市民社会川柳(2007)  
                   「笑い」「風刺」は昔から市民の武器でした。
                 市民社会のあれこれを、市民が楽しく詠んでいきます。
                                               過去の市民社会川柳 2005年 2006年
                                             2007年市民社会川柳ベスト10
335 来年は嫁ぐ娘と聞く除夜の鐘(作 吉武三和子 市民研究員)2007.12.31
     今は昔のように、一度出た家の敷居はまたぐななどということはないけれど、それでも来年のお正月を
    一緒に迎えられるかどうか、今までのように自由にはいきません。家族だけの最後の除夜の鐘です。

334 大食いも度肝抜ければ才能に(作 松井真理子 代表)2007.12.30
     一時下火になった大食い番組も、最近はギャル曽根などという大食いタレントが人気を博しているよう
     です。大食いでも何でも、人をびっくりさせる「異能」があれば、「タレント(才能)」になれるようです。

333 亡き夫が歌わせている千の風(作 吉武三和子 市民研究員)2007.12.29
     今年も「千の風になって」はヒットを続けました。これは1930年代にアメリカ人の女性が作った詩に、
     日本人が最近曲をつけたものだそうです。世界中の人々が口ずさんできたというこの詩は、夫を亡く
     した身にはよく響いてきます。亡くなった人を思う人の気持ちに国境はないことを、つくづく思います。

332 標的もジェンダーフリーの政治テロ(作 松井真理子 代表)2007.12.28
     パキスタンのブット元首相が暗殺されました。男女共同参画がすすみ、有能な女性政治家が出れば、
     これまでは守られる立場だった女性も、男女関係なく、同じ危険にさらされることになってしまいます。

331 警察の許した銃で人殺し(作 吉武三和子 市民研究員)2007.12.27
     今年は銃の事件が多かった年でした。佐世保の乱射事件など、銃の所持の取り締まりがもっときちん
     としていれば防げたはずです。そもそも暴力団はどうしてあんなに銃を持っているのか、不思議です。

330 UFOへ防衛大臣大まじめ(作 吉武三和子 市民研究員)2007.12.26
     石破防衛相は、UFOが襲来した際の自衛隊の対応について「災害派遣が使えるのか。防衛出動な
     のか。」と大まじめに持論を展開しました。(その前に、政府は「存在を確認していない」との答弁書を
     閣議決定しています。)防衛省の不祥事をUFOの話題で逸らしたいというのが本音のところでしょう。

329 限界を世論で超える市民力(作 松井真理子 代表)2007.12.25
     薬害C型肝炎訴訟で、福田首相が議員立法による被害者一律救済の意向を示しました。厚労省の
     役人と現行の法体制の壁は、とても越えられないように見えましたが、支持率の急降下の前には、
     手を打たざるを得なくなりました。市民の武器は運動と世論だけですが、その力の大きさを感じます。

328 天皇よりイエスの誕生日が人気(作 吉武三和子+松井真理子)2007.12.24
     23日は天皇誕生日でしたが、学校はもう冬休みだし、今年は日曜ということもあって、すっかり忘れ
    ている人が多いようです。一方クリスマスは、キリスト教徒でなくても忘れる人はまずいないでしょう。

327 夫婦老い初体験のおせち買う(作 吉武三和子 市民研究員)2007.12.23
     きれいなおせちが、デパートやスーパーで売られています。今までおせちを買うなんて考えたことも
    なかった者でも、食べる量も少なく、作る体力も落ちてくれば、買った方が楽という気になります。

326 青い星富士も現地は汚れ果て(作 吉武三和子 市民研究員)2007.12.20
     人工衛星「かぐや」から撮影された地球は、青く輝いて神秘的な美しさですが、地上はゴミだらけ。
     遠くから見る神々しい富士山も、現実はゴミの山。身も心も美しい地球にしたいものです。

325 友達の輪の中にいるテロリスト(作 吉武三和子 市民研究員)2007.12.19
     鳩山法相の「友人の知り合いにアルカイダ」発言は批判を浴びましたが、先日の佐世保市での乱射
    事件は、友人を狙っていたとの報道に恐怖。余談ですが、九州は何と発砲事件が多いのでしょう・・・

324 本当の世話役陰で自腹切る(作 吉武三和子 市民研究員)2007.12.18
     真に組織やイベントを支えているのは、対外的に声高にしゃべっている人ではなく、何も言わず必要
     な資金を出す人。口であれこれ言う人も、金と力は出さないことが多いようです。

323 非常識な男の妻も非常識(作 吉武三和子 市民研究員)2007.12.17
    守屋夫妻にとどまらず、身近なところにも思い当たるご夫婦がおられるのでは・・・

322 赤福がなくて寂しい伊勢の春(作 吉武三和子 市民研究員)2007.12.16
    10月中旬から業務停止になっている赤福ですが、再開は年を越すとのことで、伊勢神宮の初詣には
    間に合わないようです。「あの味が好き」「やっぱり伊勢に来たら赤福」との声は強いようですが。

321 来年へ五臓六腑の補修する(作 吉武三和子 市民研究員)2007.12.15
     今年も元気で終えられそうです。これから来る年をますます元気で過ごすためにも、病院で検診を
     受け、年末用の薬ももらい、年越しの医療対策を打っているところです。

320 渾身の筆もったいない偽の一字(作 松井真理子 代表)2007.12.14
     年末の恒例行事になった「今年の漢字」。今年は食品偽装や年金記録問題などへの怒りから「偽」
     だそうです。清水寺の貫首の達筆にはほれぼれしますが、渾身の力を込めるにはふさわしくない字
     で、「こういう字が選ばれるのは、誠に恥ずかしく悲憤に堪えない。」という貫首の声ももっともです。

319 その中に自分も入れてあるラッシュ(作 吉武三和子 市民研究員)2007.12.13
     朝晩の通勤ラッシュは嫌なものですが、ひんぱんに行われる道路工事はともかく、公共交通機関を
     使わない自分の車がその要因となっていることは、とかく忘れがちなものです。

318 健康によくないものがみんな好き(作 吉武三和子 市民研究員)2007.12.12
     メタボ対策にはカロリーを抑えたいところですが、こんにゃくや寒天や生野菜より、熱々の揚げもの
     や脂の乗った肉や魚、生クリームたっぷりのケーキのほうがはるかに魅力的です。

317 鬼課長風のたよりに紙おしめ(作 吉武三和子 市民研究員)2007.12.11
     かつて職場で辣腕をふるった男性も、認知症になって昔の面影などなくなってしまったと聞きます。
     人の世の無常を感じるとともに、健康な毎日の暮らしを大切にしたいとも思います。

316 聞かれても知らぬ自分のパスワード(作 吉武三和子 市民研究員)2007.12.10
     パソコンのプロバイダーを変える時など、パスワードを聞かれるのですが、自分で設定しておきながら
     忘れてしまってわからないことが多いもの。こうなるとその後の手続が面倒になるので憂鬱です。

315 ワイドショー人の不幸が飯の種(作 吉武三和子 市民研究員)2007.12.9
     テレビのワイドショーを見ていると、さまざまな事件や芸能人の離婚・トラブルなどを、したり顔した人
     たちが論評しています。要は視聴率がとれればいいという、番組制作者の本音がまる見えです。

314 来年は夢バラ色に母子手帳(作 吉武三和子 市民研究員)2007.12.8
     来年3月には孫の出産が待っています。私自身の気力・体力が充実しているので、忙しい新米祖母
     (私の娘)に代わって、孫とひ孫の世話ができるとは、高齢社会ならではの慶事だと思います。

313 黄信号突っきりゃうしろにもう一台(作 坂東 行和 顧問)2007.12.7
      心の痛みを感じつつ信号無視を断行すれば、その勢いにつられてか、さらに上手が後に。ちなみに、
      黄信号は法規では「原則止まれ」ですが、「注意して進め」だと思っている人がかなりいるようです。

312 老人の大志が鬼を笑わせる(作 吉武三和子 市民研究員)2007.12.6
     老人の中には、日々の時間つぶしのような生活をしている人もいます。「来年のことを言うと鬼が笑う」
     といいますが、高齢者も長期的な目標をもった前向きな生き方をして、鬼を脱力させましょう。

311 脳と顔私も初期化してほしい(作 吉武三和子 市民研究員)2007.12.5
     パソコンをするようになって覚えた言葉の一つが「初期化」。自分も、古びた頭と顔を初期の状態に
     戻すことができたらいいなと思います。白紙の状態にして中身を取り替えられればもっと面白いです。

310 うまかったの一言意欲わく料理(作 吉武三和子 市民研究員)2007.12.4
     料理をするのは好きですが、自分一人だと作る気がしないのは、やはり食べてくれる人がいればこそ。
     別にほめてもらいたいわけではないけれど、「おいしかった」の一言がどんなに励みになることでしょう。

309 法守ると貼り紙がある和菓子店(作 松井真理子 代表)2007.12.3
     北の大地や赤福などの不祥事が相次いだからでしょうか、和菓子店に行ったら、全国の菓子組合か
     らのコンプライアンス(法令順守)のFAXが壁に貼ってありました。(店の雰囲気に合わないですが)

308 手も足も動くファイトの湧く目覚め(作 吉武三和子 市民研究員)2007.12.2
     80歳も間近になると、杖をつく友人も増え、自分の手足が普通に動くだけでも元気になれます。若い
     頃は太くてコンプレックスがあった足ですが、今は足腰が丈夫に生まれついたことを感謝しています。

307 鍋おでん日本に生まれてよかったな(作 福本悦子 理事+松井真理子)2007.12.1
     きょうから12月です。さすがに肌寒くなってきましたが、同時に暖かな鍋やおでんが美味しい季節で
     もあります。日本の食べものは美味しくてヘルシーで季節感があって、本当にいいなと思います。 

306 デリカシー疑う皿の芋の量(作 金 憲裕 事務局長)2007.11.30
     イギリスのパブなどで食事をすると、メイン料理の量も多いですが、付け合わせのフライドポテトの量
     に驚かされます。小山のようなじゃがいもから、日本の繊細な量と盛りつけを思わずにはいられません。

305 多文化で谷間出す女(ひと)覆う女(ひと)(作 松井真理子 代表)2007.11.29
     イギリスの一般的な女性は、胸が大きくあいた服を着て、豊満な胸を見せつけるのが普通のようで、
     目のやり場に困ることがしょっちゅうです。その一方で、スカーフで髪や耳を隠し、長袖・足首までの
     ロングドレスで肌を隠しているイスラム圏の女性がたくさんいます。多文化共生社会を感じます。

304 キャスターの態度偉そうBBC(作 金 憲裕 事務局長)2007.11.28
     イギリスのBBCの朝のニュース番組では、男女のキャスターがソファに並んで座って話すのですが、
     ゲストが来ても足を組んでふんぞり返って、日本では考えられないほど偉そうに見えます。

303 目を奪う巨体あちこちヨーロッパ(作 金 憲裕 事務局長)2007.11.27
     イギリスに行くと、半端じゃなく太った人をよく見かけます。揚げたじゃがいもや肉が大量に盛られた皿
     を見ると納得ですが、骨格も違うので、腰や胴の厚みがケタ違いです。日本人のメタボなど心配無用!

302 長フライト1年分の映画見る(作 松井真理子 代表)2007.11.26
     イギリスへの調査はいいけれど、飛行機の搭乗時間は長いです。満席のエコノミーでは身動きもでき
     ず、暗いので、機内の映画を見るしかありません。でも連続5本も見ると、気持ちが悪くなるほどです。

301 武器会社人の命で金もうけ(作 吉武三和子 市民研究員)2007.11.18
     軍需会社の利権の構造はグローバルかつ巨大です。医療や福祉など、どの国の人でも喜ぶ分野に
     このお金が使われればどんなにいいかと思います。

300 悪役はむかし代官いま次官(作 坂東 行和 顧問)2007.11.17
     今や守屋さんはすっかり悪役。自らも接待に関しては悪事を自認しておられます。しかしコトは元次官
     の口
から元大臣に飛び火し、むかしとは比べものにならない巨大な利権の構造が見えつつあります。

299 その先は見ちゃいけませぬ愛子様(作 坂東 行和 顧問)2007.11.16
     女性週刊誌は、お上品で歯の浮くような皇室記事と ババっちくて卑俗な下世話・醜聞とが、背中合わ
     せに掲載されています。 愚民視というべきか、太平の反映というべきか。(投稿者原文のまま)

298 邪魔者が片づいたなど空元気(作 吉武三和子 市民研究員)2007.11.15
     ずっと家にいた娘が結婚したお父さん。人にはこんな言い方をするお父さんが多いようです。

297 赤福を毎日アップで見るテレビ(作 松井真理子 代表)2007.11.14
      赤福が改善報告書を出したとか、毎日のように赤福のアップがテレビに大写しになります。つやつや
      したこしあんを見せつけられると、無節操な甘党の浅ましさ、買えないだけに余計食べたくなります。

296 新幹線のいわば鈍行こだま号(作 吉武三和子 市民研究員)2007.11.13
     先日こだま号に初めて乗ってみました。新幹線と名前は付いていますが、のぞみ号の通過待ちなど
     停車時間が長く、目的地に到着するのに時間がかかるのに驚きました。

295 偽装ばれ御福もやっと名を知られ(作 坂東 行和 顧問)2007.11.12
     災い転じて「福」となす。テレビの前で謝罪するのも、メディアが全国に社名を報道してくれるのですから、
     上手に消費者の同情心を買うことができれば、今後の会社の復興に大いに役立つ可能性もあります。

294 手書き賞賛実はパソコンできぬだけ(作 吉武三和子 市民研究員)2007.11.11
     年賀状の季節になると、パソコンの文字は心がこもっていない、手書きが一番などという投書があり
     ます。でもパソコンはとても便利なので、そういう人はこのよさを知らないだけではないかと思います。

293 家出してだだこねてみせ元のさや(作 坂東 行和 顧問)2007.11.10
     もちろん小沢さんのことです。行くも地獄、帰るも地獄でしたから、当分は針のむしろでしょう。

292 それほどに下げたいのならいっそ脱げ(作 吉武三和子 市民研究員)2007.11.9
     見苦しいファッションの代表格に、若い男がズボンをとことんズリ下げてはく「腰パン」があります。パン
     ツの一部が見えるほどで、いっそ脱いだらと言いたくなります。ちなみにアメリカの一部の州では、ことし
     腰パンを公然わいせつ罪とし、最大15日間の禁固刑か150ドルの罰金を科すことになったそうですが、
     服装による規制に反対論は根強いそうです。

291 原油高給油をやめてよかったね(作 坂東 行和 顧問)2007.11.8
     原油の高騰で、ガソリンスタンドでのお値段もどんどん上がっています。資源のない日本は、インド洋
     での給油は、石油を買って負担しているのですから、タイミングよく休止となってよかったと思います。

290 老人にくれぬチラシを見てみたい(作 吉武三和子 市民研究員)2007.11.7
     まちを歩いていると、道行く人にしきりにチラシを配っています。おしゃれな美容院やレストランの広告
     だから、あるいはピンク系だから、高齢者には関係ないと思うのか、なぜか私にはくれません。

289 民主党賞味期限は3ヶ月(作 坂東 行和 顧問)2007.11.6
     最近食品の表示が話題になっていますが、民主党が美味しかったのは、7月末の参議院選挙大勝
     からわずか3ヶ月。(ちなみに賞味期限は、かつては品質保持期限と表示されていたようです。)これ
     から政治を大きく変えてくれると期待していたのに、こんなに早く品質が落ちるとはがっかりです。

288 党リーダー突然投げ出すのが流行り(作 松井真理子 代表)2007.11.5
      1日外出して戻ってみれば、小沢党首が辞表提出とのこと。全く政局は猫の目ですが、それにしても
      理由は違うとはいえ、安倍さんにしろ小沢さんにしろ、党首を突然投げ出すのが今年の流行のようです。

287 組合もあることはある解雇され(作 吉武三和子 市民研究員)2007.11.4
     労働組合がかつての力を失って、形だけの存在になっているという問題はあります。しかしそれ以上
     に問題なのは、会社の倒産の前には、「無いものは無い」ので、組合の出番などないことです。

286 人知れず花植えてある文化力(作 松井真理子 代表)2007.11.3
      その国や地域の文化度は、その住民が私利私欲だけで行動するのか、それとも他の人々の幸せや
      住みやすさに思いを馳せ、行動することができるのかによって決まってくるように思います。

285 カップルの雌雄見分ける難しさ(作 吉武三和子 市民研究員)2007.11.2
     最近の男の子は体格も細いし、けっこうおしゃれです。女の子はスカートをはかない人が増えている
     ようで、一見すると男女の見分けが難しい。動物でも、姿形が男女であまり違わないのはありますが。

284 朝青龍安倍うたかたとなり流れ(作 吉武三和子 市民研究員)2007.11.1
     朝青龍だ、安倍首相だとあれだけ騒いでいたのが、今はもう嘘のように忘れ去られているようにみえ
     ます。関心が一挙に集中し、また一挙になくなっていく世の移ろいの早さに、現代の無情を感じます。

283 守るのは国より利権の防衛省(作 松井真理子 代表)2007.10.31
      不祥事の数々が露見してきた防衛省。軍事に関わることは情報公開の対象外であるのをいいこと
      に、やりたい放題しているのではないでしょうか。国防といいつつ国益を損ねている恐れがあります。

282 昼のバス老々席を譲り合い(作 吉武三和子 市民研究員)2007.10.30
     昼間のバスの利用者は高齢者ばかり。より若く、より元気な高齢者が席を譲り合うほど混み合って
     いればいいのですが、赤字で廃止を検討される路線も出てきます。

281 レジ袋リユースできる必需品(作 吉武三和子 市民研究員)2007.10.29
     レジ袋が目の敵にされていますが、日々の生ゴミの始末や、ごみの分別などに再利用できる必需品
     です。車でスーパーに行くことの方がはるかに環境に悪いのに、どうしてこちらは野放しなのでしょう。

280 隠滅ではなくうっかりと捨てました(作 吉武三和子 市民研究員)2007.10.28
     事件が起こるたび、肝心の文書はうっかり廃棄したとか、また急に出てきたとか、いかにも怪しい動
     きがあります。文書がなくなっても、証拠隠滅したとは絶対言わない面の皮の厚さが求められます。

279 ホステスのような名の孫連れてくる(作 吉武三和子 市民研究員)2007.10.27
     最近の女の子の名前は、高齢者にとってはキャバレーのホステスの源氏名のように聞こえます。
     (泰子、順子、智子などよりおしゃれになったということでしょう。)

278 忍従の御福に伊勢の日があたる(作 吉武三和子 市民研究員)2007.10.26
     赤福が創業300年なら、そっくりの「御福餅」は創業200年。昭和7年には全国優良製産品審査会にて、
     有効賞金碑名誉賜という御福餅は、これまで赤福の陰に隠れていましたが、いまよく売れています

277 省になり汚職も一人前に出る(作 坂東 行和 顧問)2007.10.25
     防衛省の守屋前事務次官の接待ゴルフをはじめとする数々の汚職が話題です。報道を見ると防衛庁
     時代はやりたい放題だったようですが、省に格上げされたのですから、それらしい対処が必要です。

276 伊勢の旅手ぶらで帰る理由でき(作 坂東 行和 顧問)2007.10.24
     手軽な伊勢みやげといえば、やはり赤福ですが、当面買えそうもありません。
      ちなみに、赤福事件以来、赤福そっくりの「御福」がよく売れているとのことです

275 繁栄を陰で支える嘘の山(作 松井真理子 代表)2007.10.23
     けさの新聞は赤福だらけ。次から次へと嘘が発覚して、消費者としてはあきれるばかりです。これまで
     の赤福の栄華を考えると、「犯罪の陰に女あり」をもじって「繁栄の陰に大嘘あり」といいたくなります。

276 はっきりと年を背負った若づくり(作 吉武三和子 市民研究員)2007.10.22
     若く見えると自分では思っていても、傍目にははっきりと年齢がわかるものです。

275 欧米版地図で極東よくわかり(作 松井真理子 代表)2007.10.21
     日本で売っている世界地図は日本が真ん中にありますが、欧米で売っている世界地図では、日本は
     東の端っこのはみ出しそうな位置にあります。「極東(far east)」と言われる意味がよくわかります。

274 同居して胸の高さまであるシンク(作 吉武三和子 市民研究員)2007.10.20
     若い人の体格に合わせて、キッチンも高さが高くなっています。高齢者には踏み台が必要です。

273 推敲は見せぬ挿入削除キー(作 吉武三和子 市民研究員)2007.10.19
     ワープロの最大のメリットは、文書の推敲が簡単に出来ること。昔の文豪が、原稿用紙にあれこれ
     手を入れた記録が残っていますが、ワープロ時代には、こんな推敲の痕跡は全くなくなります。

272 日本は石油はないが給油する(作 吉武三和子+松井真理子)2007.10.18
     どうしてもよくわからないのは、石油資源がない日本がなぜインド洋で給油するのかということ。
     肝心の石油は、日本の商社を通して随意契約でバーレーンの国営精製所から買っているようですが、
     そこはアメリカの大手石油会社「シェブロン」との関係が深いのだそうです。ちなみに、洋上補給には
     高度な技術が必要で、これを長期間実施できるのは世界でも日本だけと、福田首相は言っています。

271 年金のパーマを誰も気が付かず(作 吉武三和子 市民研究員)2007.10.17
     少ない年金を費やしたのに・・・(きれいになろうという気持ちは大切です。)

270 よく転ぶ元気な子らとお年寄り(作 吉武三和子 市民研究員)2007.10.16
     何事も年取ると子どもに返るといいますが・・・。高齢者の場合は寝たきりになりかねないので要注意。

269 カタカナ語使う可愛げない米寿(作 吉武三和子 市民研究員)2007.10.15
     高齢者も多様化していますから、カタカナ語に拒否反応を示す人ばかりではありません。
     逆に、「新しいことには無知なお年寄り」という固定的なイメージがあるのではないでしょうか。

268 赤福は冷凍すればいいと知り(作 松井真理子 代表)2007.10.14
     これまで赤福を買うと、すぐ堅くなるし賞味期限が短いので、できるだけ早く食べないといけないという
     プレッシャーがありましたが、今回の騒動で、冷凍すれば保存できるんだと目からウロコが落ちました。

267 門前の不正許さぬアマテラス(作 松井真理子 代表)2007.10.13
     赤福の製造日偽装や不適切な原材料表示が発覚。赤福といえば、伊勢神宮の門前を本拠とする
     老舗ですが、さすがに日本の神の中の神、お膝元の不正を許すわけにはいかなかったのでしょう。

266 長生きで終わりたくないボランティア(作 吉武三和子 市民研究員)2007.10.12
     健康で長生きをすることはいいことですが、ただ生きているだけではなく、何か社会の役に立ちたい
     と思っている高齢者は多いのでは。この潜在的なパワーを生かせばもっといいまちになるでしょう。

265 なんとなく日の丸探す万国旗(作 吉武三和子 市民研究員)2007.10.11
     愛国心は、押しつけられなくても、自然に備わっていると実感する一コマです。

264 お開きを促すように出るメロン(作 吉武三和子 市民研究員)2007.10.10
     どんな宴会にもお店の予定時間があります。いかに盛り上がっていても、ある程度時間が経つと、
     ご飯や果物が「そろそろ終われ」と出てきます。

263 貸した金のことは忘れぬ健忘症(作 吉武三和子 市民研究員)2007.10.9
     もの忘れがひどくなって・・・と言われる方も、自分が貸したお金のことはなかなか忘れないようです。

262 二代目の元首の日米北朝鮮(作 松井真理子 代表)2007.10.8
     全くひねりのない句ですが・・・このたび登場した福田首相は、歴代初の親子二代の首相であることを
     考えていたら、世界ではアメリカと北朝鮮(どちらもいい国です)が同じであることに気が付きました。

261 書斎というわが家の中のゴミの部屋(作 吉武三和子 市民研究員)2007.10.7
     家をつくる時、書斎なるものをほしがる人がいるようですが、たいていは物置部屋になる運命にある
     ようです。たとえそこで仕事をしたとしても、ごみ部屋としか見えない乱雑な場合が多いようです。

260 関取のこづいただけの馬鹿力(作 坂東 行和 顧問)2007.10.6
     時津風部屋の新弟子「かわいがり」殺しがマスコミをにぎわせています。親方はビール瓶でこづいた
     だけと言っていますが、こづいて死ぬとは、さすが元関取、通常ではありえない馬鹿力なのでしょう。

259 飼い主に我慢して着る犬の服(作 吉武三和子 市民研究員)2007.10.5
     犬に服を着せて散歩させている人を時々見ます。飼い主は可愛いと思っているかもしれませんが、
     犬にしてみれば窮屈では?でも犬も飼い主に気を遣ってか、おとなしく着せられているようです。

258 見ぬふりで人と比べているヌード(作 吉武三和子 市民研究員)2007.10.4
     グラビアのプロのヌードは比べようもありませんが、町の銭湯や温泉などでは、見ぬふりをしながら、
     同じ年ごろの人の腹の出具合、お尻のたるみ具合など、こっそり我が身と見比べているものです。

257 腹の子がもうかすがいになり挙式(作 吉武三和子 市民研究員)2007.10.3
     「子はかすがい」と昔から言われますが、これは結婚後の夫婦の危機を乗り越えるうえでの子どもの
     役割をいったもの。現代では、婚前交渉でできた子が、男女を結婚させるかすがいになっています。

256 沖縄が人ごとでない研修後(作 金 憲裕 副代表)2007.10.2
     沖縄戦の集団自決には軍の関与がなかったとする文科省の教科書検定に抗議する沖縄の人々の
     怒りは、ことし8月にSSKが行った沖縄平和研修に参加した身には、人ごととは思えない気持ちです。

255 遺された美しい星支持します(作 好々爺 市民研究員)2007.10.1
     前首相の「美しい国」ははや過去の遺物となりましたが、ハイリゲンダム・サミットで提案された「美しい
     星50」は、2050年にまでに温室効果ガス半減という重い文言です。こちらは改めて支持したいです。

254 ほどほどに散らかっていて落ち着ける(作 吉武三和子 市民研究員)2007.9.30
     雑誌に出てくるような片づいた家は、居場所がない気がします。もっとも、雑然も度を超すと、散らかし
     た本人にもストレスの原因になりますが、「片づけられない病」というのは存在するようです。

253 命かけて真実伝えた日本人(作 松井真理子 代表)2007.9.29
     ミャンマーで軍に射殺された日本人ジャーナリストの映像が流されています。軍隊は国防のためにある
    はずですが、いざとなれば簡単に市民に銃を向け、発砲することを、明確に映像で見せてくれました。「自
    分がやらなければ誰がやるんだ」といって常に世界の最前線で取材されていたそうですが、今回、大変
    悲しいことながら、身をもって真実を伝えていただきました。こんな日本人もいることに、深く感動します。

252 患者からテレビ医学を聞く主治医(作 吉武三和子 市民研究員)2007.9.28
     素人の意見は大切にされるべきですが、たいていはテレビなどの受け売りが多いもの。
     専門家に向かって知ったかぶりを話せるのは、逆に素人だからできることともいえます。

251 達筆のあとにいじける芳名簿(作 吉武三和子 市民研究員)2007.9.27
     ワープロで字を書くこの時代も、芳名簿は伝統的な和紙・縦書き、傍には筆ペンなどが置いてあります。
     下手な字が人目にさらされるのは嫌ですが、とりわけ達筆の人のあとは書くのが嫌になります。

250 美しい国よりやさしい国がいい(作 松井真理子 代表)2007.9.26
     安倍さんの「美しい国」は空疎なまま終わりましたが、国家主義的、軍国主義的なカラーがありました。
     そんな「美しい国」より、日本は国民一人一人にやさしい国、国際的には大国アメリカの「力の政治」
     に追随するのではなく、世界中の一人一人にやさしい国であってほしいと思います。

249 若さとはこの暑いのに手をつなぎ(作 吉武三和子 市民研究員)2007.9.25
     今年の夏は本当に暑かったですが、暑いさなかでも、若いカップルは手をつないで平気のようです。
     そういえば、中年の安倍夫妻の手つなぎは、やらせだったという噂・・・

248 新総理世襲がわかる頭蓋骨(作 松井真理子 代表)2007.9.24
     自民党の総裁選は予想通り福田さんの勝ち。親子二代の総理大臣となったわけですが、安倍、福田、
     麻生と全部世襲議員。福田さんは、何も言わなくてもその頭の形に、はっきり親子のDNAが伺えます。

247 シンドラーリフト気になるヨーロッパ(作 吉武三和子 市民研究員)2007.9.23
     一時シンドラーリフトならぬシンドラー社製のエレベーターが問題になりました。シンドラー社はこの時
     初めて知ったのですが、ヨーロッパに行くとこの会社製のものが多く、乗るたびに気になりました。

246 海外へこれが最後とまた出かけ(作 吉武三和子 市民研究員)2007.9.22
     先日2週間のハンガリー旅行をしてきました。
     80代が近くなって、パスポートの更新を10年にした以上、まだまだ楽しみたいと思います。

245 英語でも三角にあく口見てる(作 福本悦子 理事+松井真理子 代表)2007.9.21
     最近のテレビは、麻生さん、福田さんが出まくりです。総裁選の行方より、先日の外国人記者クラブの
     スピーチでは、英語でもやっぱり麻生さんの口は三角にあくのに目を奪われていました。

244 超高層窓は開かないステータス(作 吉武三和子 市民研究員)2007.9.20
     超高層マンションの上階は、値段も高くステータスと思われているようです。しかし、眺めのよいガラス
     窓はあっても、落下防止でみんなはめ殺し。ステータスとは自然の風から分断されることのようです。

243 辛い目はいつも庶民が負わされる(作 金 憲裕 副代表)2007.9.19
     戦争をしかけるのは為政者ですが、死んでいくのは前線に立つ下級兵士や住民です。政策の失敗で
     医療や福祉が受けられなくなったり、自殺に追い込まれたりするのも、結局いつも名もない庶民です。

242 愛読書は漫画と言える軽い国(作 松井真理子 代表)2007.9.18
     一国の首相候補者が愛読書は漫画と平気で言い、マスコミや国民も特に驚かない日本は、深い思索
     をしない国だと世界に公言したようなものです。案の定、イギリスの新聞ガーディアンはこう書きました。
     「日本は世界のステージを大股で歩けるリーダーが求められているが、麻生氏はそれにふさわしくない。
     彼の好きなことは、漫画本について語ることだそうだから。」なぜ日本の新聞はこんな記事を書かない?
     
241 政治家は沖縄戦跡で研修を(作 金 憲裕 副代表)2007.9.17
     SSKの沖縄研修は、平和を考えるうえで非常に有意義なものでした。真っ暗な洞窟の中を病院にして、
     住民や兵士が隠れ暮らした壕の見学など、政治家には真っ先に研修に来て欲しいところだと思います。

240 行列もがら空きも嫌レストラン(作 吉武三和子 市民研究員)2007.9.16
     いくら美味しいと人気がある店でも、並んでまで入るのは嫌ですが、かといってがら空きの店は、いか
     にも美味しくなさそうです。

239 総裁選もう安倍首相は過去の人(作 松井真理子 代表)2007.9.15
     自民党の総裁選挙に関心が集まっています。たった2日前まで首相として存在していた安倍さんは、
     完全に過去の人になってしまいました。政治のスピードと人々の気持ちの移ろいは実に早いです。

238 政治家のことば髪の毛より軽い(作 金 憲裕 副代表)2007.9.14
     参院選の歴史的惨敗にも「責任を果たしていく」と辞めず、3日前には「職を賭す」と発言し、国会での
     所信表明で「国民のために闘うと覚悟」と語って、2日後に辞意を表明した安倍首相。病気といっても
     わかっていたことです。政治家のことばは、私の髪の毛(「鴻毛」でもいいですが)より軽い!!

237 辞め方で歴史に残る安倍首相(作 松井真理子 代表)2007.9.13
     誰もがあっと驚く突然の辞任劇。参院選の世論を押し切って絶対辞めないと言い張った人が、国会で
     の所信表明直後に辞めるとは。仕事の内容ではなく、辞め方が前代未聞、憲政史上に名を残しました。

236 国超えて心を結ぶ子の笑顔(作 吉武三和子 市民研究員)2007.9.12
     ことばが通じなくても、小さな子どもの愛らしさには思わず微笑みかけないではいられません。
     連れている親とも、黙っていても自然に心が通い合います。

235 サンキューと言えば笑顔でアリガトウ(作 吉武三和子 市民研究員)2007.9.11
     海外では何も言わなくても日本人は日本人とわかるらしいです。

234 肥満体ムリに押し込むエコノミー(作 吉武三和子 市民研究員)2007.9.10
     庶民の飛行機の旅はもちろんエコノミー。でもいかにも狭いのでとても疲れます。普通のサイズでも狭
     いのに、欧米の巨体の方は、狭い席に無理矢理からだを押し込めており、見るからに窮屈そうです。 

233 帰国してただの水飲むありがたさ(作 吉武三和子 市民研究員)2007.9.9
     8月末に2週間、ハンガリー旅行に行ってきました。日本では食堂に行けば自動的に水が出てきます
     が、こちらでは注文しないと水はなく、しかも他の飲み物と同じくらいのお値段でした。

232 魚も棲む濁り按配永田川(作 好々爺 市民研究員)2007.9.8
     最近不正経理がボロボロ出てきて、大臣などの辞任が相次ぐ異常事態です。「水清ければ魚棲まず」、
     「清濁併せ呑む」 と言われるように、 「清き流れ」と「そこそこの濁り」のバランスも必要かもしれません。

231 国内線無理に頼めばボーロ出る(作 金 憲裕 副代表)2007.9.7
     最近はJALも経営難らしく、国内線では飲み物しか出なくなりました。先日沖縄に行ったとき、お腹が
     すいたので何か食べ物はないのか、と言ったら、小さい子ども用の卵ボーロの小袋が出てきました。

230 しおらしい妻に豹変客の前(作 吉武三和子 市民研究員)2007.9.6
     夫に先立たれた今、こんな日もあったと思い起こします・・・

229 行政に育ててもらう市民力(作 松井真理子 代表)2007.9.5
     市民のエンパワメントは必要だと思うのですが、人権学習にしても地域づくりにしても、市民とは一線を
     画すべき行政に全面的に依存していることを、当然とは思わない市民でありたいと思います。

228 自己中の世代育てたのはあなた(作 金 憲裕 副代表)2007.9.4
     最近の若い世代は地域の活動に出てこないと怒っている高齢の自治会幹部。でも、地域の清掃活動に、
     同居している若い世代を出さず、高齢の自分が出ている例もあります。戦後の学校教育を批判するより、
     若い世代に公共活動参加について、家庭教育をしてこなかったことを振り返るべきではないでしょうか。
   
227 わがままなルームメイトの老夫婦(作 吉武三和子 市民研究員)2007.9.3
     歳を重ねると、夫婦は無遠慮に、また一緒に暮らすだけの関係となります。

226 農水相二度あることは三度ある(作 松井真理子 代表)2007.9.2
     内閣改造をやったばかりというのに、もう新しい農水大臣に「政治と金」疑惑が発覚しました。農水相は
     呪われたポストのようですが、誰でも大なり小なり、叩けばホコリの出る身なのかもしれません。

225 行政との協働という同化策(作 松井真理子 代表)2007.9.1
     NPOと市民・行政との関係は難しいものです。基本原則は、市民・NPOは行政とは同じではないとい
     うところにあると思っていますが、協働の名の下で、市民側が行政と同化していく例を多く見かけます。

224 本懐と黒百合薫り残し去る(作 好々爺 市民研究員)2007.8.29
     小池防衛相の辞任の弁は「女子の本懐」。 本家「男子の本懐」の浜口雄幸に比べると貧弱ではあり
     ますが、女の残り香はありました。女性が進出してくると、これまでの男たちの"競争原理思考"では
     立ち行かぬ時代になってきた様 に個人的には思っています。

223 金と手間かけて娘ら同じ顔(作 松井真理子 代表)2007.8.28
     最近の若い娘さんの顔は、同じようなメイクのせいか、みんな同じに見えます。化粧品や美容院にか
     けるお金と時間は馬鹿にならないと思いますが、個性の時代というのにもったいないことです。

222 手びねりというお茶碗の持ち重り(作 吉武三和子 市民研究員)2007.8.27
     退職後の趣味のうち人気があるのが陶芸だそうです。初心者にとって自作の陶器は嬉しいですが、
     市販のものに比べると厚ぼったく、ずっしり重いことが多いです。

221 質問というのに自説語る人(作 松井真理子 代表)2007.8.26
     講演などが終わって、質問タイムになると、たいてい1人か2人は、質問ではなく自分の意見を言う人
     がいます。普段しゃべりたいのに、誰も聴いてくれないからではないかと思いますが、これは困ります。

220 ひよこにはなれぬ卵のパック詰め(作 吉武三和子 市民研究員)2007.8.25
     動物の本来の姿からすれば、卵はそれぞれの生物の次世代づくりのためにあるはず。本当なら10羽
     のひよこになれたはずの卵が、10個パックのケースに孵らぬまま詰められています。

219 餃子包み子どもに戻る里帰り(作 松井真理子 代表)2007.8.24
     結婚してつわりで里帰りしている娘、就職して里帰りしてきた息子が揃いました。2人が小さい頃、よく
     やらせた餃子を皮に包む作業を、久しぶりに一緒にやらせたところ、つわりの娘の食欲が回復しました。

218 薄い箇所床屋鋏の音かすか(作 金 憲裕 副代表)2007.8.23
     床屋に行って「暑いのでうんと短くしてくれ」と注文しました。耳の後から後頭部にかけて、髪が多い所
     はジャキジャキと存在感ある音がしますが、頭頂部から前にかけては、鋏の音が弱々しかったです。

217 美しい国がダメなら星でいく(作 松井真理子 代表)2007.8.22
     「美しい国」をすっかり封印してしまった安倍首相ですが、今度は世界を相手に「美しい星50」を主張
     しています。2050年までに50%のCO2削減を目指すのだそうですが、具体策に乏しいせいか、国際
     的なインパクトも弱いし、国内ではほとんど知られていないように見えます。

216 現代のオオカミ少年朝青龍(作 松井真理子 代表)2007.8.21
     朝青龍の病気が悪化しているといいます。大変気の毒なことですが、これまで数々の悪行を重ねて
     きただけに、一度「仮病」騒ぎを起こした後では、これも仮病ではないかと言われるのも自業自得か?

215 してくれぬ国に代わってボランティア(作 吉武三和子 市民研究員)2007.8.20
     最近は、市民ができることは市民でと、民営化が盛んに行われています。その一方で、行政がやらなけ
     ればならないことが放置されているように思います。やるべき主体がやるべきことをやりましょう。

214 女だから駄目とは言わないいい時代(作 松井真理子 代表)2007.8.19
     小池百合子防衛相が事務次官の人事問題で叩かれていますが、インターネットの市民の声をみても、
     「だから女は」という論調はほとんど見当たりません。サッチャー、ヒラリー、ライスなど、女性の優れた
     政治家のモデルがたくさん出てきたこと、男女共同参画の理念が定着してきたことがその理由でしょう。

213 奔放な半生悟りの道を説き(作 吉武三和子 市民研究員)2007.8.18
     瀬戸内寂聴さんをテレビで見て。仏門に入られて30年余、天台宗の尼僧として説法もされるそうです。
     出家前の不倫や複数の男性との恋愛話を聞くと、古い道徳観の人間には割り切れない気もします。

212 永田町蝉がジンジと啼き続け(作 好々爺 市民研究員)2007.8.17
     一難去ってまた一難。安部政権では人事のつまづきが続出し、このつまづきが次のつまづきに繋がっ
     ているように国民の耳には聴こえて来ますが・・・。 月末の内閣改造はいかに?

211 暑い暑いご先祖千の風になれ(作 好々爺 市民研究員)2007.8.16
     昨日はこの夏一番の猛暑で、挨拶は「いや〜、堪りませんなぁ〜」ばかり・・・。ご先祖様をお迎えした
     仏間に、親族が久し振りに集いての想い出ばなしには、自然の風がいちばんの様です。

210 9条が好きで大好き日本人(作 松井真理子 代表)2007.8.15
     8月15日は、「戦歿者を追悼し平和を祈念する日」ということです。日本は憲法9条のおかげで、世界
     のどの国よりも平和を大切にする国民性が培われました。徴兵制もなく、(本当は)軍備もない国づくり
     を支持し、国際紛争の平和的な解決を第一に考える日本人は、世界に誇れる存在ではないでしょうか。

209 親方を殴るところが異文化か(作 松井真理子 代表)2007.8.14
     朝青龍をみていると、よく似た主人公の相撲漫画「のたり松太郎」を思い出します。でも、親方でも殴る
     朝青龍に対し、松太郎は親方には決して手を出しません。これは国の文化の違いによるものでしょうか。

208 渋滞の先頭にいた教習車(作 吉武三和子 市民研究員)2007.8.13
     いやに車が渋滞していると思ったら、先頭には教習車。制限速度よりはるかに遅いスピードで走って
     います。それにしても、お盆のせいか、高速が渋滞するほか、まちなかに急に車が増えた気がします。

207 若作りしても知れてるクラス会(作 吉武三和子 市民研究員)2007.8.12
     それでも「若く見えるねー」と言われたくて、若作りして行きますが。

206 剃り落とし改めて描く今日の眉(作 吉武三和子 市民研究員)2007.8.11
     メイクアップのプロは、顔の表情は眉で決まるといいます。女性なら、眉の形を補正することはよくあり
     ますが、中には全部剃り落として、きょうは女優の○○型、きょうは○○型と、毎日変える人もいます。

205 草の根の寄付が支える甲子園(作 吉武三和子 市民研究員)2007.8.10
     夏の高校野球が始まりました。選手たちのはつらつとしたプレーと、スタンドをびっしり埋めた応援団の
     にぎやかな声援が2大ポイントですが、いずれも草の根の人々の寄付が支えていると思います。

204 横綱と首相トップの大ピンチ(作 松井真理子 代表)2007.8.9
     いま話題のニュースといえば、朝青龍の仮病疑惑とそれに続くうつ状態、安倍首相の断固辞めない
     宣言と周囲の猛攻撃。それぞれ角界と政界のトップの地位にありながら、面前ですら言われたい
     放題です。ただどちらも、これまでのお2人の行状が招いたピンチであることは共通しています。

203 糖尿と高血圧の立話(作 吉武三和子 市民研究員)2007.8.8
     中高年になると、立話の話題も糖尿、高血圧、腰痛、メタボリック・・・。体重を落とすことで解決する
     ものが多いため、「ビリーズ・ブートキャンプ」が国会議員の間でも流行しているのも納得できます。

202 広島の誓い総理に届けたい(作 松井真理子 代表)2007.8.7
     毎年、広島の平和式典での広島市長と子どものメッセージは光り、総理大臣のはかすんでいます。
     平和の誓いは、諸外国ではなく、まず憲法9条を変えたがっている安倍首相に届けたいと思います。

201 太陽の季節哀しい原爆忌(作 吉武三和子 市民研究員)2007.8.6
     62年前のきょう、広島に原爆が投下されました。8時15分、一瞬の閃光の後、被爆者42万人、爆死者
     10万人を超える地獄絵となりました。空の青さがまぶしい季節だけに、その輝きが哀しみを増します。

200 宝石を買える頃には指も老い(作 吉武三和子 市民研究員)2007.8.5
     宝石とは、女性のものというイメージがあります。若いときは自分に関心がある誰か(異性)に買って
     もらうものでした。自分で好きな宝石を買おうと思う頃は、かなり老いている場合が多いでしょう。

199 大臣は肌の強さも条件に(作 好々爺 市民研究員)2007.8.4
     ばんそうこう大臣は、巷では庶民の格好の話題です。これから安部内閣3人目の農水相を決めなけ
     ればなりませんが、金にきれいなことのほか、肌荒れしやすい体質でないことも条件かもしれません。

198 首切っても歴史に残る絆創膏(作 松井真理子 代表)2007.8.3
     自民党大敗で、 「『成長を実感に』という訴えが、年金とばんそうこうで、実感でなく反感になってしま
     った」(小池百合子)と更迭された赤城農水相。マスコミも、「ばんそうこう大臣」「バンソウコウ王子」と
     言いたい放題です。選挙の構造を変え、民主党を参議院第一党とした、歴史的な絆創膏となりそうです。

197 平成の百姓一揆選挙戦(作 吉武三和子 市民研究員)2007.8.2
     市民が最も力を発揮できるのは選挙(及びその前提にある世論)であることが、今回の参院選でよく
     わかりました。砂粒のような市民でも、怒りが結集すれば、時の権力の屋台骨を揺るがしています。

196 子どもほど動けばもっと痩せるはず(作 吉武三和子 市民研究員)2007.8.1
     腹まわりのサイズが気になって、何とかやせようと思うのになかなか痩せません。しかし、動き回る
     子どもを見ていると、こんなに動けば太らないはず、テレビ体操を寝転んで見ている自分を思います。

195 庶民らも木偶坊(でくのぼう)ではないと知り(作 吉武三和子 市民研究員)2007.7.31
     選挙の興奮がまだ冷めやらぬ日でした。長く政権をとってきた自民党ですが、その政策によって生ま
     れた格差、貧困などを、庶民はただ唯々諾々と耐えてはいないことを知っていただいたことでしょう。

194 国民も大したものだ参院選(作 松井真理子 代表)2007.7.30
     事前予想では与党惨敗でしたが、蓋を開けるまでどうなることかと心配だった参院選。保守の牙城だっ
     た地方でも、地滑り的に民主党が議席を獲得していくのをみて、国民のバランス感覚に感心しました。

193 何様と思っているかクラクション(作 吉武三和子 市民研究員)2007.7.29
     車にパーッとクラクションを鳴らされると、何様のつもりかと腹が立ちます。でもアジア諸国の人々から
     みると、日本は、クラクションを鳴らさなくても車が整然と走る、紳士的な国に見えるようです。

192 癌生還感謝薄れる7年目(作 吉武三和子 市民研究員)2007.7.28
     癌の手術をして5年間が経ったとき、再発の危険が遠のき、癌から生還したことに感謝の気持ちでいっ
     ぱいになりました。でも喉元過ぎれば熱さ忘れる、7年目にもなると感謝の気持ちをもう忘れています。

191 今思う鉄腕アトムは原子力(作 好々爺+松井真理子)2007.7.27
     柏崎原発事故で、地震の多い日本において、原発が放射能汚染の発生源となる可能性の高さを痛感
     させられました。そういえば、一世を風靡した鉄腕アトムのエネルギー源は原子力です(アトム=原子)。
     鉄腕アトムの連載が始まったのは1952年のことですが、当時は安全性に疑問はなかったのでしょうか・・

190 スタイルはいわずとにかく楽な服(作 吉武三和子 市民研究員)2007.7.26
     見る分には型のいい服は素敵ですが、自分が買うとなると、今やスタイルは捨てて着心地優先。
     「見た目などどうでもいい」と思い始めたときから堕落が始まるのでしょうが・・・

189 花街も実家も臭しむじな穴(作 好々爺 市民研究員)2007.7.25
     前任の農水大臣の事務所費に「芸者の花代に使った」との噂あり(発言者は厳重注意を受けたよう
     ですが) 。後任大臣は実家の事務所費問題に関して陳謝。 どちらも【同じ穴の狢=むじな】か?

188 勝ち組は格差で生きる力出す(作 坂東 行和 顧問)2007.7.24
     格差社会は負け組にこそ辛いものですが、勝ち組にとっては、そのステータスは格差社会だからこそ
     得られるものです。従って文部科学省的にいえば、勝ち組の「生きる力」は格差社会にあるわけです。

187 猛暑来て補正下着はタンス行き(作 松井真理子 代表)2007.7.23
     腹が出る、お尻が下がるで、これらを補正するための下着(高価)を愛用していますが、こういう下着
     は肌に密着して締め付けるので、暑がりにはたまりません。猛暑にはスタイルより涼しさ優先です。

186 百千の色もはじめは赤青黄(作 吉武三和子 市民研究員)2007.7.22
     最近絵を習う機会があり、先生が、色の基本は赤・青・黄だと教えてくださいました。世の中には様々
     な色があふれかえっていますが、元をただせば3つの原色(+白?)にすぎないのですね。

185 蒸し暑さB29が夢に出る(作 吉武三和子 市民研究員)2007.7.21
     一定の年齢以上の人しかわからなくなってしまいましたが・・・。夏前の暑い日、電気を消して締め切
     って、ムンムンする中で暮らさなければいけなかったあの嫌な日々を、二度と繰り返したくありません。

184 契約書ずるい項目読むルーペ(作 吉武三和子 市民研究員)2007.7.19
     マンション売買の細かな条件、パック旅行の派手なちらしの金額には含まれないもの、生命保険の
     契約など、重要なことは、なぜか読めないほど小さい文字で書いてあるのが普通です。

183 無責任政治に天も地も怒り(作 好々爺 市民研究員)2007.7.18
     赤城農林水産大臣の前任者と全く同じ説明責任を果たさぬ事務所費問題など、国民に責任を全うし
     ない政治に怒ってか、天地も台風や地震で荒れています。昨日の同大臣のこの姿は天罰か?

182 肉偽装上には上の段ボール(作 松井真理子 代表)2007.7.17
     北京市内で、段ボールが入った肉まん(豚肉4、段ボール6)が売られていたと話題になっています。
     使用済み段ボールを食べ物にするという発想に、まず度肝を抜かれます。牛肉を豚肉と偽っただけ
     で大騒ぎになる日本は、潔癖すぎる気がしてくるから怖いです。

181 美しい国の尺度も国と民(作 坂東行和+吉武三和子)2007.7.16
     「美しい国」は意味不明な言葉としてすっかり定着しましたが、これをどう理解し、実行するかは、
     その国の政府の考え方と、それを支えている国民の文化度にかかっているのだと思います。

180 可も不可もなく信長の倍を生き(作 吉武三和子 市民研究員)2007.7.15
     人生50年・・・と言って亡くなった信長の人生は、非凡で時代を画するものでした。いまその倍生き
     ることもめずらしくなくなっていますが、もし信長がこんな時代に生まれていたらどうなったでしょう・・・

179 じいちゃんがした侵略を孫がわび(B型人間 毎日新聞「中畑流万能川柳」より)2007.7.14
     ドイツなどとは違い、日本の戦後処理が不徹底のために、戦後60年以上たっても、まだアジア諸国
    との関係がくすぶっています。孫どころかひ孫の代まで尾をひくことは確実です。

178 国は好きだけど政府は嫌いなの(あげあし鳥 毎日新聞「中畑流万能川柳」より)2007.7.13
     きょうも毎日新聞からの紹介。同じ思いの人は多いと思います。日本は美しい国なのに、政府が美し
     くない国にしていて、しかもその政府が美しい国と叫んでいるからなあ・・・

177 公明党あんた自民のなんなのさ(よねづ徹夜 毎日新聞「中畑流万能川柳」より)2007.7.12
     毎日新聞の「中畑流万能川柳」の傑作をまとめた文書を最近発見しました。時折、この中から紹介し、
     一日を笑いで始めたいと思います。公明党支持でない人には、よくわかる句ではないでしょうか。

176 交渉はたまの怒声が効奏す(作 松井真理子 代表)2007.7.11
     行政などと契約を結ぶとき、普段は整然と理屈を述べてお話ししていますが、相手の言うことがあまり
     不当だと、一寸の虫にも五分の魂、怒声も出ようというもの。そんな時、女の私では迫力不足ですが、
     副代表(事務局長)がその役割を担ってくれています。理屈さえ通っていれば、こういう手法も大切です。

175 ごり押しにごり押しいつか四面楚歌(作 吉武三和子 市民研究員)2007.7.10
     具体的な人物を思いうかべていただくのが一番です。しかし場合によっては、四面楚歌になるのは
     陰口の世界の中だけで、現実は「憎まれっ子世にはばかる」というケースも多いのではないでしょうか。

174 チャーハンにも疑惑の目が向くレストラン(作 松井真理子 代表)2007.7.9
     ファミレスのハンバーグなど、今回のミートホープ事件で相当疑惑の目が向いたと思いますが、怪しい
     料理の双璧はチャーハンでしょう。お客が残したご飯も使っているなど、疑惑の色が濃いのでは・・・。
    
173 合い挽きに間違いはない九分一分(作 吉武三和子 市民研究員)2007.7.8
     偽装事件以来、挽肉への信頼は極端に落ちています。牛と豚の合い挽きも、豚9、牛1でも合い挽き
     は合い挽きだから騙してるんじゃないか。裏切られた消費者のトラウマは深いです。

172 スポンサーは政府と聞いてやめにする(作 吉武三和子 市民研究員)2007.7.7
     最近の政府の政策や、年金問題のような失態をみると、つくづく今の政府が嫌になります。ある方は、
     首相宛の抗議の手紙を送られたとか。政府広報も素直に聞けない気持ちです。

171 子の名付け嫌いな人の名は除外(作 松井真理子 代表)2007.7.6
     娘から子どもが出来たらしいとの連絡がありました(初孫)。早速娘と名付け談義をしています。 私が
    いいと思う名前は、同じ名前の嫌な人がいるので絶対ダメといいます。名前も人格で色がつくようです。

170 防人の館薫るか百合の花(作 好々爺 市民研究員)2007.7.5
     防人の館=防衛省。先の大臣が原爆失言で辞任し、後任は小池百合子氏。女性であることから、就
     任日の服装に何を着るか困ったそうですが、白いスーツにしたのは百合の花を意識したのでしょうか。

169 不適格に選挙の前も後もない(作 松井真理子 代表)2007.7.4
     九間防衛相が、広島・長崎への原爆投下を「しょうがない」と発言したことで辞任しました。でもその理
     由は「選挙で足を引っぱるから」。自民党内部も「選挙前なのに」。安倍首相に至っては、かばう姿勢。
     国益に反する考えの人は大臣として明らかに不適格なのに、選挙前という理由には違和感を感じます。

168 昨日より明日が大事早寝する(作 吉武三和子 市民研究員)2007.7.3
     面白くないことやよくないことがあったとき、くよくよ考えても仕方がないこと。大切なのはこれからだ
     と気持ちを切り替えてしまいましょう。

167 言い含めポストに入れる三歳児(作 吉武三和子 市民研究員)2007.7.2
     ちょっと昔の話題になりましたが・・・。赤ちゃんポストができて、ポストに人間を入れる時代になりまし
     た。第1号はもう知恵もついた3歳児でしたが、さぞや色々言い含められて入れられたことでしょう。

166 材料は知らぬが仏のハンバーグ(作 吉武三和子 市民研究員)2007.7.1
     以前からファミレスなどでハンバーグを食べるとき、「何の肉が入っているかわかったもんじゃない」と
     言っていましたが、実際に偽装の現実を知らされると、口に入るものの真実を知るのが怖くなります。

165 年金となれば庶民も立ち上がる(作 吉武三和子 市民研究員)2007.6.30
     諸外国と比べ、何かにつけておとなしく、憲法改正問題などにもあまり関心が見えない日本人。でも
     このところの年金問題は、自分のふところに直接関わるだけに、社会保険の窓口に押し寄せるなど、
     さすがに動きが活発なようです。

164 告発の球見送ってミートせず(作 好々爺 市民研究員)2007.6.29
     ミートホープ、豚肉混入の内部告発があったのに、受け手の行政側が精査せず、お得意のたらい回
     しの結果が今日のていたらく。社会保険庁のみならずボーナス返納候補が日本中に溢 れています。

163 味覚より表示で食べる牛や豚(作 松井真理子 代表)2007.6.28
     ミートホープ社の牛肉偽装事件が話題です。それにしても、牛肉と表示されていたら、内部告発があ
    るまで、豚肉を牛肉と信じて食べていた庶民の味覚とは一体・・・。庶民を騙すのは簡単です。

162 姥桜乗せてモテモテ運転士(作 吉武三和子 市民研究員)2007.6.27
     先日、60代を中心とする女性グループで日帰り旅行に行きました。貸し切りのバスで、運転士さんが
     おばさんたちにもてること。修学旅行で若いガイドさんが男子学生にもてますが、そのおばさん版です。

161 乱雑に見える書斎にある秩序(作 吉武三和子 市民研究員)2007.6.26
     必要なものが必要なときすぐ取り出せることが、仕事場で最も重要なことです。一見散らかっている
     ように見えても、どこに何があるかを本人がよく把握していれば、それはそれでいいのでしょう。

160 洩れてわかるとかくこの世はいいかげん(作 好々爺+松井真理子)2007.6.25
     年金記録”洩れ”の騒ぎが収まらぬ内、 温泉のガス”洩れ”事故。責任のなすりあいは程々にして、
     抜本対策を講じて欲しいもの。牛肉も豚肉であることが”洩れ”、いいかげんな世の中とあきれます。

159 自然界教え継がれて子は育つ(作 松井真理子 代表)2007.6.23
     動物園で育った動物は、なかなか子どもができなかったり、できても子育てができなかったりします。
     自然界の動物は、それなりの教育があって、子育てについて、親から子へ代々受け継がれながら、
     子どもを育てているのだと思います。人間も自然界の一員として、いい子育てを継承したいものです。

158 盛り上がる暗い話で傘寿会(作 吉武三和子 市民研究員)2007.6.22
     女学校時代の同級生が久しぶりに集まって、傘寿の会(80歳)をやりました。夫との死別の話、自分
     の最期はどのように迎えたいかなど、話のテーマは暗いのですが、笑い転げる盛り上がりでした。

157 坂道を下る楽しみペダルこぐ(作 吉武三和子 市民研究員)2007.6.21
     これからの季節は、自転車には暑くてしんどくなります。特に坂道をのぼるのは大変ですが、坂を下
     るときの爽快さは車では味わえません。環境のためにも、自転車愛好家を増やしたいものです。

156 高齢者ベッドに正座で医師迎え(作 松井真理子 代表)2007.6.20
     ある医療従事者の話ですと、高齢者の入院患者さんの中には、ドアをノックすると、ベッド上で正座
     に座り直して、医師や看護師を迎えられる人もいるとか。律儀な人柄が出るものです。ただ、指示を
     うなずいて聞いているように見えても、実は耳が聞こえていない場合があるので要注意だそうです。

155 ドリンクでファイト働けコマーシャル(作 吉武三和子+松井真理子)2007.6.19
     「過労死」が世界に通用する日本語なっていることは今や周知の事実です。厳しい社会の現実に立ち
     向かうため、疲れた身体に鞭打って働くための「疲労回復」ドリンクが、しきりに宣伝されています。

154 「美しい国」は批判に重宝す(作 松井真理子 代表)2007.6.18
     ある作家が書いていたことです。新聞の投書欄などで、政策や社会を批判する際に、これまでは文章
     の結び方が難しかったのが、「美しい国」が登場して以来、最後に「こんなことで美しい国といえるのだ
     ろうか」と書けば何でもすんなり納まるため、「美しい国」が氾濫していると。プロの鋭い観察眼に脱帽!

153 地獄絵は極楽絵より人気あり(作 吉武三和子 市民研究員)2007.6.17
     お寺に行くと、地獄の絵や極楽の絵がありますが、人々は、蓮の花などが描かれた極楽の絵より、三
     途の川、賽の川原、八大地獄(釜ゆで、切り裂き、火あぶりなど)などの絵の方に関心があるようです。

152 年寄りには難しすぎるで撃退す(作 吉武三和子 +松井真理子)2007.6.16
     訪問型の物売りだけでなく、最近は電話による押し売りに近い商法もあります。高齢者の場合、「私
     は年寄りだから難しことはわからないので(お断りします)」は、オールマイティの切り札となります。

151 豪邸でわかりやす過ぎ私利私欲(作 松井真理子 代表)2007.6.15
     コムスン問題で、福祉事業から、プールやボウリング場付き2500坪の別荘や、ジェット機まで産み出
     す「商才」に脱帽!「使命」を目的とするNPOとの違いを説明するのに、豪邸やジェット機は便利です。

150 梅雨入りが遅れど紅しゆすら梅(作 好々爺 市民研究員)2007.6.14
     地球温暖化の影響か、赤道付近の海水温が上昇した事が原因で梅雨入りが遅れ、降雨量も少なめ、
     暑い夏になるそうだとか。そんな中、いただきものの”ゆすら梅”は、言葉で表現するのに迷ってしまう
     様な綺麗な綺麗な”あかい色”でした。 (きょうは雨。この地方もそろそろ梅雨入りしそうです。)

149 年金に民から官へ救援隊(作 好々爺 +松井真理子)2007.6.13
     経団連会長は、社会保険庁の記録照合作業などに必要な人員を派遣するなど、民間サイドから全面
     協力したいと述べました。「官から民へ」の時代に、民から官へ救援隊を派遣するというのは美談?

148 白熊を溺死させてるエコ談義(作 松井真理子 代表)2007.6.12
     地球環境問題への人々の関心が高まっています。温暖化で北極の氷が溶けると、白熊が足場がなく
     てえさがとれず餓死するという情報が、素人談義では、白熊が溺死することに話が変わっています。

147 毛を刈られしばし羊でない羊(作 吉武三和子 市民研究員)2007.6.11
     羊の毛の刈り取り(剪毛)は桜の花が咲く頃。熟練者はバリカンで5分程度、ハサミでも15分くらいで
     刈ることができるそうです。羊が満腹の状態だと苦しがって暴れるため、剪毛の前にはエサを与えない
     そうですし、.剪毛の途中で誤って皮膚を切ってしまった場合には、必ずヨーチンを塗っておくそうです。

146 ケロイドも被爆手帳も荼毘に付す(作 吉武三和子 市民研究員)2007.6.10
     日本の平和主義の原点ともいうべき被爆体験。その体験者も年々減っていきます。しかし、平和への
     思いは、理性と感情の両面から次世代にきちんと伝え、日本から世界に発信していきたいものです。

145 結局はお上が偉い民営化(作 松井真理子 代表)2007.6.9
     コムスンに政府が事実上の撤退を迫っています。近年、民営化の理屈付けにされる「新しい公共」は、
     官民の多様な主体の「対等性」を強調されますが、「権力」が本質のお上は民と対等ではありません。
     
144 いかがですいっそ政府も民営化(作 坂東 行和 顧問)2007.6.8
     社会保険庁のお粗末な事務や、その後の職員のお役所的な応対などが問題になっています。
     政府はアウトソーシングを盛んに進めていますが、政府自体を民営化したほうがいいかもしれません。

143 野党だと元大臣にも罪負わす(作 好々爺 +松井真理子)2007.6.7
     年金問題への批判に対し、自民党は、基礎年金番号導入時に厚生大臣だったのは、野党の菅直人
     氏だったと批判しています。柳沢厚労相など、与党(身内)の大臣への対処の甘さと対照的です。

143 お役所の全力勤務はニュース価値(作 好々爺 +松井真理子)2007.6.6
     社会保険庁の年金記録洩れ対策に、一年間全力疾走の働きをもって作業を行う旨の首相答弁。
     民間企業なら当然のことですから、今後は行政の仕事全般を、これに合わせて頂きたいものです。

142 カタカナ語漢字のルビが要る世代(作 吉武三和子 市民研究員)2007.6.5
     カタカナ語が氾濫していますが、老人にはたいてい不評です。でもある統計によると、今以上に外来
    語が増えることに、10代の若者の2/3は賛成です。世代間ギャップは漢字のルビで埋めますか・・・ 

141 会長じゃない役取り合う改選期(作 松井真理子 代表)2007.6.4
     自治会やPTAなどの役員の改選期になると、毎年もめるのが会長をどうするか。順番で役員になる
     のは仕方ないとしても、会長だけは避けようと、副会長、会計、書記などを取り合うのが常です。

140 掛け捨ての保険達者で来る満期(作 吉武三和子 市民研究員)2007.6.3
     掛け捨ての保険ですから、大した額ではないのですが、それでも満期が来ると、何事もなく元気で
    過ごせたことの幸せへの思いと、掛け捨ててしまったお金へのかすかな思いが微妙に交差します。

139 ブスになるために化粧をする娘(作 金 憲裕 副代表)2007.6.2
     若い娘さんは肌もピカピカで、お化粧をしなくても十分可愛いのに、最近のお化粧と来たら、目の周
     りを黒く塗りたくって、わざわざブスになるためにやっているとしか思えません。(自分の娘もそうです)

138 カステラを薄く切らせる頭数(作 吉武三和子 市民研究員)2007.6.1
     予定より多い来客には、切り分ける厚さで調節できるお菓子は便利です。事務所へのおみやげを買
     う時は、人数が多くても大丈夫なように、小さなクッキーやおかきの詰め合わせを選んだりします。

137 「あと頼む」遺書で指示する生き地獄(作 金 憲裕 副代表)2007.5.31
     本日も松岡農林水産大臣の自殺関連。遺書の中に、関係者に「あとは頼む」と書かれたものがあっ
     たそうですが、死ぬほどの不祥事の始末を頼まれた人たちは、生き地獄をみる羽目になるでしょう。

136 美しい国死ぬことと見つけたり(作 坂東 行和 顧問)2007.5.30
     松岡農林水産大臣に続いて、緑資源機構元理事が自殺しました。封建時代では、死をもって決着
     することが武士の美学でしたが、安倍首相の「美しい国」も、死を選ぶ(選ばされる?)ことでしょうか。

135 自らを消す究極の隠し方(作 松井真理子 代表)2007.5.29
     松岡農林水産大臣が自殺しました。緑資源機構の談合問題にからむ献金や、光熱水費問題で、
     金にまつわる疑惑を追及されていましたが、結局真実を語ることなく、自らを消す究極の選択をされ
     たわけです。心から悼んでもらえない死の迎え方は、本当に寂しいと思います。

134 ガソリンに味付けコーン砂糖きび(作 吉武三和子 市民研究員)2007.5.28
      持続可能な燃料として注目されているバイオエタノール。原料はトウモロコシや砂糖きびなので、
      何だか美味しそう。しかし食料であるため、最近食品の値上げの原因となっているのは残念です。

133 青虫も人も食べたい無農薬(作 浅沼よし子 市民モニター)2007.5.27
     4〜5月頃に入ると素人ながら家庭菜園にチャレンジします。自分の口に入るものだから、無農薬
     で安全に育てたいとはりきりますが、1番先においしい新芽・葉っぱを虫に食されて地団駄踏む!
     でも、店頭に並んでいるきれいな葉ものを見ると、虫も食わない農薬野菜?怖いような気がします。

132 年金の行方探しに10億円(作 浅沼よし子 市民モニター)2007.5.26
     年金記録が消えている問題で、5000万件の記録を一年半かけて再調査をするそうですが、その
     調査費用がなんと10億円! それでなくても減少していく年金なのに “しっかり仕事してよ〜”

131 八十歳十年日記買うファイト(作 吉武三和子 市民研究員)2007.5.25
      平均寿命に近い年齢になると、「自分の余命」を考える場面が出てきます。10年日記など買っても
      いいものか、80歳にもなると考えますが、平気で買うファイトある老人もけっこういるようです。

130 命より原発守る事故隠し(作 好々爺 市民研究員+松井真理子)2007.5.24
     北陸電力志賀原発1号機の臨界事故隠しが発覚しました。チェルノブイリのような大事故に発展した
     可能性もあります。市民の命より、原発を守る(自分の立場を守る)ことの方が重要なようです。

129 税払い冷遇される喫煙者(作 吉武三和子 市民研究員)2007.5.23
     最近の喫煙者は、駅など透明の見せ物のような箱の中で、あるいは薄暗く狭い空間で、あるいは外に
     出て、暗い顔をして吸っています。2兆円以上も納税しながら、これほど冷遇される人々もめずらしい。

128 幼児化は大学生のはしかまで(作 坂東 行和 顧問)2007.5.22
     大学生の間ではしかが大流行しているとか。はしかを予防接種で防いできた世代では、こんなことも
     起きるのですね。社会全体が幼児化しているように感じられる中で、シンボル的な出来事です。

127 アメリカの属州らしく銃乱射(作 坂東 行和 顧問)2007.5.21
     アメリカべったりの政府の姿勢をみていると、もはや日本はアメリカの属州といえるように思います。
     属州らしく、アメリカなみに銃社会になってきて、銃を乱射して人を撃ち殺す事件が発生しています。

126 あと5センチともにメタボの境まで(作 好々爺 市民研究員)2007.5.20
     愛・地球博の国連ブースで、動脈硬化症の大動脈の見本に触り、その固さに、メタボリックシンドロー
     ムの怖さを知りました。私もピーク時はお腹の周囲が危険数値の85cm近くに近づきましたが、鍛錬
     のお陰か、今は77cm程に下がりました。平成20年からは政府主導で40歳以上の方の健康管理項
     目に加えるそうですが、周囲の方たちと励ましあって、自発的に目標数値まで下げると良いですね。

125 白髪増え人の頭も目でチェック(作 松井真理子 代表)2007.5.19
     この数年急激に白髪が増えて、げっそりしています。気になりだすと、ほかの人の頭にも関心が向く
     ようになり、白髪の本数、毛染めの有無など、自分と比較しながらこっそりチェックしてしまいます。

124 小綬鶏も寄り合いするらし「ちょっと来い」(作 好々爺 市民研究員)2007.5.18
     出城だったわが家の裏山は、望楼の役割を持った頂きから、東海道筋の町並みが望め愉しみでした
     が 、ここへ来て十階建てのマンションが林立するに至りました。 裏山の小綬鶏(こじゅけい)が、しき
     りに 「ちょっと来い」と鳴くのは、対策を練るため寄り合いを 呼び掛けている様子・・・

123 9条を誇るどころか邪魔にする(作 松井真理子 代表)2007.5.17
     紛争を武力で解決することに疑問を感じない人が多い諸外国に比べ、日本人の大多数は平和的な
     解決を望みます。こんな国民性を培ったのは、何と言っても憲法9条でしょう。国家の品格とはこんな
     ことをいうのだと思いますが、首相はこれを誇りに思うどころか、何とかして変えたいようです。

122 馬鹿にされそうで質問やめておく(作 吉武三和子 市民研究員)2007.5.16
     ひとの話を聞いた後、何か質問はと聞かれると、シーンとなることが多いです。こんなことも知らないの
    かと馬鹿にされるのが嫌という人が多いようですが、実はみな同じようなことを考えているのです・・・

121 憲法が何か粗相をしましたか(作 坂東行和 副代表)2007.5.15
     明らかに憲法改正を目的とする国民投票法案が可決されました。憲法とは、国民が為政者をしばる
     ため=国民のためにあるはずですが、当の国民は、改憲の必要性を実感しているとは思えません。
     
120 市民好き庶民は嫌い知識人(作 松井真理子 代表)2007.5.14
     知識人と呼ばれる人々の多くは、権力ではなく人民に拠って立つ立場をとります。しかし彼らの人民
     像は、主体的・革新的に行動する抽象的な市民です。オペラの話はしても、歌謡曲は二流・三流の
     音楽だと考えている知識人たちは、実は社会の大多数である庶民を信じていないように思います。

119 自転車もルール破れば罰金刑(作 浅沼よし子 市民モニター)2007.5.13
     昨日TVのニュースを見ていたら、暴走自転車の一斉取締りで警告書を渡され、しきりに言い訳をして
     いる自転車ドライバーがいました。二人乗りは2万円以下の罰金(但し幼児との二人乗りは特例だそう
     です。)、無灯火も罰金あり…。何事も最低限度ルールは守り、便利に利用したいものです。

118 生真面目に教科書詰めた石頭(作 吉武三和子 市民研究員)2007.5.12
     真面目なことはいいのですが、現実社会の状況に応じた融通がきかないのは、時として問題になりま
     す。かといって、教科書に書かれたことは基礎知識としては重要ですので、要はそのバランスです。

117 命日がインプットされ来る通知(作 松井真理子 代表)2007.5.11
     9日は父の三回忌でした。京都のお寺に納骨するとき、上から2番目の額のお金を支払っているので、
     毎年命日には法要があり、通知も来ることになっています。お寺もコンピューター管理で合理的です。

116 問題点並べて終わる学識者(作 松井真理子 代表)2007.5.10
     学者の論文を読むと、とうの昔からわかっている課題を並べただけで、肝心の「その次」がないもの
     が多いです。また、課題を解決するために、自ら手を汚して「戦う」人が少ないように思います。

115 印籠の葵にそれがどうしたの(作 吉武三和子 市民研究員)2007.5.9
     黄門様のドラマを見て、「印籠を出した時みんな驚きますが、あれはどうしてなんですか?『この紋所
     が目に入らぬか
と言われても、印籠なんか目に入れられるわけないので驚くのですか?」と、イン
     ターネットで質問している人がいました。「お上」の権威に無関心な新世代か、ただの無知か?

114 訃報聞く良いも悪いも生きてこそ(作 金 憲裕 事務局長+松井真理子)2007.5.8
     市民協働のまちづくりを一緒に進めていた市会議員さんが亡くなりました。まだ若い死に、やり残した
     ことの無念を思うと共に、たとえ世から疎まれようが、図太く生きぬいてこそと思いを新たにしました。

113 孫たちの知恵とジョークにギブアップ(作 浅沼よし子 市民モニター)2007.5.7
     7才、4才、3才の孫たちが来てお泊りで過したGW。よし!今、人気のがばいばあちゃんになりきり、
     孫たちに知恵と笑いを与えようという気になれど、孫たちの行動とお喋りに圧倒され、脳も体力も負け。  
     明日から体力・脳の活性化にがんばるぞ〜と  かわいい孫たちから元気をもらったGWでした。

112 CMもトイレ行くには惜しい出来(作 吉武三和子+松井真理子)2007.5.6
     迫真のテレビドラマの合間に突然割り込むCMは、トイレタイムというのが定番です。しかし、最近の
     CMは大変よく出来ていて、それ自体で楽しめるものが多いので、トイレにもなかなか行けません。

111 子どもの日親は金だと舌を出す(作 宇野 誠 市民モニター)2007.5.5
     きょうはこどもの日。親ばかで、子供に良かれと、僅かな小遣いからお金を捻出するのですが,親の心子知ら
    ずで、上手くだましたと舌を出してるさま。これからは、子供じゃなくて孫にせがまれる日が近いです。


110 憲法を知らず生きてる大多数(作 松井真理子 代表)2007.5.3
     きょうは憲法記念日。自由に意見を言えるのも、NPOが作れるのも、私たちの暮らしは憲法で守ら
     れているからです。でも、そんなことを全く知らなくても、人は日々生きていけます。憲法は自分から
     遠いところにあると思っているから、改憲といっても、どこか人ごとのような気でいるように思います。

109 政官と庶民の意識かけ離れ(作 宇野 誠 市民モニター)2007.5.2
     国会議員の宿舎の問題、誰が頼んで(望んで)建てたのですか?治安問題が良くなるといっていますが、テロ
     でも起きたら狙い撃ち、多数の議員を抹殺できる事が簡単になります。これが日本の国を守る議員の意識レベ
     ルなのでしょうか? 
官僚の天下りは、談合や薬剤エイズ問題の発端だと誰しも知っています。取りしまるべき
     相先方の企業に官僚の先輩が天下っていて、本来行うべき行政指導をやれなくしてきた結果です。しかし、
     そのことを問題にしないで続けようとしている・・・。国家の寄生虫集団としか言いようが無い現実です。情けない。
     官僚には罰則無く、民間には業務指導命令や営業停止命令の権限があります。国会議員と官僚に、いとも
     簡単にそのような権限で罰する仕組み、市民にも欲しい。(宇野さんからのメッセージ)


108 名も知らぬ遠き国より肉野菜(作 吉武三和子 市民研究員)2007.5.1
     ご存じ「椰子の実〜名も知らぬ 遠き島より流れ寄る 椰子の実一つ 」のパロディです。スーパーに並ぶ食品の
     国際的なことといったら。肉、魚、野菜、果物など、ほとんどが世界中からやってきています。

107 湯の宿に目覚めゴミの日ふと思う(作 吉武三和子 市民研究員)2007.4.30
     大型連休で旅行にでかける方も多いはず。上げ膳据え膳の宿に泊まって優雅な休日のはずなので
     すが、目覚めると、きょうはゴミの日じゃなかったかと、つい考えてしまう主婦の習性・・・

106 デパートで買う駅弁の小旅行(作 吉武三和子 市民研究員)2007.4.29
     デパートでは時々「駅弁フェア」などをやっていて、全国の駅弁を売っています。北海道、北陸、九州
     などの特産のお弁当をいただくと、居ながらにしてちょっとした旅行をしている気分になります。

106 封印の内申僕にも知る権利(作 吉武三和子 市民研究員)2007.4.28
     大学受験のとき、受験申請書と一緒に大学に送るため、高校から、厳重に封をした内申書をもらいま
     した。自分の評価が書かれているのですから、自分にも見る権利があると思うのですが・・・
        *SSK代表は、好奇心旺盛な性格のため、受験する大学を1つ減らして、不要になった内申書を開けてみました。
           自分の本当の成績より高い点数がつけてありました。高校の先生の密かなご厚情がわかりました。(30年前の話)

105 広告の目玉立ち読む週刊誌(作 吉武三和子 市民研究員)2007.4.27
     新聞に掲載される週刊誌の目次には、センセーショナルなタイトルをつけた、面白そうな記事がいくつ
     かあります。その記事だけのために1冊買うのも惜しいので、さっと立ち読みすることにしています。

104 初対面なので会話も知性的(作 吉武三和子 市民研究員)2007.4.26
     人とのつきあい方は、その距離感で決まってきます。初めてのときはどんな人かわからないので、
     上品ぶって猫をかぶっていますが、だんだん慣れてくると下世話な話が平気でできるようになります。

103 プランターに葱青々と元農婦(作 吉武三和子 市民研究員)2007.4.25
     75歳も過ぎて、都会のマンション暮らしになりました。庭のない生活になったので、プランターを買って
     ベランダで土いじりです。元農婦ですので、植えるのも花より葱やピーマン。青々とよく育っています。

102 問診の声筒抜けにプライバシー(作 吉武三和子 市民研究員)2007.4.24
     患者のプライバシーの保護とか権利とか言われますが、実際はプライバシーに鈍感な病院が多いもの。
     既往症や生活内容を他人の前で大声で聞いたり、診察室の診断内容も漏れ聞こえることもあります。

101 市議選に期待をかけてわが一票(作 浅沼よし子 市民モニター)2007.4.23
     昨日は四日市では市議会議員選挙でした。市民にとって最も身近な議会であり、身近な政策を動か
     す権限を持っているので関心は高いです。明日の市政をよくするために、力を込めて記名しました。

101 衣更え近し本気にダイエット(作 吉武三和子 市民研究員)2007.4.22
     暖かくなったり寒くなったりしていますが、昨日は暑いような日でした。薄着がしたくなると同時に、
     自分でも目に余る贅肉対策を迫られます。毎年同じことを言って何も変わっていない気もしますが。

100 銀行にも要ることがある保険証(作 吉武三和子 市民研究員)2007.4.21
     銀行の10万円以上の現金振込は、窓口で本人確認が必要になりました。高齢者は車の免許証を
     持っていないので、保険証を使うのが専らですが、病院ではなく銀行でも必要になるとは・・・

99 連休が明けて始動の新年度(作 吉武三和子 市民研究員)2007.4.20
     4月は新年度の始まりですが、旧年度の仕事の始末や決算、役所などは人事異動で人が代わって
     落ち着きません。「新年度の本格始動は5月連休明けから」は、日本の仕事事情といえましょう。

98 おむすびの邪道中から肉が出る(作 吉武三和子 市民研究員)2007.4.19
     コンビニでさまざまなおにぎりが売られています。目新しいものを次々開発することは、悪いことでは
     ないと思いますが、肉が入っていると、かつてのおむすびの概念から大きく逸脱する気がします。

97 地震あって旧交温める電話(作 吉武三和子 市民研究員)2007.4.18
     震度5近くの地震があると、ふるさとから昔の友人や、最近疎遠になっている親戚などから次々電話
     やメールが入ってきます。こんなことでもないと普段は連絡をとらないので、地震のおかげです。

96 交差点やたら親切ナビの声(作 宇野 誠 市民モニター)2007.4.17
     カーナビは便利ですが、「右に曲がります」とかやたら指示が多く、自分で考えることを放棄させます。
     道路も電話番号も漢字も全てがエンターキーや変換キーでの対応です。頭がぼけるのが早くなりそうです。

95 電子音ただ今風呂がわきました(作 吉武三和子 市民研究員)2007.4.16
     私のいるマンションは新しいこともあって、お風呂の湯をひねると、しばらくして「あと5分でわきます」、
     一杯になると「お風呂がわきました」と電子音が教えてくれます。昔なら考えられない便利さです。

94 バリアフリー進めて落ちる注意力(作 松井真理子 代表)2007.4.15
     私の勤める大学の建物は、三重県のバリアフリー適合証交付施設です。大切なことだとは思いつつ、
     先日学生が階段教室(大学らしい味のある教室です)で転んでいるのを見て、与えられたバリアフリ
     ーの状態が当たり前になってしまうと、身の危険を察知する注意力が退化する恐れも感じました。

93 人工の明眸皓歯二度の職(作 吉武三和子 市民研究員)2007.4.14
     明眸皓歯とは美しいひとみときれいな歯のこと。若いときの就労は自然体そのままできれいですが、
     第二の人生の職となると、目も歯も人工のものに頼らざるをえなくなっています。

92 桜咲く悲喜こもごもの駅に立つ(作 吉武三和子 市民研究員)2007.4.13
     念願の大学に合格して上京する親子、左遷されて遠隔地に飛ばされる人。日本の春は、入学・卒業、
     就職・退職、一斉の人事異動などによって、さまざまな人の思いがいちどきに交錯する季節です。

91 怪我しないように卒倒演技力(作 吉武三和子 市民研究員)2007.4.12
     テレビを見ていると、真に迫った卒倒シーンがありますが、ああまで本物らしく見せながら、でも怪我
     をしないように倒れるのは、なかなか難しいことだと思います。

90 父母は亡くて爪切る風呂上がり(作 吉武三和子 市民研究員)2007.4.11
     昔の親は子どもに「夜に爪を切ると親の死に目に会えない」などと言っていましたが、両親ともいなく
     なった今は、風呂上がりに自由に爪を切っています。微妙な心情が含まれている句です。

89 気に染まぬ選挙のニュース早寝する(作 吉武三和子 市民研究員)2007.4.10
     テレビをつけると、早々と当確が出た知事らが、満面の笑みで万歳などしています。自分が嫌いな
     候補者が大差で当選し、何度も画面に大写しで出てくるので、スイッチを切って寝てしまいました。

88 寝転んだれんげの匂い知らぬ子ら(作 松井真理子 代表)2007.4.8
     こんもり茂ったれんげ畑の中に、思う存分倒れ込むと、ひんやり肌にあたる、ちょっと湿ったれんげと
     その下にある土の匂い。50代以上は知っているこんな感覚を、知らない子どもばかりになりました。

87 刺身より山菜まさる鄙の宿(作 吉武三和子 市民研究員)2007.4.7
     と思うのですが、刺身さえ出せばご馳走と考えている田舎の宿の多いこと。山のご馳走は、海でとれ
     たものではないはずです。ある海辺の民宿では、カレーを出すやる気のなさで、それよりましか・・・

86 世の批判川柳力を借る笑い(作 吉武三和子 市民研究員)2007.4.6
     最近は○○力というのが流行です。流行に乗って、川柳のよさと意義を宣伝しました。

85 列島の南北花と雪だるま(作 吉武三和子 市民研究員)2007.4.5
     いよいよ本格的に春が訪れたかと思ったら、また寒さがぶり返し、東京のほうは桜の盛りも過ぎたと
     いうのに雪の便りです。天候が不順なためか、風邪をひいている人が多いように思います。

84 激論のあとは電話でフォローする(作 松井真理子 代表)2007.4.4
     会議などでは自分の考えをはっきり主張すべきといわれるようになりました。しかし、激論の会議の後、
     相手に電話や声ををかけたりしてフォローする人もおり、「和を以て貴しとする」精神は不滅のようです。

83 ダブルトークシンゾー世界に名をあげる(作 松井真理子 代表)2007.4.3
     どうもパッとしない安部首相ですが、最近は従軍慰安婦問題で世界から注目を浴びています。「美しい
     国」の首相が、親密なアメリカからダブルトーク(ごまかし)などと言われるのは、全く美しくありません。

82 興奮度当事者よりもアナの声(作 吉武三和子 市民研究員)2007.4.2
     春の高校野球も終わりに近づいています。ラジオをひねれば熱狂的なアナウンサーの声。放送を盛り
     上げるためなのかもしれませんが、聞いているほうが恥ずかしくなるほどの興奮ぶりです。

81 桜並木ピンクの空気に包まれる(作 松井真理子 代表)2007.4.1
     昨日四日市市の三滝通りを通ったら、みごとな桜並木に予想外に花が開き初めていて、通り全体の
     空気がピンクに染まっている気がしました。何のひねりもない句ですが、単純な感動そのままです。

80 かけまくる携帯あれも親の脛(作 吉武三和子 市民研究員)2007.3.31
     若い人たちを見ると、暇さえあればうつむいて携帯でメールのやりとりをしています。あれだけ使えば
     結構な使用料だろうと思いますが、多くの場合は親が払っているのでしょう。

79 賞味期限も延ばして楽し高齢化(作 松井真理子 代表)2007.3.30
     最近は、森光子さんに象徴されるように、90代近くになっても、元気で色っぽい人が増えてきています。
     魅力的な人が増えれば、「60にもなって」「70にもなって」は死語となり、高齢化も楽しみになります。

78 人前で誓いぬきさしならぬ愛(作 吉武三和子 市民研究員)2007.3.29
     孫の結婚式は、無宗教でいわゆる「人前結婚式」というものでした。夫婦がそれぞれ「私は○○を愛し
     ます。」などと、たくさんの人の前で誓ったのですから、もう簡単には逃げられなくなりました。

77 友情に予算が余る会費制(作 吉武三和子 市民研究員)2007.3.28
     先日孫が結婚したのですが、このカップルは、正規の披露宴だけでなく、友人ばかりの二次会を2回
     もやって300人も集め、二次会は会費制のため予算が余ったということです。暖かい友情に感謝です。

76 亥の年にやっぱり起きた大震災(作 福本悦子(事務局次長)+松井真理子)2007.3.27
     今年は亥年ですが、この年には、大きな事件が起こると言われているそうです。12年前は、阪神淡路
     大震災や地下鉄サリン事件がありました。一昨日、能登半島で大きな地震が起こり、ああ、やっぱり!
     と思った人もいそうです。ちなみに福本さんは亥年生まれです。

75 妻の留守帰りを急がす犬の世話(作 吉武三和子 市民研究員)2007.3.26
     同じマンションの某氏は、部屋の中で小型犬を飼っておられます。奥様が娘さんの出産のため留守に
     されている間、犬のえさやりや散歩のため、一目散に仕事から帰ってこられるのが微笑ましいです。

74 残してるチャーシュー横取る深い仲(作 松井真理子 代表)2007.3.25
     「忍ぶれど色に出でにけり」といいます。人のラーメンの食べ残しを食べる気がしないのが普通なのに、
     「食べないのならもらうよ」と、つい箸を伸ばしたことで、親密度が周囲に知れてしまった例です。

73 ハネムーンに園児直撃インタビュー(作 吉武三和子 市民研究員)2007.3.24
     先日結婚した孫が、新婚旅行で田舎の超ローカル電車に乗ったときのことです。一緒に乗り合わせた
     幼稚園児たちが、若い2人に好奇の目。指輪に早速目をつけ、「いつ結婚したの?」「どうして3日前に
     結婚したのに仲がいいの?」「2人は一緒の布団に寝るの?」などと、質問攻めにあったそうです。
  
72 故郷より10分早く夜が明ける(作 吉武三和子 市民研究員)2007.3.23
     ふるさとの山口県から四日市に移ってきて3年が過ぎました。最近はもう慣れましたが、移った当初
     は、夜が明けるのが少しだけ早いことに、同じ日本の中とはいえ、東方へ転居した感慨がありました。

71 足腰は萎えても変わらない胃腸(作 吉武三和子 市民研究員)2007.3.22
     足腰の筋肉が弱り、歩行が覚束なくなってどう考えても運動不足のはずなのに、胃腸のほうは以前
     と変わらず食欲旺盛という人がいます。美味しく食べられるのは幸せですが、内臓脂肪が心配かも。

70 土産物トイレ休憩ごとに増え(作 吉武三和子 市民研究員)2007.3.21
     老人クラブのバス旅行などには、一定時間間隔でトイレ休憩が組み込まれていて、そこにはたいてい
     土産物屋があります。人につられて、目的地に着く前からお土産を抱えることになってしまいます。

69 仏滅でサービス上がる婚礼場(作 金 憲裕 事務局長)2007.3.20
     右の写真の結婚式に出席しましたが、仏滅の日で、この日式を挙げるのは1組だけ。こんな日を選ぶ
     と、披露宴の時間配分もゆったりしているし、美容院、着付けなど、式場の人の応対も大変丁寧です。

68 神隠しなんぞと騒ぐ置き忘れ(作 吉武三和子 市民研究員)2007.3.19
     年を取ると、あるべきものが無くて、神隠しにあったような気持ちになることがよくあります。

67 サロンパス腰によじれる独り者(作 吉武三和子 市民研究員)2007.3.16
     一人暮らしは気楽ではありますが、いろいろ不便なこともあるもの。背中や腰に湿布薬を貼ろうとして
     も手が届かない。身体をよじって何とか貼りますが、ちょっと助けてくれる人がいたらなあと思います。

66 厳粛に受け止めますで事は済み(作 吉武三和子 市民研究員)2007.3.15
     世の中はいい加減に動いていることを、大人になってつくづく思います。子どもの頃は「嘘をついては
     いけない」「決まりを守る」「信念」などとしつけられますが、大人の世界はその反対が横行しています。
     
65 八十年同じ日はない面白さ(作 吉武三和子 市民研究員)2007.3.14
     来年で80歳になります。振り返ってみれば、これまで毎日何か新しいできごとや発見があり、退屈だ
     と思ったことがありません。最近は料理に凝って、毎日新しいメニューに挑戦しています。

64 大それた事しでかした普通の子(作 吉武三和子 市民研究員)2007.3.13
     大きな事件を犯した子どもに対して、たいてい「普通の子」という評価が報道されます。どんな子でも
     罪を犯す可能性があるということ、単純に表面からはうかがえない闇の深さがあることを思います。

63 帰国子女いて通訳をびびらせる(作 吉武三和子 市民研究員)2007.3.12
     通訳に頼る会談は、その通訳が正しく訳しているかどうかは確認のしようがありません。それに乗じて
     いいかげんな仕事をしている通訳も、中に英語ができる人がいるとわかると途端にやりにくくなります。

62 コンビニで立ち読みさらにコピーする(作 吉武三和子 市民研究員)2007.3.11
     某NPOの事務局長は、自分の団体の記事が掲載されている新聞をコンビニで立ち読みした上、買わ
     ずにコピーして10円で済ませるという剛の者です。

61 ダイヤ乱れ謝る日本驚かれ(作 松井真理子 代表)2007.3.10
     イギリスでは、レンタカーが壊れても、ホテルで1台のエレベーターが壊れても、会社やホテルは謝らず、
     お客もあまり文句を言いません。逆に、雪で電車がたった10分遅れても謝る日本のJRに驚かれました。

60 片手間の風呂にいい湯と感謝され(作 吉武三和子 市民研究員)2007.3.4
     お客さんにお風呂を使っていただくと、「いい湯でした」と言ってあがってこられます。今頃のお風呂は、
     湯の温度調節、湯量調節、追いだきなど、すべて自動でやってくれるので、ほめられるのは機械です。

59暖冬で井戸端会議も地球規模(作 松井真理子 代表)2007.3.3
     ことしは冬がないまま春がやってきたようです。皆さんが集まると、必ず暖冬の話が出ますし、それに
     続いて地球温暖化、生態系、地球の未来など、庶民の会話もかつてなく規模が大きくなりました。

58温暖化武器の火力も加速させ(作 斜視人 SSK会員)2007.3.2
     今年の暖冬異変はただごとではありません。イラク戦はじめ、世界各地の戦争で使用する武器の火力
     は、温暖化を加速している気がします。京都議定書を反故にしてきたブッシユ政権こそ悪の枢軸では?

57敵味方いずれ水没温暖化(作 吉武三和子 市民研究員)2007.3.1
     戦争だ、紛争だと人間同士が争っていても、今のまま温暖化が進めばいずれ地球は水没してしまうか
     もしれません。同じ地球に住む者として、地球環境についてもっと力を入れるべきではないでしょうか。

56木炭でバス走らせたエコ時代(作 坂東行和 副代表)2007.2.28
     若い世代には信じられないことでしょうが、昔は木炭で走る木炭バスがありました。(木炭バイクも)
     当時はほかの燃料がなかったからでしょうが、今なら、バイオマス・バスという優良エコモデルです。

55 嫁さんは一が資格で二が気立て(作 松井真理子 代表)2007.2.27
     ある仲人さんによると、最近の男性の希望する女性は、第一に資格があること、第二が性格。美醜は
     ずっと後。男性もいつリストラされるかわからない時代に、リスクに耐える堅実な志向といえましょう。

54 横文字で照れる一語を書き添える(作 吉武三和子 市民研究員)2007.2.26
     横文字の氾濫とか日本語の乱れとか言われますが、横文字もなかなか便利なところがあります。
     日本語ではなかなか言えない愛の言葉を、あっさり伝えることができるからです。

53 孫までが次々見舞に来る不安(作 坂東行和 副代表)2007.2.25
     最近は昔と違って、重い病気でも、病名を本人に教えてくれることが多くなっています。でも100%では
     ありませんから、もしかすると不治の病を隠しているのかも、と思う余地があるのは不安なことでしょう。

52破綻した大学経営学部あり(作 松井真理子 代表)2007.2.24
     最近は何でも「経営」の視点が大切で、少子化が進む中、大学も例外ではありません。大学も潰れる
     ところが出てきていますが、その大学に経営学部がある場合もあります。先生は、経営を歴史的視点
     から分析されているそうで、役に立たない学問と言われるのも仕方ないかもしれません。

51 保険屋がライフプランを立ててくる(作 吉武三和子 市民研究員)2007.2.23
     保険屋さんは、あなたのライフプランとかいって、いつ家を建てて、子どもが大学に入って、結婚して、
     退職して、と紙に印刷までしてくれます。私の人生は、そんなに予定通りには運ばないのでしょうが。

50 定年で暇はできたが寝たきりに(作 坂東行和 副代表)2007.2.22
     過労死するのも自己責任だとある女性経営者は言いました。働き方を自分でコントロールできるくらい
     なら誰も苦しみません。こき使われ、その結果過労死や病気になる社会の現実を見る必要があります。

49校歌ほどふるさとの山仰ぎ見ず(作 坂東行和 副代表)2007.2.21
     校歌にはたいてい歌詞に地元の自然が盛りこまれていて、ふるさとの山を仰ぎ見ることになっています。
     でも、心が伴わない形だけの言葉に終わっていて、本当に山を仰ぎ見る人は少ないように思います。

48 うっかりと出る失言という本音(作 吉武三和子 市民研究員)2007.2.20
     柳沢厚生労働大臣は「産む機械」発言以降も次々と失言を繰り返しています。この方に限らず、過去の
     政治家の失言をみても、結局本人の本音がそこにあるわけで、本性みたりというほかありません。

47 親父ギャグなくても寒い古亭主(作 斜視人 SSK会員)2007.2.19
     エアコンメーカーのダイキンの調査によると、熟年夫婦の妻の多くは、夫がいると体温が下がり、寒く
     感じるそうです。「親父ギャグ」は寒いと言われますが、そんなこと言わなくても寒くなるようです。
     ちなみに、結婚三年目までは、傍にいると体温が上がるそうです。

46 徳あると見えぬ政治家勅語好き(作 坂東行和 副代表)2007.2.18
     今頃の子どもや社会は乱れている、かつて教育勅語にはいいことが書いてあったなどと、声高に言う
     政治家に限って、やっていることは廉恥心に欠ける人が多いようです。

45 ワーキングプア啄木は手を見つめ(作 吉武三和子 市民研究員)2007.2.17
     「働けど働けど我が暮し楽にならざりじっと手を見る」(石川啄木「一握の砂」、1910年)
     「あれはワーキングプアというものだったのか」と、今頃天国で石川啄木は言っているでしょう。

44 黄ハンカチ幸福招け夕張へ(作 斜視人 SSK会員)2007.2.16
     山田洋次監督の「幸福の黄色いハンカチ」がアメリカでリメークされることになりました。この映画は、
     夕張市を舞台に30年前にヒットしたもので、山田氏は「リメークを機に僕の作品がリバイバル上映され
     ることも考えられ、夕張の人たちに元気になってほしい」と語っています。

43教師にもいじめがあって不登校(作 坂東行和 副代表+吉武三和子)2007.2.15
     学校のいじめは子どもだけでなく、教師にもあることは教師の方から時々お聞きするところです。
     校長、同僚、保護者、子どもなど、いじめる相手はさまざまあって、教師のほうが不登校になりそうです。

42 義理も義理取引ひびくチョコレート(作 宇野 誠 市民モニター)2007.2.14
     重要な取引先の事務をしている方からいただくチョコレートは、義理チョコとはいえ、お返しにあまり変な
     ものは贈れませんので気をつかいます。(宇野さんはチョコをもらえるだけ人気があるのでしょう。)

41 義理チョコも今はなつかし退職後(作 松井真理子 代表)2007.2.13
     スーパーやデパートに行くと、特設売場に山のようなチョコ。義理チョコだ何だと、関係する機会があっ
     たのも職場にいたからこそ。組織を離れると、そんな機会も気もなく、ただ横目で通り過ぎるだけです。

40 ただ今と犬と抱擁するひとり(作 吉武三和子 市民研究員)2007.2.12
     一人暮らし世帯が増えています。たとえ一人暮らしに慣れても、人は身近な温もりがほしいもの。
     犬を散歩させている人をよく見かけますし、犬が室内で飼えるマンションもあるようです。

39 脱ダムも水圧に負け木阿弥に(作 斜視人 SSK会員)2007.2.11
     長野県の田中前知事の打ち出した「脱ダム宣言」が、旧勢力の水圧が強く、元の木阿弥になりました。  
     専門的な技術面は分かりませんが、もっと時間をかければ、現状より優れた代替策が出てきたような
     気がします。また、財政難にも関わらず継続されている土建国家の見なおしは必要だろうと思います。

38学校のゆとりで塾が繁栄し(作 吉武三和子+松井真理子)2007.2.10
     国会では、子どもの学力が低下したので「ゆとり教育」の見直しが必要と議論しています。国が「ゆとり
     教育」といってきた一方、次々と立派な学習塾ビルが建つ中で、学校とは何かが問われています。

37 売れるとこ見たことがない仏壇屋(作 吉武三和子 市民研究員)2007.2.9
     あまり売れそうもないものを売っていて、どうやって生計を立てているのかわからないお店があります。
     仏壇の原価は価格の10%という話を聞いたことがありますが、それにしても毎日売れるものでなし・・・

36 子が二人いて健全の仲間入り(作 斜視人 SSK会員+松井真理子)2007.2.8
     柳沢厚労相が、「結婚し、子どもは2人以上持ちたいという健全な状況」と発言して、また問題にされて
     います。@独身A子なしB子は1人だけ=「不健全」という価値観が政府の公式見解ということでしょう。

35 よく見れば鶏にさえあるいじめ(作 吉武三和子 市民研究員)2007.2.7
     昔は鶏を家で飼っている家がけっこうあり、鶏の生態を観察する機会がありました。見ていると、ほかの
     鶏からつつかれる弱い鶏がいました。人間は、理性があることが他の動物とは違うと思うのですが・・・

34 神様も請け負いかねる絵馬の誤字(作 吉武三和子 市民研究員)2007.2.6
     入試もこれから佳境に入ってきます。神社の絵馬にも「○○大学に合格しますように」などというのが
     増えてきますが、簡単な文言の中にも誤字があるようなのは、神様も困られることでしょう。

33 現職が勝って弾まぬ記者の声(作 松井真理子 代表)2007.2.5
     昨晩は某新聞社から、愛知県知事選の結果について、当確が出た直後に電話で取材を受けることに
     なっていました。最初新人が勝ちそうな様子で、「県民は変化を求めた」というコメントを考えていたの
     ですが、結局現職に当確が出た夜11時すぎにかかってきた記者の声は、落胆した様子がありあり。
     国政選挙の前哨戦とされた選挙ですから、記者としては「変化が起こった」と書きたかったのでしょう。

32 少子化策立案者からまず実行(作 宇野 誠 市民モニター)2007.2.4
     少子化対策などといっていますが、その担当者が役所で遅くまで仕事をするなど、それに反する行動を
     しています。宇野さん曰く私でも 今もう少し 若ければだそうです。

31 誰決めたと言いつつ買ってる恵方巻(作 松井真理子 代表)2007.2.3
     今日は節分。恵方巻を北北西を向いて丸かぶりする日だそうです。こんなこと誰が決めた(*)と思うの
     ですが、お店でたくさん巻寿司を売っているので、つい買って食べる(自分では作らない)日となりました。
        *もともと関西にあった風習を、1989年から広島のセブンイレブンが全国に広めたのだそうです。
            ミツカンが行った調査によると、全国での認知度は88%と、相当定着してきているようです。


30 市民より権威忖度NHK(作 斜視人 SSK会員)2007.2.2
     NHKは、制作したドキュメンタリー番組を事前に政治家に見せ、その権威を忖度して内容を改編して
     いました。圧力をかける政治家も問題ですが、圧力に簡単に屈するNHKの体質がより問題です。
     
29予備校の宣伝派手になる二月(作 吉武三和子 市民研究員)2007.2.1
     大学入試も最近は多様になってきましたが、2・3月に受験生の最終的な行き先が決まるのには変わ
     りありません。少子化の中、予備校も生き残りをかけて、これから当面必死の宣伝活動が行われます。

28 着膨れて政治の堕落憤る(作 吉武三和子 市民研究員)2007.1.31
     今の政治がなっていないと怒る人は多いようです。しかし多くは自分で何か行動を起こすことはなく、
     着膨れて、評論家のように語っているだけです。「市民が動く」ことが大切だと思います。

27 産む機会なくて動かぬ産む機械(作 斜視人 SSK会員+松井真理子)2007.1.30
     柳沢厚労相が、女性はこどもを産む機械なので頑張ってもらうしかない、という旨の発言をしたそうです。
     機械に働いてもらいたければ、女性が安心して子どもを産み育てる環境を整えることこそ重要です。

26新人類と呼ばれる元気もない二十歳(はたち)(作 松井真理子 代表)2007.1.29
     「新人類」が流行語大賞をとったのは1986年。当時の若者は、旧世代とは全く違う価値観の言動によ
     ってそれなりの存在感を示しましたが、今の若者は引きこもりなど、それ以前の段階のように思います。

25 温室で美しい国語る人(作 斜視人 SSK会員)2007.1.28
     安倍首相の施政方針演説が行われ、社民党の福島党首は「官邸の温室で作った作文」と、手厳しく
     批判しています。特殊なエリートとして育った人々には、庶民感覚は理解できないのかもしれません。

24 バス旅行メタボリックの露天風呂(作 吉武三和子 市民研究員)2007.1.27
     中高年男女の、三段腹が折り重なる風景を思い浮かべて頂ければ十分です。

23 頼りなさ二大政党競い合い(作 斜視人 SSK会員)2007.1.26
     朝日新聞の調査によると、「安倍内閣は頼りない」が67%、「小沢民主党は参院選に勝てない」が61%と
     だらしなさを競い合っています。二大政党制というなら、骨太の政策論議で競い合ってほしいものです。

22新幹線何年経っても「新」幹線(作 坂東行和 副代表)2007.1.25
     新幹線は1964年10月1日に運行が始まりました。それから40年以上も経ちますが、「新幹線」は固有
     名詞化し、何年経っても「新」幹線です。英語ではBullet Train(弾丸列車)とかSuperexpress(超特急)
     (例:Nozomi Superexpress)などと言い、「速さ」で表現していますので、「新」からは脱却しています。

21戦前を新包装で売る政府(作 坂東行和 副代表)2007.1.24
     防衛庁が防衛省になり、自衛隊が海外で活動できるなど、戦後の憲法9条の理念に基づいた体制は、
     大胆に崩されつつあります。戦前に逆戻りにならないよう、目を光らせる必要があります。

20 政治不信そのまま知事にそのまんま(作 吉武三和子 市民研究員)2007.1.23
     宮崎県知事選の結果は予想外でした。市民のこれまでの政治不信が、相当なものだったことがうかが
     えます。個々の市民の思いが、時として思いもよらないパワーを発揮することを見せつけてくれました。

19 嘘信じ納豆あさる市民かな(作 斜視人 SSK会員+松井真理子)2007.1.22
     納豆の売り切れ騒動まで引き起こしたフジテレビ系「発掘!あるある大事典II」は、実験データや写真、
     研究者のコメントまで、ほとんどがでたらめだったそうです。納豆が売り切れるくらいならならまだいい
     のですが、もっと大がかりで怖い情報操作にも、市民は簡単に乗せられそうな気がします。

18 ネットラジオゲップも流れる市民流(作 金憲裕 事務局長+松井真理子)2007.1.21
     SSKでは、インターネットを使った「市民のラジオ」を、毎週金曜日の12:45〜13:00に放送しています。
     昼食直後のため、ナレーターはゲップが出たりして、一般のマスコミには見られない事態が発生します。

17 今切れたこけつまろびつ出た電話(作 吉武三和子 市民研究員)2007.1.20
     携帯電話はそれほど使わないので、家にかかってくるのは普通の電話です。遠くで鳴るのが聞こえ、
     あわてて足をドアにぶつけたりして走ってきたのに、受話器を取った瞬間切れたときは空しいです。
     
16 「俺が先」総理の椅子も予約制(作 斜視人 SSK会員)2007.1.19
     自民党の総裁選のとき、麻生氏が谷垣氏に「おれと組もう。条件はおれに先に首相をやらせろ」と言
     ったと谷垣氏がバラし、麻生氏が激怒しているとか。首相の椅子が私物化され取引対象になるのも、
     野党のだらしなさや、国民の甘さが、こんな事態を引き起こしているのではないでしょうか。

15新定年安保に燃えた覇気期待(作 吉武三和子 市民研究員)2007.1.18
     2007年問題と言われる団塊の世代の退職が目前です。かつては安保闘争、大学紛争と、政治問題
    で大暴れした希有な時代の経験者に、組織の呪縛を解かれて、今後世直しにまた暴れて欲しいです。

14 エレベーター乗ると目が行く製造社(作 吉武三和子+松井真理子)2007.1.17
     シンドラー社製のエレベーター事故からだいぶ経ちますが、いまだにエレベーターに乗ると、どこ製か
     つい確認の目が行きます。人の心に刻み込まれる事件や事故の衝撃とは、こういうことなのでしょう。

13 談合で決める祝儀も香典も(作 吉武三和子 市民研究員)2007.1.16
     公共事業の談合がよく問題になりますが、これは一種の日本の文化でもあるようです。祝儀や香典
     を出すとき、自分で決めればいいものを、いくらにするか関係者で相談し、適当な額を決めます。

12 借金を背負いふるさと崩れゆく(作 斜視人 SSK会員)2007.1.15
     夕張市では、再建のため退職者を募ったところ、約半数となるそうです。しかし借金の比率では、
     夕張市は将来の日本やわが町にも重なり、市民による行政監視の必要性を痛感させられます。

11団塊をプラチナと呼ぶ新時代(作 松井真理子 代表)2007.1.14
     ことしは団塊の世代の大量退職が始まる「2007年問題」の年。自治体などでは、この人材活用
     について熱心なところが多く、この人々は「ニュー金の卵」「プラチナ」などと呼ばれています。

10新任のあだ名へ子らの的を射る(作 吉武三和子 市民研究員)2007.1.13
     昔は新しい先生が来ると、子どもたちはすぐあだ名をつけていたものです。その先生の特徴を、
     的確に捉える子どもの目。私は、中学校時代の大変やせた先生「ミイラ」の顔は一生忘れません。

新成人もう顔写真隠されず(作 松井真理子 代表)2007.1.11
     最近の兄による妹の殺害のニュースで、週刊誌には、20歳の妹の、興味を引きそうな色気たっぷ
     りの写真が何枚も出ています。20歳を境に、加害者も被害者も、容赦ない取材にさらされます。
     
新ドラマ風火の教えの土産売り(作 斜視人 SSK会員+松井真理子)2007.1.10
     大河ドラマ「風林火山」が始まりました。これをチャンスと、主人公・山本勘助に関連した大福餅、
    梅昆布茶などの大々的な販売で、前年比二倍を狙っているお店もあるそうです。其の疾きこと風の
    如く、侵掠すること火の如くの教えは、ビジネスにも有効に機能しているようです。

新所帯抜き打ち調査に来る姑(作 吉武三和子 市民研究員)2007.1.9
     若い世代は共働きが多く、家事が何かと行き届かないことが多いもの。親と別居している場合は
     特にそうでしょう。そんな新婚家庭に突然姑に来られると、お嫁さんは慌てふためくことに・・・

6 賃下げで出生増とはムシよすぎ(作 斜視人 SSK会員)2007.1.8
     残業代をゼロにする「ホワイトカラー・エグゼンプション」の導入が取り沙汰されています。首相は
     在宅する時間が増えて出生率増加にも役立つと脳天気なことを言っていますが、現実を知らない
     のも甚だしい。現在でもサービス残業が蔓延している実態を何とかするのが先決です。

新事業トップ気に入りゃフリーパス(作 松井真理子 代表)2007.1.7
     市民にとっては、行政の事業には、こんなものよりもっと大事な事業があろうに、と思うものが結構
     あります。でもトップの政策に乗るものは、事実上フリーパス。市民による事業評価が必要です。

4 船頭は上げ潮だけ見る日本丸(作 斜視人 SSK会員+松井真理子)2007.1.6
     政府は、06年度の税収増を見て、「11年度の基礎的財政収支の黒字化」を増税なしでも 達成で
     きるとして「上げ潮政策」をとろうとしています。しかし、潮は干満が繰り返すものであり、満潮と
     いう前提での財政計画は杜撰なように思われます。選挙のためならば、国民を愚弄するものです。

3 住所録加速度ついて消える数(作 吉武三和子 市民研究員)2007.1.5
     年賀状もだんだん数が減ってきた気がします。代わりに増えるのは、年末の喪中を知らせる葉書。
     年齢を重ねた世代の宿命ではありましょうが、ちょっと寂しい年頭です。

三が日過ぎておせちのリニューアル(作 吉武三和子 市民研究員)2007.1.4
     リニューアルでも一応「新」の仲間です。早いもので、きょうからまた仕事が始まります。
     お正月があるとかえってリズムが狂うという声もありますが、気分一「新」、張り切っていきましょう。

1 ウリ坊と呼ばれる間愛される(作 吉武三和子 +松井真理子)2007.1.3
     あけましておめでとうございます。今年の干支は猪。ウリ坊は可愛いのですが、大きくなると畑を
     荒らして嫌われてしまいます。何はともあれ、猪突猛進の精神でSSKは今年も前進します。