい」といいますから、人助けと思って行きます。

27 面接へ慣れぬ敬語の舌もつれ(作 吉武三和子 市民研究員)2008.1.27
    就職活動も最終戦。若い人は敬語の使い方が下手で、大学でも、先生に対して平気で「先生が研究
    室にいなかった。」などとメールを送ってきます。面接でさぞ苦労していることでしょう。

26 横断の半ば老人走らせる(作 吉武三和子 市民研究員)2008.1.26
    都会の道路は広くて、ゆっくり渡っていると間に合いません。もっとも、途中で赤になっても何ら動じず、
    自分のペースを貫く老人も中にはいますが。

25 伸びすぎたばかりに苗が間引かれる(作 吉武三和子 市民研究員)2008.1.25
    「出る杭は打たれる」の教訓は、ここにも実例がありました。

24 恵方巻根付き予約の列が混む(作 吉武三和子 市民研究員)2008.1.24
    節分の夜、その年の恵方に向かって、目を閉じ、無言で願い事を思い浮かべながら太巻きをまるかじり
    するという奇習(ルーツはこちら)がいつの間にか定着。コンビニだけでなく、全国のすし専門店でも、
    恵方巻は重要なセールスチャンス。アンケートに答えるとすし券が当たる「恵方巻アンケート」もあります。

23 邪魔にする国に長寿でいやがらせ(作 吉武三和子 市民研究員)2008.1.23
    古い話ではありますが、かつて「老人福祉は枯れ木に水をやるようなもの」と言った政治家がいました。
    老人をないがしろにするなら、長生きして報復してやります。(もちろん元気で長生きしたいですけど・・・)
    
22 太股も露わにからむ静電気(作 吉武三和子 市民研究員)2008.1.22
    冬になると特に静電気が起きやすくなります。自動車に触れるとバチッとなるのは嫌なものですが、
    服がまとわりつくのも本当に嫌。本当ならふわっと覆って隠したい太い足腰の線が、もろに出るからです。

21 サブプライムはまだ載ってない新語辞書(作 吉武三和子 市民研究員)2008.1.21
    最近、やたら「サブプライムローン」という言葉が出てきます。結構重大なことらしいのですが、何のこ
    とやらさっぱり。新語辞書を見てもまだ載っていないので、頼みの綱はインターネットです。

20 遠い日のパパのうっかり今の僕(作 吉武三和子 市民研究員)2008.1.20
    ある統計によると、日本では最初から望んだ出産はわずか36%。性交渉が世界で最も多いと言われ
    ているフランスでは68%だそうです。日本人は、淡泊な割に無防備な人が多いらしいです。

19 寄せ鍋という清掃の冷蔵庫(作 吉武三和子 市民研究員)2008.1.19
    食材の新鮮さ(味)はともかく、最後まで使い切ったという達成感はあります。

18 鼻の勘賞味期限が無視される(作 吉武三和子 市民研究員)2008.1.18
    最近は賞味期限や消費期限への信頼が低下しています。賞味期限を少々過ぎていても、まだ食べら
    れると自分で判断すれば食べる人は多いのでは?自分の判断力への信頼が一番基本でしょう。

17 わが顔を直視させられ美容院(作 吉武三和子 市民研究員)2008.1.17
    美容院では、大きな鏡の前で美容師さんが髪を切っていきます。その間ずっと、自分の顔を正面から
    見させられるので、嫌でも現実(年齢、美醜等)を直視せざるを得ず、雑誌に逃げ道を求めるのです。

16 儲けではなくて仕事が面白い(作 吉武三和子 市民研究員)2008.1.16
    生活さえかかっていなかったらNPOで生きていきたいと考えている人は結構います。世のため人の
    ために本当に大切だと思えることをする仕事はやりがいがあり、これで収入が伴えば最高ですが・・・。

15 減量はしたが鬆(す)入りの骨になり(作 吉武三和子 市民研究員)2008.1.15
    生活習慣病を克服するには、適正体重まで減量することが大切とはよく言われますが、栄養のバラ
    ンスを考えないと、大切な骨がスカスカになって(骨粗鬆症)、すぐ骨折するようになるそうです。
    
14 老人へこれも差別語?加齢臭(作 吉武三和子 市民研究員)2008.1.14
    最近よく聞く「加齢臭」。2000年に資生堂が発見した中高年特有の体臭の物質に、これも資生堂が
    「加齢臭」という名前を付けたのだそうです。男女の性差なく40歳代以降に増加が認められるそうで、
    自然現象をあまりとやかく言うのも問題ですが、中高年自身も、清潔に心がけることは必要でしょう。
   
13 男系を変える胎動女の子(作 吉武三和子 市民研究員)2008.1.13
    長女がことし2月末か3月初めには出産です。結婚相手は、兄弟3人とも男の子、いとこも全員男の子
    という男系家族でしたが、超音波でお腹の子が女の子とわかって、戸惑いと喜びと両方のようです。

12 咳の人いてエレベーターで息を止め(作 吉武三和子 市民研究員)2008.1.12
    狭い空間でやられると、もろに菌が飛び散って来るようで・・・

11 崩壊はせずウィルスのソ連型(作 吉武三和子 市民研究員)2008.1.11
    今年のインフルエンザはAソ連型が流行しているそうです。インフルエンザの語源は、ラテン語の「影響
    (英語ではinfluence)」だそうですが、ソ連が崩壊しても、ソ連型という歴史的ネーミングは残すようです。
    
10 越天楽しみじみ聞けば黒田節(作 吉武三和子 市民研究員)2008.1.10
    越天楽は雅楽の中でも最も有名ですが、よーく聞いていると、あの黒田節と同じメロディーではありま
    せんか。 越天楽に歌詞をつけたのを越天楽今様といい、そのうち最も有名なのが黒田節だそうです。

9 気にかかる人ほど来ない年賀状(作 坂東行和 顧問)2008.1.9
    年賀状にも相手への想いの軽重があって・・・。ただお互いの想いは同じとは限りません。

8 五年日記傘寿の春へ活を入れ(作 吉武三和子 市民研究員)2008.1.8
    今月で八十歳になります。若いときは想像もできませんでしたが、実際にその日が来てみると、思っ
    た以上に元気でいられるもの。これから一層前向きに生きるためにも、5年日記を買いました。

7 休業の赤福を撮る初詣(作 吉武三和子 市民研究員)2008.1.7
    今年は伊勢神宮の初詣も、おみやげが淋しかったという話を聞きます。テレビで赤福の老舗の写真
    を何度も流したので、「ああ、ここがあの店か」と写真を撮って帰るのがお土産代わりかもしれません。

6 灯籠へイエローカード地震帯(作 吉武三和子 市民研究員)2008.1.6
    本日の「1枚の写真」を見ていただければ一目瞭然。東南海大地震など、大地震が来る危険性の
    高い地域では、神社も防災対策に取り組んでいるようです。

5 妻に来た賀状夫が先に読み(作 吉武三和子 市民研究員)2008.1.5
    妻も仕事や社会活動をしているといろいろ年賀状が来ます。夫としては自分の知らない妻の交遊関
    係がちょっと気になり、ついチェックしたくなる心情は理解できます。

4 高齢化ひ孫あちこち年賀状(作 吉武三和子 市民研究員)2008.1.4
    私自身もひ孫が3月はじめに産まれる予定ですが、さすが高齢社会、友達からもひ孫誕生の年賀状
    が届きました。元気で長生きすれば、20年後(私100歳)には、やしゃ孫の年賀状も夢ではないかも?

3 寒天に水こんにゃくでなおメタボ(作 吉武三和子 市民研究員)2008.1.3
    新年早々ダイエットに励んでいるSSK事務局長。最近は肥満がもたらす医学上の問題がしきりに指摘
    され、努力にも熱が入ります。しかし急に体重が落ちるわけもなく、体重計の上で失意の日が続きます。

2 初詣中吉引いてやや嬉し(作 松井真理子 代表)2008.1.2
     椿大神社に初詣に行ってきました。別に信心はなくとも、凶が出ると嬉しくはないもの。SSKは、今年
     は来年の躍進を目指して準備をする年だと考えているので、中吉でまあまあ喜べました。

道拓く勇気支えるNPO(作 松井真理子 代表)2008.1.1
     あけましておめでとうございます。NPOの活動は楽しいですが、新しい道を拓こうとしているのですから
     勇気も必要です。目的を共有できる同志がいるNPOだからこそ、前に進めるのだと思います。